サナザナサラチ 33号 |
146d61-1 |
目次 | ||
THE HUMAN DESTINY | 人間の運命 | p.730 |
LETTERS FROM THE LORD | 神からの手紙 | p.740 |
おぼれかけている者には、一本の葦ですらなんらかの支えになります。それと同様に、生々流転の浮世に苦しむ者にとっては、二、三の良い言葉を耳にすることだけでも大きな力が得られます。善行はみのりなく無益に捨てられることはありません。けっしてそんなことはないのです。悪い行いですら、無益に捨てられることはないのです。 悪いことをすれば、かならず悪い報いが返ってきます。それゆえ、どんな小さなことでも悪いことをしてはなりません。目を、清らかに保ちなさい。耳を、つねに神の言葉、神についての物語で満たしなさい。他人の言葉を中傷をする言葉を耳に聞かせるべきではありません。 良い言葉、親切で真実を語る言葉を舌に語らせなさい。たえずそのように努力していれば、勝利はあなたのものです。中断することなく高尚な思想と感情の流れを維持するのは神聖な清めの行為を身につけるためなのです。 |
||
Sanathana Sarathi Dec.1987 | p.737 |