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2014年06月29日 鯛の巣山


奥出雲 ・ 鯛 ノ 巣 山(1,026.4m)
2014年6月29日(日)曇後晴れ
今日の山行きは、1週間前の予報では雨の心配もあったが、2日前から予報が変わり、晴れの天気も期待できる様になった。
集合はいつもの通り広島駅新幹線口で、7:30に集合し全員が揃ったのですぐの出発となった。
  今日の参加者は、担当の末川さんも含めて総勢25名である。
広交の中型バスで新幹線口を出発し、西風新都ICより広島道、中国道、松江道を経由して順調に進み、9:10に道の駅たかのに到着。
ここでトイレ休憩と、ちょっとした買い物をして9:⒇に出発した。
ここからは先般、船通山へ行った時と同じルートの国道432号線で途中まで行き、その後阿井地区で左折して県道38号線を通り、鯛ノ巣山登山口駐車場に9:55に到着した。
  トイレを済ませ、寺地さんの指導により準備体操をした後10:10に駐車場を出発。
駐車場から50mほどバックして、鯛ノ巣山の案内看板の所から林道を登山口へと進む。
初めは舗装された林道であるが、その両脇にはアジサイが多数咲いていて、私達の気分を癒してくれる。
他にも色々な花が咲いていて、幸い我が1班には山野草の先生の西村節子さんがいて、丁寧に教えて下さるが、中々覚えられない。
今、覚えているのは、ウツボグサ、ミヤマカタバミ位だ。
西村先生すみません、教え甲斐のない生徒で御免なさい。
そうこうしながら約15分程歩いて10:25に登山口に到着した。
ここで登山道は2つに分かれており、一方は今日我々が下山する大滝ルートで、他の一方のこうもり岩コースを登る。
 登山道は杉木立の中を進み、林の間から漏れる木洩れ日と(-)イオンの空気は中々気分爽快である。
 そんな中、我々1班は先頭を歩き、サブリーダーの藤平さんが先頭で順調に登り始めた。
登山道は勾配も緩やかで適当な湿気もあり、歩くのには最適な環境に思えた。
  1回目の休憩の後少し進むと、その前方に巨大な岩盤が現れ、写真に収めようとしたが、被写体が大き過ぎて撮れないほどであった。
近づいてみるとその足元に「こうもり岩」、「六合目」の標識があり、この巨大な岩盤がこうもり岩らしい。
岩をよく見ると岩の一部に凹みがあり、ここにコウモリが棲みついているのだろうと勝手に想像した。
登山道はこのこうもり岩を大きく迂回する形で、こうもり岩の上部に上がるのだが、こうもり岩を過ぎた辺りから登山道の勾配もややきつくなってきた。
先頭を引っ張っていた藤平さんも前半少し頑張り過ぎたのか、ここに来てやや調子を落としたので先頭を西村さんに交代して登りを続けた。
周囲の樹木は杉林からブナ林に変わり、我々もまた気分を切り替えて登りに挑んだ。
ブナ林は樹木の幹や枝の合間から柔らかい緑の光が降り注ぎ大変気持ちが良い。
しかし疲れも大分進んでいて、六合目こうもり岩を過ぎてからは山頂到着が待ち遠しい。
登山道は折り返しを繰り返しながら登って行くが、その後は合目を表示した案内板はなく、設置されている案内板は「登山道」と言う標識ばかりである。
この案内板を見る度にがっかりしながら、それでももう山頂は近い筈だと思い直し、大分疲れた体に気合を入れる。
そしてようやく11:55に山頂に到着した。
  山頂は北面に大きく開け、遠くは出雲ドームや大山なども眺望出来る様だが、今日はややガスが掛かっていて、遠方は見る事が出来なかった。
しかし、足元の草陰にはササユリが4,5輪咲いていて皆を喜ばせた。
一通り景色を楽しんだ後、直ぐに昼食タイムとなった。
担当の末川さんはまだ到着されていなかったが、先着隊は朝が早かった事もあり、自分のお腹を満たす事に走ってしまった。
間もなく末川さんも到着され、予定よりも30分程早く進行しているので、13時まで昼休憩を取るから、南側の展望台に行ったり、付近を散策して楽しんでくださいと説明があった。
私も山頂から歩いて7、8分の南側展望台に行ってみたが、そこは大きな岩盤の絶壁になっていて、その先には北面と違って中国山地の山々が遠くまで連なっていた。
そして、八津川さんから説明を聞き、右手奥に台形状に見える山が大万木山で、正面にどっしり鎮座している山が猿政山だと教えて貰った。
  13時前に山頂に戻って集合写真を撮った後、13:05に春蝉の合唱に見送られて下山に付いた。
下山路は登山路より距離が少し長いので、道の勾配は緩い筈であるが、私には余り変わらないように思えた。
下山道にも色々な花があり、西村さんに解説して貰いながら歩を進める。
途中2回の休憩を取り、14:10に大滝に到着。
名前からしてもう少し大きな滝かと思っていたが、さほど大きな滝ではなく、岩場のくぼみに一筋の滝が流れ落ちていると言ったところである。
程なく14:20に朝登山を開始した二股の登山口に到着した。
駐車場のバスまで10分強歩き、14:14に着き、ストレッチ体操後14:45に駐車場を出発して帰路に付いた。
  途中、高野高齢者生活福祉センターに隣接する高野温泉で汗を流し、出発時間の16:10まで湯上り後のビールを飲みながら、カープVSDeNAのテレビ中継を見て、至福の時を過ごした。
帰路でも皆さんの要望により道の駅「たかの」に寄り買い物をして、ここを16:25に出発し、 一路広島へ向けて走った。
西風新都ICに17:35頃到着し、末川さんより最後のご挨拶があり、 本日の例会は無事終了となった。
 例会を計画して下さった末川さんはじめ、参加者の皆さん大変お世話になりました。
                                 (記録:1班 丸野 好人)


鯛 ノ 巣 山 山行記録 
                                 2014年6月29日    
7時30分、定刻に広島駅新幹線口を出発。
天気は薄曇りで、どうやら雨の心配はなさそう。
  中国自動車道から松江自動車道に入り、9時25分に道の家「高野」に到着。
人気の高い道の家らしく、沢山の利用者がいて、特産の「高野大根」がうず高くつまれていましたが、お土産は帰りに買い求めることとし、トイレ休憩のみで出発。
  10時に登山口に到着、丁寧なストレッチの後、10時10分に登山開始。
15分程歩いたところで舗装された林道は終わり、衣服調整をした後で本格的な登山道に入る。
かなりの急登が続き、最初の頃は笑い声や話し声が聞こえていたのに、みんな登るのに必死で、 だんだんと静かになって来る。
しかし、林の間を抜け通る風は非常に爽やかで、ウグイスの涼やかな鳴き声が、私達に元気を与えてくれているようでした。
  やがて、巨大なコウモリ岩に到着。
コウモリが住んでいそうなくぼみが沢山見られましたが、コウモリさんは、お昼寝タイム中なのか、その姿を見ることは出来ませんでした。
  12時00分頂上に到着。
少し霞がかかっていて、大山や出雲ドームは確認する事が出来ませんでしたが、展望は良く絶好の昼食タイムとなりました。
  写真撮影の後、13時5分下山開始。
柔らかな日差しの下ひたすら高度を下げ、やがて「大滝」に到着。
雨が少ないせいか滝の幅が細いように感じました。
  14時30分、事故なく駐車場に到着、クールダウンの後、高野温泉を目指して出発。
温泉で汗を流し、さっぱりした気分で来た道を引き返し、18時、無事広島駅に到着。
楽しい一日を終える事が出来ました。
   担当の末川博さんに感謝、感謝です。
有難うございました。
   (2班記録係  和田 学)


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