サナザナダルマ 18号 |
47Ldarma18 |
薄伽梵 |
『サテイヤム・シヴァム・スンダラム』には、バガヴァンおんみずからバガヴァンの語の意味について、「バ」は創造を、「ガ」は守護を、「ヴァン」は変化を意味すると語られたと記されています。(p172) 創造、維持、破壊はまさに唯一者のもつ三つの力でありまして、このことからもバガヴァン シュリ サテイヤ サイ ババこそ大宇宙を創造し守護し帰融させる至高の神であることがわかります。 バガヴァンの語は広辞苑(新村出)によれば、インドで神仏、貴人の尊称であるとの説明があります。わが国ではすでに太平記の「落花の雪に踏み迷う片野の春の桜がり、紅葉の錦を着て帰る嵐の山の秋の暮れ」で始まる文に薄伽梵の語がつぎのように用いられています。 「一持秘密呪 生生而加護 奉仕修行者 猶如薄伽梵」 |
サナザナサラテイ 11号(p208−212参照) |
p441 |
Sanathana Sarathi Feb.1991 |