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ある少女の失踪に関する
目撃者証言





 警視庁××署は1年前に失踪した17歳の少女青山ミクに関し、以下の参考人聴取をして重要な目撃証言を得た。

 参考人  黒沢晶子
 性 別  女性
 年 齢  23歳


 はい。この少女にまちがいありません。わたしが見たほとんどの場面は異常状態にあったため、このような表情の時はごくごく稀でしたが……


 多摩平に友だちとハイキングに出かけた時です。道に迷って友だちとはぐれて、森のなかをうろつき回って穴ぼこに落ちたのです。
 しばらく気を失ってました。
 気が付いた時、あたりは真っ暗な闇の中で……

 目が慣れてきて、どうやらどこかの地下室のような、ぼんやりとしたなかに見える見え方や、饐えたニオイや湿り気具合などからそんな直感が働いてそう思ったのです。
 と、突然――

 
ギャアー

 と悲鳴が聞こえました。
 一部分が〈ぽっ〉と明るくなり、わたしはとっさに身を低くしていました。



 驚きました。
 明かりに照らされ、少女の苦悶の表情がさらされていました。
 手を上に……吊らされているのでしょうか、と最初には思いました。
 乳房になにか、なにかが乳首に付けられていました。
 懐中電灯の明かりがだんだん下に降りて……


 電気のコードって、なんだろうと考えながら見ていました。
 悲鳴が断続的に響いて、そのたびに乳房を揺すって「いやいや」を繰り返したりします。また、乳首に結ばれたものを見たりもして、悲鳴をあげる際にはそれが外れるように精一杯身体を揺さぶるようにも見えました。
 それで電極であろうかと思いました。
 少女は男の声で拷問されていました。

「どこまで知っているか言え」

「頭にあることをあらいざらい喋ってしまえ」

「楽になれるぞ」

 そんなようなことでした。
 懐中電灯を持っている男の他に、別の声も含め、複数の男から繰り返し尋問されていました。
 懐中電灯の明かりがだんだん下がっていって、局部の異様さにびっくりしました。
 先がすぼまった太くて長い棒状のものが突き出た台を無理矢理またがされて、横に2本並んでいる同様の物にあてはめると子宮を通り越して入っているとしか思えない長さで、太さだって相当のもので、とにかく信じられない思いがしました。
「ほら、子宮が壊れるぞ。もう、壊れているかも知れないぞ。喋らんか、白状しないか」
 としつこく責められ……

 部屋の照明が付いて、その中で本格的な拷問が始まりました。
 拷問台はもっと残酷なものに代わりました。
 先を尖らせ、体重をかけると食い込む金属製の木馬。その部分にあそこの割れ目に沿って乗せて、体重がモロにかかるよう開いた脚を浮かせて、両手を縛って吊り降ろしたんです。
 たちまち陰部は切れて血を流しました。
 乳首にも、性器や肛門に通じる木馬にも電極が結ばれ、電気拷問されたのです。
 ぎゃあ、ぎゃあと泣き叫び、悶え狂う少女を観察しながら尋問しました。質問はさっきとおなじことの繰り返しです。
「秘密をどこまで知っている」
「知っていることを洗いざらい白状しろ」
 そう言ってどんどん電気を流し、耳をつんざく絶叫が発せられました。
 少女は何度も失神し、そのたびに水をかけたり、もっと強い電気ショックで蘇生させたりして休みなく続けられました。
 しかし、決して白状しませんでした。白状することで、知っていることを知られることで確実に殺される、だから必死に耐えて沈黙を守る、そんな風な頑張りに見えました。

 そうそう、こんな感じです。



 こんなところにいつまでもいたら見つかるか、そうでなくともあまりの無惨さに気が狂ってしまいかねない。
 そう思ってじりじりしていた時、やっと拷問が終わって、男たちがぐったりした少女を抱いてどこかにいなくなったのです。それから出口を探して逃げ出し、山道に出て村人に助けを求めました。
 話はそれで全部です。

 調書はこれで終わっている。

 黒沢晶子は警察署玄関前を出てすぐ、事情聴取を担当した刑事から「家まで送ってあげよう」といわれ、それほど不思議と思わず差し向けられた専用車に同乗した。
 どれだけ走った時だろう。
 突然、口を押さえられ、麻酔を嗅がされた。
「また獲物がかかったな。歳はまあまあだが、面つき、身体つきはしぶとそうだぜ……」
 薄れ行く意識のなかでそれだけ聞いた。

 その後、晶子の調書には以下の文面が書き加えられた。

 ――失踪人
青山ミクの件に関する重要参考人黒沢晶子は、×月×日の事情聴取のあと忽然と姿を消し、その後家族から家出人捜索願いが出された。警察では少女失踪事件への本人関与も含め、現在鋭意捜査中である。



 魔女のクサビ   マーゴ



魔女の楔の扉

少女・ミクの受難  スケ番クサビ責め

電気責祭のフラッシュ


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画像のアニメは1980年代後半にLD化された「くりーむれもん」シリーズのシーンから