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『チコのあの映画がこうだったら良いのに PART-4』(いつの間にか題名が替わってる)、今回はアメリカ映画の名作『噂の二人』(1961年、ウィリアム・ワイラー監督)を紹介しましょう。
主演は当時日本で一番人気のあったオードリー・ヘプバーンとシャーリー・マクレーンです。彼女たちの若かりし頃の映画といえば大体時代が分かりますね。
実はこの映画は、当時としては珍しく“同性愛”を潜在テーマにしたお話なのです。
内容を簡単に話しますと、アメリカの古く厳しい寄宿学校(女子校)の教師がオードリーとシャーリーです。
二人は幼馴染で大の仲良し、学校もず〜っと一緒で今日に至りました。
ところが生徒に悪ガキがいて、それがこの学校の理事長の娘ときました。当然親の権力を笠に着て、やりたい放題です。
とうとうオードリーが怒りを爆発、皆の前で悪ガキをきつく叱りつけました。
理路整然と正しいことを言って叱るオードリーに、理事長も手が出ませんでした。
しばらく後、オードリーとシャーリーが仕事上の苦労や悩みを打ち明けあい抱擁している(ただ純粋に)のを悪ガキが目撃、あろうことか親に二人は「キスしてた」と告げ口します。
さあ、古く戒律の厳しい学校は大騒ぎ、当時はレズなどというものは変態で汚らしいものと見られていたのです。(なんて時代でしょうか。チクショー、頭くるなーっ)
当然二人は追い詰められて学校にいられなくなってしまいます。
しかし、そこはアメリカ映画です。悪ガキの嘘がばれてハッピーエンド。めでたしめでたし……となるはずでしたが、この映画はここで終りませんでした。
ラスト近く、疑いの晴れた二人は喜びを分かち合っています。
そこで突然シャーリーが告白を始めるのです。
「あの子(悪ガキ)の言うことは本当よ。私はあなたをずーっと昔から好きだったわ。いえ、愛していたの……(略)……学生時代あなたが陸上部の選手で走っているとき、私は校庭の片隅でじーっとあなたを見つめていたわ。あなたのカモシカのような美しい二本の脚に私の目は釘付けになったの……」
このシーン、凄くて哀しいシーンでした。
結局オードリーはシャーリーの愛を受け入れず、悲劇的な結末を迎えてしまいます。
やはり当時の時代背景なのでしょうね。“異端の愛”“禁断の愛”は成就させてはいけなかったのですね。(ホントニ頭くるなーっ)
面白かったけど、このラストのせいで二度は観たくない映画です。
以上、殆んど私の記憶だけを頼りにお話ししたものですから、実際の内容とは若干異なる個所があるかも知れません。
それでは、この映画のクライマックスである告白シーン。私ならこうする!
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