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高齢者の低栄養
厚生労働省の調査によると男性よりも女性の方が低栄養の傾向にあり、
高齢者(65歳以上)の男性は12.2%、女性は22.4%が低栄養の傾向にあります。
男性は70歳代までは1割程度ですが80歳代になると急増します。女性は比較的若いうちから低栄養の傾向がみられます。
低栄養は筋力の減少、活動量の減少、要介護、寝たきりにつながるため、早い時期での対策が必要となります。
低栄養傾向の者の割合
令和5年国民健康・栄養調査(厚生労働省)
当クリニックではオーラルフレイル(口腔機能低下症)の検査、治療をおこなっているほか、下記に認定、指定されています(施設数は2026年4月現在)。お気軽にご相談ください。
1)横浜市
オーラルフレイル相談医(当クリニックを含む市内歯科医院の6%、131施設が認定)
オーラルフレイル・口腔機能低下症対応医療機関(当クリニックを含む市内歯科医院の4%、86施設が認定)
2)神奈川県
かながわオーラルフレイル健康相談実施歯科医療機関(当クリニックを含む県内歯科医院の0.9%、46施設が指定)
関連するページ 歯科でおこなう低栄養の改善 口腔機能低下症(オーラルフレイル)の治療
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かみ合わせと低栄養
在宅療養高齢者を対象におこなった大規模な調査では、
かむ能力が低下するほど低栄養になる傾向がみられました。
かむ能力が維持されている人に比べると、入れ歯によってかむ能力が維持されている人が低栄養になるリスクは1.7倍でした。また、かみ合わせが崩壊して、かむ能力が大幅に低下している人が低栄養になるリスクは3.2倍にもなりました。
かみ合わせ(かむ能力)と低栄養のリスク
Geriatr Gerontol Int.13(1):50-4. Kikutani T Yoshida M Relationship between
nutrition status and dental occlusion in community-dwelling frail elderly
people.
●オーラルフレイル(口腔機能低下症)とたんぱく質
オーラルフレイル(口腔機能低下症)の患者さんが最も陥りやすいのがたんぱく質不足です。
肉や魚は繊維質でかむ力が必要なため、口の機能が低下すると真っ先に敬遠されます。しかし、たんぱく質が不足すると口周りの筋肉(咀嚼筋や舌筋)もさらに弱り、より食べられなくなるという、局所と全身の「共倒れ」がおこります。
●オーラルフレイル(口腔機能低下症)と低栄養
歯の喪失、かむ能力の低下など、口の機能低下「オーラルフレイル(口腔機能低下症)」によって低栄養がおきます。
虫歯や歯周病の治療、入れ歯の作製、口腔ケア、摂食嚥下訓練などの
歯科治療をおこなうことにより口の機能低下や低栄養を防ぎ、要介護や寝たきりにならないようしていくことが大切です。
管理栄養士による栄養や食事の相談をおこない、十分な栄養を摂取できるようにしていくことも、オーラルフレイルや低栄養を防ぐことにつながります。
オーラルフレイル(口腔機能低下症)の検査、治療は2018年に健康保険適用になりました。当クリニックでは検査、治療をおこなっております。お気軽にお問い合わせください。
当クリニックでは管理栄養士が在籍して、栄養や食事の面からも口腔機能低下症(オーラルフレイル)の予防や治療をおこなっています(栄養指導)。お気軽にご相談ください。
関連するページ オーラルフレイルと口腔機能低下症 オーラルフレイル Q&A
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