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2.宮城伝統こけし/遠刈田
工芸品の概要

【歴史】
 こけしを作る木地師が東北に入ったのは、天正18年(1590年)。彼らは、椀や盆、針、杓子などの木器具を、手挽きのロクロで挽いて、温泉場などで湯治客の土産物として販売し生計をたてた。そのかたわら、子供の玩具として、我が子や孫に作りあたえたのが「こけし」の原点。
やがて、子供の玩具が多様化するにつれ、「こけし」は大人の鑑賞品へと成長する。
 

【現在とりくんでいること等】
伝統こけしを広く紹介し、その美の鑑賞と工芸品としての優れた品質・意匠と技術・技法を一般に公開し、理解と普及を図るため、「全国伝統こけしろくろまつり」を毎年10月に開催している。
木地びなを紹介する為に毎年2月〜3月「こけしびなまつり」を開催している。
5月の連休には木地玩具で遊ぶことを体験してもらう為「木地玩具展」を開催している。
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【遠刈田こけしの特徴】
頭が大きく、胴は直胴
頭部に赤い放射状の模様を描く
構造は差し込み式
※描彩はこけしの中で最も華麗と伝われる
生産地   宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉・川崎町青根温泉他
原材料   ミズキ・イタヤ・カエデなど
主な商品  
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【木地玩具】
(ダルマ・エジコ)
縁起もののダルマを木地に描いた木地ダルマ。
小物入れにもなるエジコ。
他にコマ・ケン玉やヨージ立てやペン立など実用的なものもある。
 
【こけしびな】
こけしの特長を活かしたものが多い。
模様や木目など形はすそ広がりのすわった型が多いがこけしのように直立の立ちびなもある。
     
メンテナンス方法   直射日光をさけ乾いた布でふいて下さい。
冷暖房の風が直接当たらない所に置き、乾燥しすぎないようにして下さい。
温度差のはげしい所に置くと描彩の流れや褪色や割れの原因にもなります。
木地の色は自然に飴色に変わっていきます。

【処分方法】正月のどんど祭などで供養
商品購入のポイント   伝統こけしには11の系統があります。
系統ごとの特長が理解できるようになると、次は作者の特長にも目がいくようになり、それぞれ表情の違いなど趣がでてきます。
白木地のものが主体ですが、ケヤキ・サクラ・エンジュ・ツバキといった色木地のものも年々多くなっています。
修理対応の可否   組合事務局にお問い合わせ下さい。
オーダーの可否   組合事務局にお問い合わせ下さい。
産地見学の可否   ○みやぎ蔵王こけし館(蔵王町伝統産業会館)
  開館時間9:00〜17:00/休館日なし/入館料300円
○新地こけしの里(こけし工人集落)
製作体験の可否   可能・要予約(こけしの絵付教室)750円
こけし雛まつり期間中は、木地雛絵付けもできます。
工人(代表)の声   宮城伝統こけし組合連合会長の佐藤です。
遠刈田伝統こけしは、蔵王山麓より切り出された原木を主に、1本1本手作りで、ひとりのこけし工人がすべての工程を行います。
こけしの表情には、作り手の心が現われます。
各こけし工人の表現の違いや、表情の違いなどわかるようになると、見る目も変わってきますし、楽しくなります。
自分の作品を選びお買い求め頂く際、お客様にはわが娘を嫁がせるような心情を抱きます。
「いつまでもかわいがって下さい…」と。
製造工程
愛用者の声   ---
その他  
後継者の受け入れ等   組合事務局にお問い合わせ下さい!
[お問い合せ]
 遠刈田伝統こけし木地玩具業協同組合(みやぎ蔵王こけし館内)
〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉新地西裏山36-135
TEL. 0224-34-2385/FAX. 0224-34-2300
e-mail kokeshi@vesta.ocn.ne.jp
宮城伝統こけし連合会 URL http://www.chuokai-miyagi.or.jp/~kokeshi