これは、一般にいう、感想とか、批評とかいうほどのものではありません。
ただ、私が、それを見ていたときに、何を考えてたかっていうことを、ちょっと書き残して
おこうかと思っただけなんです。

まぁ、ものによっては、ものすごい何様気分で能書きをタレていることもありますし、
思考がまわりまわってしまい、見ていたものと「全然、関係ないやんかー!」ってこともあります(笑)。

あくまでも、「貧乏が思った」というだけのことですので、それ以上でもそれ以下でもありません。
人の思考なんて、十人十色。違って当然。賛否両論。差し引きチャラ。そのへんを充分考慮にいれて
読んで下さいね。

by 貧乏


<梅ちゃんの青い世界遺産>

9月9日〜9月17日
於:シアターサンモール

いやはや、梅ちゃんにはいつも、頭が下がります。
その芸人根性は、アッパレ!!!!!

いわずと知れた、WAHAHA本舗所属の梅垣義明のソロライブ、青いシリーズの第10弾。
10年ひとくぎりというが、この記念すべき10執念に、居合わせた私は、本当に幸せもの。

いつものごとく、アイディア満載。
そう、梅ちゃんがいうように、お客も、ボーっと見ていられないのがこのショーのいいところ。

オープニングは、動くションベン小僧よろしく、梅ちゃんの股間から発射される水撒きから始まる。
(注:本物ではない)
最初は、カッコつけて、いやぁーだのキャーだの言っているが、そのうち、ぜひとも、その水にかかりたい
と思ってしまう不思議な魔性の空間。おまえら、よく考えろ(笑)。

そして、畳み掛けるように、衣装をとっかえひっかえする梅ちゃん。
もちろん、舞台上で、ナマ着替え。シルエット付き(^^;;;)。

これ、比べていいかどうかわからないけど、着替えもショーの一部というポリシー(ただの露出狂?笑)は
あのイッセー尾形に通じるものがある(かもしれない)。
とにかく、ひとときも、客を休ませない、その根性は、立派なもの。

衣装は、すんばらしく、きれいだったり、かわいかったり。すごく手をかけて作っているのがよくわかる。
そして、歌も、なんだか、うまかったりする。

なのに、なのに、どんなに、衣装がかわいかろうが、歌をまじめに歌っていようが、決して守りにはいらない
色物芸人魂。

ただ、最近は、それでも、ずいぶん、キレイな感じになりました。>これでも(笑)
生ゴミ投げたり、いいのかそんなもんが見えて…とういう時代を経て、芸術性があがったのかもしれない。

今日は、お尻にはさんだバラのプレゼントがいちばんだったかな。
いや、イヨマンテ♪のペニスケース付き裸体でポーズを決めるやつもなかなかだった。
いやいや、あのジャバラの配管を自分の股間にくっつけたアイデアはすごい。
だって、伸びるんだもん。しかも、人様に、覗かせるなんて。ああ、私も見たかったわ(笑)。
そうそう、チクワの望遠鏡から覗く、乱反射した、天地真理もどきの梅ちゃんもなかなかまぶしくてキュートだった。
あ、でも、あいかわらずの、男性客への過剰サービスが見ごたえがあったか。
それにしても、ピアニストの男性(一般客)が連行されて舞台上で梅ちゃんに脱がされていた時、突然退席した
人がいたのが、あれは、サクラだろうか。なんともタイムリーだった。さすが、お客もプロだ。心得ている。
そういえば龍角散を撒き散らしながら抱きつくのはいいが、もう何回かみたので今度は違うことをして欲しいかも。
とはいいながら、どうしても、その白い粉をかけて欲しくなるのは、梅ちゃんのフェロモンのせい?>違う違う…(^^;;;)
おむつにドリンクをいれる芸。あれ、昔は、タポタポになったオムツを切って、下からドリンクを出し、お客に
飲ませようとしたこともあったのに、今は、梅ちゃんも大人になって、お客の引き具合を感知することが
できるようになったのかしら…残念だわ。もっと暴走しても良かったのに。
鼻から豆も、今日はちょっと少なめだった気がする。

でもね。いいの。梅ちゃん。考えてみたら、梅ちゃんたら、ずーーーーっと出ずっぱり、しゃベリっぱなし。
途中、ビデオシーンもあったけど(この映像がまたすごい)、ここまでやれる役者も、芸能界広しといえど
そうそういないはず。

梅ちゃん、いつまでも、その調子で、お下劣道をきわめて、世界遺産どころか、人間国宝になって欲しいわ。
                             (あれれ・・・規模が縮小してる?笑)↑

みなさんも、もしよろしければ、一度ご覧あれ。
すごく気に入るか、全くうけつけないかのどちらかで、中途半端はありえない、わかりやすいショーです。


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