これは、一般にいう、感想とか、批評とかいうほどのものではありません。
ただ、私が、それを見ていたときに、何を考えてたかっていうことを、ちょっと書き残して
おこうかと思っただけなんです。
まぁ、ものによっては、ものすごい何様気分で能書きをタレていることもありますし、
思考がまわりまわってしまい、見ていたものと「全然、関係ないやんかー！」ってこともあります(笑)。
あくまでも、「貧乏が思った」というだけのことですので、それ以上でもそれ以下でもありません。
人の思考なんて、十人十色。違って当然。賛否両論。差し引きチャラ。そのへんを充分考慮にいれて
読んで下さいね。
by 貧乏
10月29日 1回目14:30～ 2回目17:30～
於：アートスペースワセダ
私のご贔屓石井一孝さんのライブに行って来ました。
Heart＆Soul Cafeの感想にも書きましたが、私は、石井さんのライブが好きです。
どうしてかって？
それは･･･
いろいろと忘れていたことや見てみぬふりをしていたこととかを思い出させてくれるから。
自分の中で譲れないところとかを一歩譲ってしまおうとしていた気持ちにカツを入れてくるから。
臆病な強さもヘソ曲がりな弱さもひっくるめて、大丈夫だよって言ってもらっている気がするから。
今回のコンセプトは、「Turn of the century」
21世紀に一歩踏み出す前に、ちょっと振り返って、20世紀に笑顔で手を振ろう！てな感じですかね。
いつものごとく、熱いライブ。
自称雨男で、寒がりなのに、温度調節に関係なく、ただただ、汗が流れる体質(本人弁)である石井さんの面目躍如。
小雨が降り続く肌寒い日曜日、汗を華厳の滝のように流しながら、熱唱していました。
普通の人は、飲んだら飲んだだけ汗が出ますが、石井さんの場合、飲んだ水の５．３倍(当社比)は汗出してました。
まーさーに、石井マジック！！！ あの汗はどこの水分？ あんなに汗流しているのに無臭なのはなぜ？
さてさて、そんなささいな疑問はおいといて(笑)、ライブは新曲も含めて、十数曲くらいでしょうか。
前回のWindy Sessionは、今までの曲をアレンジして、雰囲気を変えたものが多かったのに比べて、今回は、
大切な思い出をひとつひとつ拾い集めるかのように、耳慣れた曲調で（私、そのへん、あんまり詳しくないので
バリバリにアレンジしてたらごめんなさい･･･^^;;;)私にとっては、すごく、思考がめぐりやすく、よかったです。
（思考がめぐりやすいからいいの、めぐりづらいから悪いのというわけではないですよ。ただの好みの問題ですので･･･）
曲調としては耳慣れてはいますが、石井さんのリキの入れようは、ハンパではなく、〆のあたりなど、どの曲も、
ちょっと気恥ずかしくなるくらい（けなしているのではありません）リフレインさせていて、石井さんの思いが今まで以上に
あふれ出ていました。
石井さん、ずいぶん、男っぽくなった気がしませんでしたか？（別に、昔が男っぽくなかったっていってるわけじゃないですよ笑)
男っぽさが、でてくれば出てくるほど、石井さんの曲、いい味がでてくると思うんですよね。
（中には、今のままのほうがニュアンス的にいいかもと思う曲もありますが）
だから、今日は、いつになく、強く、心を射ぬかれた感じ。
特に、「男のわがまま」と言っていた新曲の「absence」※1は、聞いていて、うるうるしてしまった。
※１「不在」という意味。
夢を追いかけることや雑事で手一杯で、愛していることには変わりないんだけど、ちょっと、今は君のことを考える余裕がなくなってしまってるんだ。
でも信じていて。戻るところは君だけだから。今ちょっとだけ心がお留守なの。わかって。･･･そして、夢をつかみかけた時に君がいない。
ねえ信じていて。ちょっとだけ。ちょっとだけなんだ。今だけさ。てな感じの曲だったと思う。
うるうるの理由1
そういえば、こういう話、身近で、よく聞きますよね。でも、これ、男の人だけに言えることじゃないよね。
女でも、こういう、自分にあっぷあっぷしちゃって、今だけ、今だけ、ちょっと、ごめん、信じてて。貴方だけだけど、今は
考えられないの。って時あるよね。
そういう時、男の人は、信じて待っててくれるんだろうか･･･と、石井さん、もしくは、作詞のすなおさん及び男性諸氏に
問いたい。私の感覚では、やはり、女のほうが待っててくれる確率、高い気がする･･･。
私のまわりの女友達は、どちらかというと「私と仕事のどっちが大切なの？」と聞く側ではなく、「ごめん。今はちょっと不在」
って言っちゃうタイプの人が多いのだけれど(yes類友･･･^^;;)「君は僕がいなくても大丈夫」とか「君は君の道を行けばいい」
と言って去っていかれる確率、えらい、高いよ(笑）。
うるうるの理由2
他の歌詞をすっかり忘れてて、前後の状況がどうなのかわからないんだけど「問いかけている声、聞き逃した時に」という
フレーズがね、心に･･･すごく･･･ささってしまって･･･。
でもさ、たいがい、聞き逃したことに気づいても、It's
too late to be sorry now なんだな。これが(笑）。
そんなことやあんなことを考えながら、この歌聞いてたら、なぜか、すごーーく切なくなってしまった。
石井さんのライブに来る人って、圧倒的に女性が多いじゃない？
ココに遊びにきてくれる人も、女性ばかりだし。ぶっちゃけた話、どうよ？
またまたアンケートっていうわけじゃないけど、信じて待っててくれるのかなぁ男性も。そして貴方なら待てる？
（アンケート募集中←クリックすると他の方の意見が見られます）
ま、また、わけわからん能書きタレてるけど、私、この曲、すごーーーく、気に入ったな。
あと「mission」が聞けるとは思わなかったんで、すごく嬉しい。
私、この曲の、殺伐とした感じがとても好きなんです。
似非(えせ）っぽい笑顔とか、偽善の花束とか、偽りの指輪とか、海に投げたい衝動にかられる。
実際に偽りの指輪をもっているわけではないし、実生活が、そんなに殺伐としているわけではないんですがね･･･(^^;;;)
ああ･･･あと、もっと、いいたいことあるはずなのに･･･さすがに思考回路がまわらなくなってきた。
もう、2：30なのよ。実は。ごめん、寝るわ。
さて、一夜明けました。
なんだか、上の記述をみると、よっぽど、「不在」にこだわっているようですね･･･私(笑）
この曲、新曲っていうせいもあるかもしれないけど、やっぱり、すごく反響ありますね。話題にのぼるというか。
すごく、いいツボをついているんでしょうね。
石井さん＆すなおさん、お二方とも、二束のわらじで、大変でしょうが、自分の言葉で、音符で、語り続けて欲しいと思います。
あらためて、石井さんのライブはパワーがあるんだなぁと実感しました。
多分に、ファンだから･･･というのがあると思いますが、ココ最近、会社で不機嫌だった私は、今日、ずっと、鼻歌女ですから
すごい威力といえますね。
なんでなんだろうと思う。
勿論、ナマの石井さんが間近で見られた嬉しさっていうのは、あります。
石井さん、客席、じーーっと見るよね。
認識はあるんだかないんだかだけど、やっぱり、「え？今、私見た？いやーん♪惚れるなよー！(そうでなくて･･･^^;;;)」って
思いっきり勘違いしたくなりますよね。
ええ、よーーく見ると私の後ろをみてたって、いいんです。勘違いしたもん勝ちですから(笑）。
そういう幸せ感っていうのはありますよね。
それプラス、やっぱり、透明よりもっとスケスケに見える「歌うのが好き！！とーにーかーく、だぁーーーい好きっ!!!」っていう
無防備な心が、すごく、微笑ましくて、赤ちゃんの笑顔のパワーと相通じるものがありますよね。
そりゃ、石井さんだって、三十路を過ぎてますから、心全部が無防備でもスケスケでもないですけど（笑）、その、ある一部分
だけ、その場所を共有した人全部に平等に見える。
それって、なんか、すごく、いい感じ。
だから、終った後とか見知っている人に会うと、すごい仲間意識があるし、みんなと出会えた事が、すごいことのように感じて
モーレツに（石井さんお気に入り的死語）感謝したくなっちゃう。
ちょっと大袈裟だよぉ･･･って思うかもしれないけど、私は、そう思う。
何かっちゃ、ビールひっかけないと納得いかない体質の私は(^^;;)、この日も、みんなと飲みに行ったんだけど、本当に
おいしいお酒だったんだ。
私の、わけわからない能書きやバカ話に耳を傾けてくれてありがとう。そして、ナンコツ、独り占めさせてくれてありがとう。
あたしゃ嬉しかったよ。
遠くから来てくれたお友達とも、ちょっとだけどお話できたし。
なにかないとなかなか会えないけど、石井さんのライブのおかげで顔が見られただけでもなんて幸せな日なんだろうって思う。
そして、アイコンタクトだけだったお友達。「わー、ひさしぶりぃ♪」だけしか言葉を交わせなかったお友達。
誘ったら二つ返事できてくれたお友達。迎えにいったつもりが道に迷いそうになっても嫌な顔せず、反対に私をアートスペース
に案内してくれたお友達。etc。
なんか、うまくいえないけど、私にかかわってくれてありがとう♪＞ALL
･･･ってね、言って歩きたくなるくらい、自分の心の中も、みんなに、ちょっとだけ見せたくなるような、そんなライブだから
好きなのかもね。
↑これって、はっきり言って、ライブの感想じゃないね(^^;;;)
これ読んでも、石井さんのライブがどんなだったかなんて、全くわからないもんね(笑）。
どんな内容だったか知りたい方は、きっと、公認のＨＰでアップしてくれると思うので、そちらをご覧下さい。
そちらの掲示板とかを覗くと、こんななんだか自己満足・自己完結的な感想じゃなくて、もっと多面的に、いろいろな人の
ステキな感想が見られると思いますので。