歯周病治療の流れ(歯肉炎・軽度の歯周炎) 横浜・中川駅前歯科クリニック
歯周病治療の流れ(歯肉炎・軽度の歯周炎)

●歯肉炎とは

歯周病の初期の段階では、歯周病菌(歯垢)によって歯肉が赤く腫れたり、歯みがきのときに出血したりします。これを「歯肉炎」といいます。

歯肉炎は歯がグラグラするなどの症状がありませんので気付かないことが多く、放置すると歯周炎へと進行していきます。

歯肉炎の段階で歯科医院で適切な治療をおこなえば、多くの場合は完治することができますので、早めに治療をおこなうことが大切です。

関連するページ  歯周病について  歯周病の特徴  歯周病菌ってどんな菌?  歯垢と歯石



●歯周炎とは

歯肉が腫れたり出血するだけでなく、歯周病菌によって歯肉だけでなく歯を支える骨(歯槽骨)にまで炎症が及んだものを「歯周炎」といいます。

歯周炎になると歯と歯肉の間の隙間(歯周ポケット)は深くなり、歯周病菌は繁殖して、歯垢(しこう、プラーク)や歯石がたまりやすくなり、歯科医院で治療をおこなわなければ症状は進行していきます。

やがて歯がしみる、グラグラする、膿がでるなどの症状がでて、さらに症状が進行すると歯は抜け落ちます。

関連するページ  歯周ポケット



●歯肉炎・軽度の歯周炎の治療の流れ

歯周病のごく初期である歯肉炎、軽度の歯周炎は症状が軽いため、多くは歯みがきと歯科医院での簡単な歯の掃除程度で終わります。


1.初診

お口の中を診査した後にご相談をお受けします。

痛みがあるなど緊急性の高い治療があれば、それを優先して進めます。

ご来院前に電話(電話 045-910-2277)、メールでのご相談も可能です。お気軽にご相談ください。

検査へ

2.検査(歯周組織検査)

必要に応じて歯と歯肉の間の隙間(歯周ポケット)の測定、レントゲン写真撮影などをおこないます。

これらの結果を分析して正確な診断と治療方針を立てます。

歯周ポケットの測定歯周ポケットの測定   レントゲン写真レントゲン写真

検査結果のご説明へ

3.検査結果のご説明(診断・治療計画)

歯周病の程度、治療方法、治療の流れなどをご説明します。十分ご納得していただいたうえで治療をすすめます。

治療へ

4.治療(歯周基本治療)

必要に応じて歯みがきの練習、スケーリング・ルートプレーニングなどをおこないます。

スケーリング ルートプレーニングスケーリング・ルートプレーニング

検査へ

5.検査(再評価)

治療後に効果を判定するために再度検査をします。歯肉炎、初期の歯周炎の方のほとんどは治るため定期検診に移行します。

メンテナンスへ

6.定期検診(メンテナンス)

治療が終わっても家庭でのしっかりした歯みがきのほか、歯科医院で定期的(3〜6ヶ月毎)なクリーニング(PMTC)、スケーリング・ルートプレーニングなどをおこないます。

関連するページ  歯周病治療の流れ(中等度から重度の歯周炎)  歯のクリーニング


※上記はおおまかな治療の流れです。実際の治療は患者様の症状等により異なることがあります。



※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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