●メタボリックシンドロームとは

メタボリックシンドローム(メタボ、内臓脂肪症候群)は、肥満(内臓肥満)に加えて糖尿病(高血糖)、高血圧、脂質異常症が合わさっている状態をいいます。単にお腹が出ているだけでは、メタボリックシンドロームには当てはまりません。

心臓病脳卒中のほか、睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝、高尿酸血症、腎臓病といった病気を発症するリスクが高い傾向があります。

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メタボリックシンドロームの判定基準

ウエスト周囲が男性85cm、女性90cmを超え、高血糖、高血圧、脂質代謝異常の3つのうち2つが当てはまると、メタボリックシンドロームと診断されます。

2008年に始まった特定健診・特定保健指導では、メタボリックシンドロームに着目した健診がおこなわれるため、「メタボ健診」ともいわれています。この健診がおこなわれるようになったこともあり、メタボリックシンドロームの人は減少傾向にあります。

肥満

取材を受け、タウンニュース都筑区版に「中川駅前歯科 特定保健指導者に認定 区内で唯一、歯科でも」が掲載されました(2024年6月)

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歯科でおこなうメタボ対策

2018年から、特定健診にかみ合わせ、早食い、間食に関する項目が加わりました。これらが不十分であるとメタボリックシンドロームの状態が悪化するため、対策が必要となります。

当クリニックでは管理栄養士、歯科医師が在籍し、メタボリックシンドロームの予防、改善をおこなっています。お気軽にご相談ください。


1)かみ合わせ
虫歯や歯周病が進行すると、食べ物を十分にかむことができなくなります。かむ機能が低下すると、硬い食品は避けて、砂糖や脂質の多い軟らかい食品を好むようになり、ビタミン、ミネラル、食物繊維の摂取不足を招き、メタボリックシンドロームの原因となります。

虫歯や歯周病の治療をおこなったり、入れ歯を作製するなど、かむ機能を回復、維持していくことがメタボリックシンドロームの予防では大切となります。



当クリニックでは特定保険指導実施機関に認定されています。特定保健指導のお申し込みは電話(電話番号 045-910-2277)にてお願いいたします。

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2)早食い、間食
早食いの人は肥満が多く、糖尿病のリスクが高まります(下図)。間食は摂取方法を誤ると虫歯のリスクを高めます。管理栄養士による栄養指導を受けるなどして、食事内容、食事方法を見直し、早食い、間食を改善していきます。

早食い早食い早食い

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