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 『残酷女刑務所』を映画館の暗がりで見たのは、もう、いつの昔だったろう。
 コンガのサウンドを響かせたテーマ曲(なんと、『ジャッキー・ブラウン』のサントラでも使われた曲!)をバックに、囚人がトラックで護送されてくる。
 刑務所の入口には、高いところに吊された囚人籠に、見せしめにさらされた哀れな女囚――〈ああ、あれが明日の自分の姿なのだわ〉と、絶望と不安と屈辱がふつふつと込み上げる。
 そして到着。
 トラックから女たちが下ろされる。
 囚着の女囚たちが作業をさせられる横を通って、身体検査の部屋に。
 そこに見るからに陰険そうな看守長。この女が囚人をいたぶる時、自分のポニーテールの髪を手でそろえなおすのをクセとすることが分かるのはもっとあとのシーンだった。
 ここでは着いたばかりの新入り女囚のなかから、生意気そうなのを選んでヤキを入れる。と、そいつに目を付けた。
「やっちまいな」
 看守が2人、抱え上げて台に寝かせてTシャツを剥ぎ取る、ぷるんと飛び出た乳房を隠す間もなく、その手がバンザイさせられ、パンティーが脱がされ、両脚を左右に開かされる。
 陰険看守長に目くばせされた黒人看守が歩み寄り、開かれた股間に手を入れる。その手に力を加える。凌辱される女の苦痛顔。“検査”する黒人女の加虐嗜好に憑かれた笑い。
 その手が秘所から抜かれ、淫ら検査から解放されたヒロインの屈辱、明日なき悲哀――。
 だが、何よりも『残酷女刑務所』(原題 ビッグ・ドール・ハウス)(1971年)で驚いたのは、当時マイナーどころかマニアック中のマニアック電気拷問シーンがあったことだった。

*参考リンク 海外サイト『残酷女刑務所』フォトストーリー

 これが市販のDVDで見られる時代になり、わたしはただの一場面だけを静止画にしてオカズにした。それが上のアップなのだが、ここにきて最前の女看守長が、ポニーテールをそろえなおしたクセを見せたあとがオカズにしたシーンで……

 ――全裸にした女囚を拷問台に大の字に縛りつけ、ただし、上画像のように電極ヘアバンド、電極ブラジャーに、電極貞操ベルトを付け、さらにはその腰にバスタオルをかけたセミ全裸。それを看守長がふり返り、苦悶する女囚を悦に見ながら、手は電気拷問装置の変圧ダイヤルに触れている、といった構図だった。

 そして……
 やはりいらっしゃるのだなー(嬉)。
 わたしとおなじ思いを抱いて、かなわぬ欲求を画才に託してものする方が(羨)! しかも、以前はマルガリテの部屋のゲストさんとして小説でお世話になっていた方、MARS-Gさんでした。


 そう。そんな場面でした(嬉)。
 ダイヤルを握る看守長がずいぶん可愛いく描けてますが(笑い)、全体の構図もトーンもそっくりこんな調子でした。
 MARS-G――「マルス・ジー」と読むそうです。わたしはこれまで、「マース・ゴーさん」と呼んでましたが(失礼。謝々々!)、MARS-Gさんは、マルガリテではショートショート小説を書いていただいてましたが、それが創作域を広げて絵まで描かれるようになるとは思いもしませんでした。
 「趣味嗜好である“電気責め”はブレようがない」といって、ネットでは[pixiv]と[最低のオリ]を足場に活躍されてます。




『サラフィナ!』をMARS-Gさん流に再現すると、
というのが上記作品ですが……

 ただ、わたし、この『サラフィナ!』という映画、ビデオに録画しながら見ておりません(恥)。
 というのも苦手なミュージカルということ、それに加えてウーピー・ゴールドバーグというオバサンがどうにも好きになれなかったものでして(ますます恥!)。
 ところが、某鬼畜サイトの管理人さんから、「あの映画には電気拷問の場面があるぞ!」と教えられ、それならば拝見せねば、そう思いつつはりきったものの、去年の引っ越しの混乱で、ほおって置いたビデオが紛失したのでした。
 で、せめてもの参考に、ビデオパッケージの画像を活字解説が読めるほどに大きくして載せます。コレです!


 これじゃ、よけい分かんないですよね(笑い)。
 そう、それくらい、おもてむき電気拷問映画というおもむきがない映画なんです、『サラフィナ!』という映画は……(←誰もそんなレッテル貼りしてないっつーの!)
 ま、裏パケのダンスシーンを拡大して見ながら「拷問されるのはあの子かな?」「この子かな?」と想像するのも一興かと。あ、まちがってもウーピー・ゴールドバーグオバサンが拷問されるシーンはありませんことよ(笑い)。

 さて……
 わたしマルガリテとしては、ここからがほんとうに紹介したいところ。
 だいぶ以前になりますが、パメラ・アンダーソン主演『バーブワイヤー ブロンド美女戦記』での電気拷問シーンを、読者からいただいた貴重なキャプシーンの数々で紹介、その解説のなかで『パワープレイ』という映画の拷問シーンについても触れました。
 まずは、『バーブワイヤー』……


*参考リンク 戴き画像の部屋別間「バーブワイヤー」


『バーブワイヤー』の電気拷問場面
これをMARS-Gさん流に再現すると……



 2枚目の「妄想版」ということわりがいいですよねー。
 そう。映画ではこういうシーンはありません。
 主演の金髪、パメラ・アンダーソンの“肉布団”のような(失礼!)過剰グラマーぶりは、日本人(アジア)体型好きのわたしは退くばかりですが、この拷問されるスレンダー美女にはごっくんモノ! わたしに絵が描けるならおなじようなことをしていたでしょう。MARS-Gさんの気持ちが手に取るようによく分かります。
 しかし、このあとで『パワープレイ』が出てきたのにはびっくりしました。
 この調子でいけば『悪魔の生体実験』ほか「イルザシリーズ」『グレタ』も描いているだろうと期待したのですが、それはないとのことです(残念!)。
 画像が雑ですが、まずは映画の1シーン。
 問題の拷問シーン(怖)!


 反体制派の女子学生が秘密警察に捕まり、上半身裸にされて拷問台に乗せられ、乳首に電線を結ばれ――この場合、クリップなどではないので電極というよりも、電線の先の針金をしぼって乳首に食い込ませた、そんな感じの、クリップとは別のおもむきの痛々しさを感じる結び方でしたが、その直後に通電されて泣き叫ぶ声が半端じゃありませんでした。
 このシーンは、主人公の軍人の8歳くらいの娘が夜泣きする場面と交叉して描かれ、異常な凄絶感を持ちました。絶叫がリアルなだけに怖いほどの迫力。
 これまでずっと子どもの泣き顔のほかにも、拷問する秘密警察職員の顔もあったと記憶してましたが、投稿された再現画のキャプションを読みながら、それ以外のシチュエーションも思い出しました。



 そう。
 隣房に収監されている別の逮捕者――ほとんど男だったと思いますが、彼らが拷問される彼女の悲鳴を耳にしてうちひしがれる場面も挿入されていました。
 このイラストの股間の影はなんなんですかねえー。失禁としときましょう。
 ですが、わたし的には、『パワープレイ』に関しては再現モードではなく、妄想モードで全裸にして欲しかったですねえ。そして性器にも電線を結んで欲しかった。



*参考リンク キネ旬データベースに見る『パワープレイ』ストーリー

 わたし流に書いたら――もちろん、わたしは絵なんか描けないから小説で書くしかありませんが、どんな内容に変わるか考えてみました。
 もちろん目的は、かわいい女学生をとことん電気拷問にかけることですから、そうなれば権力交代劇の帰趨、顛末なんかはどうでもよい。
 わたしが書く『パワープレイ』では、ドンナという女子学生を主人公に、性的電気拷問をドキュメントチックに描きたい。『美香』あるいは『拷問人マルガリテ』リターンズといった感じですね(嬉)。
 左はドンナ役アルバート・ワトソン(男みたいな名前だね=笑い)。これが映画デビュー作で、1955年生まれというのだから映画出演時23歳。右画像は『コールド・スナイパー 売春婦連続殺人』の1シーン。映画は翌年製作だから、全身を想定するにはもっとも的確なはず。これで見るかぎり、服の上からでもペチャパイなのがよく分かる。
 さて、もう一人。
 こんど書くなら視点を誰にするかで迷いましたが、長く被害者視点をやってきたので、ここらで加害者視点を書いてみたくなり、さ、そうなると拷問者のキャラも重要な役どころです。
 『パワープレイ』でドンナを拷問したのは秘密警察署長のブレアーで、これを演じたのが……

 ジャーン!
 凄いでしょ? このご面相(嬉)。
 もう、いろんな映画でお馴染みと思いますが、われらが悪役、ドナルド・プレザンス様。「だれざんす?」なんて首かしげてる方は(笑い)モグリですよ、このテの映画のモグリ。
 さて、このブレアー役ドナルド・プレザンス対アルバート・ワトソンの競演でお送りする、『女体拷問人ブレアーVS女レジスタンス・ドンナ嬢』……

 このつづきはいつか!

MARS-Gさんの【電気責め】は以下リンクで!

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「電気責め」検索でMARS-G作品が見られる[pixiv]

マルガリテの部屋内『電流拷問スケッチ』




画像のアニメは1980年代後半にLD化された「くりーむれもん」シリーズのシーンから

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