広島ハイキングクラブ  山行記録
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2015年07月12日 蒜山


蒜山二山(上蒜山1202m〜中蒜山1122m)縦走登山

日  時  2015年7月12日(日)  参加者  18名(女性9名、男性9名)
集合場所  JR広島駅新幹線口

7:30 予定通り広交観光マイクロバスで出発、運転手は女性、当クラブで何回目かの利用になるとのこと。
私は初めてです。
広島西風新都ICから広島自動車道、中国自動車道、米子自動車道と、途中、七塚原SAと蒜山 SAでトイレ休憩、バスの中では自己紹介、Y会長の経験談などのお話を聞き、和気あいあいの内に蒜山ICを降り、3時間余りで蒜山高原へ到着しました。
(準備運動) 11:05 A班、B班の編成で、上蒜山スキー場の近くの上蒜山登山口から出発。
天候は曇り、なんとか持ちそうでした。
登り初め、ジャージー牛のいる百合原牧場の鉄条網の柵に戸惑い、分りにくい箇所がありました。
途中何回かの休憩を取り、森林帯の急登を登りきったところで、12:57 上蒜山の手前のピーク に到着しました。
残念ながら北西方向の大山は雲にお隠れでした。
周囲の山々と下界の蒜山高原は、どんよりした曇空でも良く見えました。
晴天であれば、素晴らしいパノラマだったでしょう。
ここで昼食、休憩後、クラブ旗と共に集合写真撮影しました。
下界の携帯電話基地局を見通せるせいか、感度が良くメールで時々、家族へ実況連絡をしながらの山行でした。
でも、頼り過ぎは禁物、谷や山かげに入れば、不感となります。
見れば、皆さん結構GPS機器をお持ちで、21世紀の登山ですね。
13:30出発、上蒜山ピーク1202m分岐点で三角点1199.7mには行かず右へ。
このあたりでガス気味、雨パラパラときたが、すぐに止みました。
中蒜山方向の鞍部へ標高差200mほど鎖場(3箇所)のある急坂を下降しました。
途中、東方向に蒜山三山の下蒜山ピークを眺めながら、また、ゆるい登り(ユートピア)なだらかな尾根筋のクマザサの草原に強めの風が吹き、心地良いというよりも帽子が飛ばされそうになりまし  たが、おかげで熱中症の心配はありませんでした。
可憐な高山植物がたくさん、名前がわからず、写真を撮らなかったので、後で調べてササユリ、 ミツバツツジ、イワカガミ、ホトトギス類、ヤマアジサイ、アザミ類などが咲いていたと思います。
ここまで何組かのパーティとすれ違い、少々天候悪くても結構、登山者はいるものです。
また、山岳トレイルランニングの練習中の男性1名、女性1名とも会いましたが、我々と同じ コースを2往復もするという、女性の鉄人ぶりに皆さん拍手でした。
15:10 中蒜山山頂1122mに到着。
(中蒜山避難小屋)広場のベンチで休憩。
15:25下山開始し、急な下り、前日の雨で登山道がぬかるんで滑りやすく、慎重に降りるも尻餅をつき、軍手を忘れたことを悔やみました。
5合目の日留神社の祠を過ぎ、ブナ林を下りました。
下に降りて来ると雨音がし始めましたが、結局雨具は着用せずに済みました。
17:05頃 塩釜下山口に到着し、塩釜の冷泉で顔を洗い、着替えを済ませました。
付近の、軽装のマイカーの人々を見て、無事に戻ったと思う反面、俗世間に戻ったなという気持ちがもどりましたが、若い頃の登山で、そういう感覚を持ったことを思い出しました。
塩釜ロッジでジャージーアイスモナカ、缶ビールを買い、帰りのバスでジャージー牛が負けました。
(うまかった、2つとも) 17:30(予定より1時間遅れ)朝と同じマイクロバスで出発し、帰路も同じ高速道路ルート、 七塚原SAで1回トイレ休憩し、広島駅に向かいました。
私はアストラムラインの大塚駅で降ろしてもらい、ショートカットで帰宅しました。
朝5時起きで21:05帰着、16時間余りの行動となりました。
今までは、前夜発で実施していたのを、今回初めて日帰り行程とのこと。
メンバーをしっかりベテランの方がフォローし、無事、全員登頂、下山しました。
これが単独行よりもハイキングクラブのよいところだと感心しました。
5月に入会し、今回初めてクラブ山行に参加させていただき、本格縦走登山から相当離れていましたので、1000m級二座であっても、ついていけるか心配でしたが、お陰様で無事に戻れました。
【B班山行記録 田中 秀雄】

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上蒜山(1202m)〜中蒜山(1122m)登山記録(2)

広島駅新幹線口(7:30)出発→蒜山登山口(10:50) →上蒜山8合目(13:00)・昼食
→上蒜山(13:50)→中蒜山(15:10) →塩釜下山口(17:30) →広島駅着(21:00)

お天気に恵まれ、予定通り7:30 バスの長旅に出発。
総数18名なので、中ではゆったり。
担当の二井谷さんの挨拶、今日のモットーは、“楽しく、ゆっくりと安全に”と言われ、かなり楽    に考えています。
順に自己紹介。
またかと思っていましたが、人の話しは聞いていて楽しい。
特に八津川さんのロマンス。
一人5分の持ち時間が20分位(? )。
ごちそうさまでした。
二度のトイレタイムをとる。
登山口にはトイレ無し。
上蒜山のスキー場の上にあり。
のどかな牧場の牛さんたちを見ながら、ゆっくりと登山口の標識に着く。
山頂までの標高差650m、薄暗い木の階段の急登が続き、随分と登った気がしたのに、まだ2合   目にガックリ。
頑張って登ると少しずつ視界が開け、眼下に高原が広がる。
岩場を過ぎると、左右に高山植物が沢山咲いている。
イブキトラノオは可憐でかわいい。
大山は、山頂が雲に隠れて残念。
それでも、花々の中を気持ちよく進む。
少し雲行きが悪くなり、8合目の広場で昼食をとる。
私は、ここで虫に噛まれた。
一瞬、マダニかと恐れた。
マダニは笹の葉の裏とかによくいると言われ、まさにそこにいた私。
沖本さん、そういうことは、早く言ってよネ〜〜。
上蒜山では視界が悪く、三角点まで行かずに中蒜山へ。
急な下り坂は、途中ぬかるみもあり、鎖や木をつかんで慎重に下りる。
やがて、花の多い草原に出る。
目の前には中蒜山。
笹の葉が風になびき、振り返ると歩いてきた道  が黄昏てきて、とても気持ちいい。
 “丘を越えて行こうよ〜〜♪” 何人かで歌いながら進みます。
このコースで、いちばん爽快で楽しかったところです。
なびく笹の葉が伴奏してくれています。
中蒜山山頂は眺望もよく、遠く日本海まで見ることができました。
下山道を先輩達は的確に探され、予定より40分遅れで下山開始。
また、すぐに急な下り坂で、ぬかるみや危険な場所も多く、鎖や木に頼りながら、私はマイペース  スで行くしかないと決めました。
結局、一時間以上オーバーしての到着となりました。
危険いっぱいの下り坂でしたが、この美しい山を担当して下さった二井谷さん、予定が遅れて、  焦りながらも我慢強く待って下さったリーダーの沖本さん、本当にありがとうございました。
とてもいい思い出が、また一つできました。
ところで、今日のモット―は達成できたんかなあ? 課題が残りました。
   (菊池 明子)