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5.雄勝硯/雄勝町
工芸品の概要

【歴史】
 口伝では600余年以上前(室町時代)から製作されていたといわれている。
  本格的に作られる様になったのは、1591年に現在の岩手県東山町の硯工人・佐々木源三秀義という人物が雄勝に移住し硯作りを始めて以降とみられる。
現存する古文書には、佐々木氏に師事し、硯彫りの技術・技法を受け継いだ初代・奥田主計が、元和年間(1615年〜1624年)藩祖・政宗公が遠島(現在、牡鹿半島)へ鹿狩りに来たとき、硯二面を献上し褒美を賜ったと古文書に記されている他、二代忠宗公が遠島に鹿狩りの際硯を献上したところ、巧みの技に感服し硯師を伊達藩お抱えとされ、硯材を産する山を「お留め山」とし一般の採石を許さなかったとある。
 
 政宗公に献上した硯の1枚が昭和50年に瑞鳳殿を発掘した際に他の埋葬品と一緒に発見され、現在仙台市立博物館に展示されているが、その硯を見ると長さ12.3センチ幅6.85センチ厚さ1.5センチとこぶりで、これは戦場に出向くときなどの携帯用としていたのではないかと思われる。この硯のレプリカは雄勝硯伝統産業会館に書状等と共に展示されている。

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1. 自然型硯 大四六 @12,000
2. 天然共蓋付硯 四五平 05,000
3. 天然石硯 五三寸 07,000
 
【現在とりくんでいること等】
硯のけずりかす(産業廃棄物)を再利用し、樹脂などと交ぜ合わせた工芸品(カラーストーン)の製作に取り組んでおります。
また、今年5月3日を第1回目の硯まつり開催とし、今後毎年同時期にイベントを催し、永い間、書道用具として使われてきた硯を供養するとともに、ゴールデンウィーク期間中、格安での硯の販売等を行います。
※硯供養は、使えなくなった硯やこわれた硯が対象になります。
生産地   宮城県雄勝町
原材料   雄勝石(玄昌石)
主な商品  
画像2 画像3
1. 自然型花びん
高さ210×巾120×奥行80(mm)
  @10,000
2. 角型花びん蒔絵(小)
高さ150×85角(mm)
  @10,000
3. 一輪挿しセット
  03,700
4. ミニ一輪挿し
02,300
5. ミニ花器
02,000
1. 文鎮蒔絵(大)
  01,000
2. 文鎮自然型(大)
  01,000
3. 文鎮自然型(小)
  00,600
4. ペーパーウェイト
00,600
5. 丸型ペーパーウェイト
01,000
6. フォトフレーム自然型
  03,500
メンテナンス方法   硯を使い終わった後は、流水により脱脂綿等やわらかい物を使って墨堂(ぼくどう・墨を擦る所)を洗い流して下さい。
※硯を洗う時はタワシ・歯ブラシ等の硬い物を絶対使用しないで下さい。鋒鋩(ほうぼう・墨を擦る歯の役割のもの)をつぶしてしまい、墨が擦れなくなります。
商品購入のポイント   良い硯の選び方
硯を選ぶ時は、まず水持が良いかを確認します。
方法としては、まず墨を擦る所に息を吹き掛け乾燥時間を見ます。
乾燥が遅いほど水持ちが良いと言う事になり、墨は乾きにくいと言う事になります。
修理対応の可否   改刻(かいこく・彫り直し)・目立て(めたて・墨を擦るところの磨き直し)等、又は修理等も行います。
オーダーの可否   特注品も受け賜わります。
産地見学の可否   随時、お受致します。
製作体験の可否   少人数の場合は随時。
団体の場合2週間前まで要予約。 (雄勝硯伝統産業会館。詳しくは「その他」の項を参照。)
工人(代表)の声   何年も前に買って頂いたお客様に買った当時と変わり無くきれいな墨が擦れて、今も愛用していると言われると、とても嬉しいです。
私達、硯職人が丹誠込めて製作した雄勝硯、大切にご使用下さい。
製造工程
製造工程図
愛用者の声    
その他   雄勝硯伝統産業会館では、各種硯の展示・実演の見学のほか、製作体験が可能。
硯製作体験は、硯工人の指導のもと、石を削る作業から磨きまで本格的な雄勝硯を作る。
またインテリア素材としても評判が高い雄勝スレートを使ったコースター製作や花台製作などもあり、短時間でオリジナルの作品を作ることができる。
[体験メニュー] 硯製作/2時間30分、2,500円、25名まで
  コースター製作/1時間30分、1,000円、60名まで
  花台製作/1時間30分、1,800円、60名まで
・時間/9:00〜16:30、火曜日・12月29日〜1月3日休館
後継者の受け入れ等    
[お問い合わせ]
 雄勝硯生産販売協同組合(雄勝硯伝統産業会館)
〒986-1333 宮城県桃生郡雄勝町大字雄勝字寺53-1
TEL. 0225-57-2632/FAX. 0225-57-3339
e-mail suzuri@aqua.famille.ne.jp
URL http://www4.famille.ne.jp/~suzuri/index.html