広島ハイキングクラブ  山行記録
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2016年07月23日~26日 八が岳連峰


八 ヶ 岳 山 行(プレミアムコース)

7/23(土)
AM7:50頃、広島駅を出発。
三木SAで昼食後、諏訪ICを降りPM5:00美濃戸高原ロッジ着。
夕食・入浴後、少し遅くまで宿の主人と、花の話しをする。
もう終わった花、近年希少種がずい分減ってきた事。
植物の保護活動もされている事など。
7/24(日)
ストレッチ後、担当の説明、トランシーバーチェックなどして、AM7:10出発。
歩きづらい砂利道を1時間。
やまのこ村で軽く食事(立ち食い) AM8:50頃、赤岳鉱泉に着き少し休み、9:10 本隊を送って5分後、プレミアムコース(名前はいいけどね)を女性ばかり4人で出発。
この道は一度下りたことはあるけど、登るのは初めて。
小さな沢?を2回、そして小さな橋を渡ってからは急登が続く。
こんなに急な道だったかしらと思いながら、歩を進める。
多くのグループ、家族などが次々と下りて来る。
樹林帯を抜け、赤岩の頭分岐に出ると、硫黄岳が大きく、高く、目の前に。
PM12:47頃、硫黄岳着。
コーヒーを飲みながら、本隊が歩いている中岳、赤岳、横岳の稜線を見ても、ガスが濃くなったり、少し飛んだりするけど、全容は見えない。
硫黄岳山荘に入り荷物を置いて、コマクサなどの写真を撮りながら散策。
部屋に入り、何度かの廊下の窓から横岳の方を見ていたけど、ちょっと部屋で落ち着いていたら、 「皆が着いたよ」声で、あわてて外に出る。
出迎えられなくて、ごめんなさい。
夜、明日のコースは高山病と+αで、Yさんはちょっと無理みたいので、今日登ったプレミアムコースで下りてほしい……。
いいよ、2人下りるのかと思ったら、一緒に登った3人と、もう1人、高山病になったらしいI さんもと言う事で、明日は6人で下りましょう。
7/25(月)
ストレッチ後、もう1人体調が悪いと、Kさんも私達と一緒に下りる事にする。
硫黄岳まで一緒に登り、ここでも本隊を見送って、10分後、女性ばかり7人で出発。
一ヶ所、段差のある岩場を1人ずつゆっくり下り、その後は足元に気をつけながら下る。
今日は、昨日と違い出会う人が殆どいない。
赤岳鉱泉まで2時間30分と予想して下る。
Yさんは私のすぐ後ろを歩いてもらい、ゆっくり、ゆっくり歩く。
顔色も悪く、声にも張りが無い。
20分に1回ぐらいの休み。
赤岳鉱泉に近くなり、最後の休みはちょっと草花観察。
10:15 赤岳鉱泉着。
やっぱり2時間25分かかった。
ここからの下りは橋が多い(13)。
全部の橋を渡り、歩きにくい砂利道になり、しばらくして、  ここまでの調子では遅くなると思い、1人で先に美濃戸山荘まで下り、タクシーをお願いする。
できればジャンボがいいと。
皆が揃って1時間後と言うのがいいでしょうと言われ、みんなが揃って、改めて御願いすると、 ジャンボが取れましたと。
ヤッター!少し休み、後は1時間の道を急いで下る(小走り状態)。
林道より足に優しい笹の中の近道に3回入り、1時間弱で八ヶ岳山荘のバス停に着くと、もうジャンボタクシーが待っていた。
麦草までどれ位かかるでしょうか?と聞くと、30分位かな~?と言われたけど、50分かかった。
麦草ヒュッテで降ろしてもらう。
「白駒駐車場まで行きましょうか」と言われたけど、まだ昼食をとっていないので、「ここでお弁当を食べて、腹ごなしをしながら歩きます」と、タクシーを降りる。
PM3:10 ヒュッテ前のテーブルで遅い昼食をすませて、青苔荘まで約40分歩く。
7/26(火)
朝食後の自由時間、数人ずつ白駒池の周りを散策する。
夕べの雨で、しっかり濡れた木道は滑りそう。
ほぼ木道ばかりなので、下ばかり見て歩く感じ。
苔が多く、もののけ姫の森。
9:00出発。
白駒池駐車場まで10分足らず、少し小雨の中を歩く。
帰りの御土産さんに着き、降りる時も乗る時もバスが横付けで、傘を出す事もない。
恵那SAで昼食後、一路広島に。
ほぼ予定通り、広島駅着。
担当さん、アルプスの入門コースとはいえ、やっぱり厳しい山なので、ずい分、気を使われた事でしょう。
御苦労さまでした。
そして有難うございました。
そして、皆さん楽しい思い出をありがとう。 (プレミアコース・西 村)


八ケ岳 山行報告
2016年7月23日(土)~26日(火)
参加人数 22人 男性(12名) 女性(10名)
昨年(2015年)の槍ヶ岳(9月末)の例会が終わって、来年(2016年)はどの山にするかという時、"八ケ岳に行きたいと言うひとが多い"という話を聞き、クラブとして八ケ岳例会を計画しました。
お蔭で、22名という大人数の方に参加いただき、参加費用を抑える事ができ有り難いことでした。
7月23日、午前7時45分頃バスに乗り込み、座席に落ち着いたところで出発。
夕刻、初日の宿泊先である美濃口高原ロッジに到着し、風呂と夕食済ませて、早々に就寝。

山行初日(7月24日)、午前4時50分、ロッジ前で体操と山行前の小ミーティングとトランシーバーの感度チェック。
出発は5時10分、1時間ほど砂利道を歩き6時10分、やまのこ村でトイレと軽い朝食。
20分経過した、6時30分やまのこ村を出発。
8時45分、3時間35分で赤岳鉱泉に到着。
ここで赤岩の頭を経由して硫黄岳山荘(以下、プレミアムコースという)へ登るグループと別れる 9時10分、赤岳鉱泉を出発し40分後、9時50分行者小屋に到着。
天候は晴れではありますが、行者小屋から見た赤岳、横岳等々は見通しが良かったりガスが掛かったりを 繰り返している状態でした。
10時00分、これから今日最大の難所に向けて歩き始める。
中岳、阿弥陀岳の分岐過ぎてから、急登のコースに入り疲れとの戦い開始。
ここで、1班グループのペースが落ち、急きょ2班、3班、1班の順に入れ替えする。
11時45分、赤岳中岳の分岐に到着。
ここでは2班、3班がペースの落ちた1班の到着を待つていただきました。
12時00分、赤岳の頂きを目指しパワー全開で(全壊ではありません)アタック。
12時40分、赤岳到着。
 取りあえず集合写真をパシャリ。
"頂きで食べる弁当は何とも言えなく格別なものです"と、言いたいところですが、調子が悪くて食べれない人も。
シャリバテが心配です。
出発前にトイレに行きたいという事で、赤岳頂上山荘で用を済まし、13時35分横岳に向けて出発。
14時12分、地蔵の頭。
15時45分、横岳到着。
参加メンバーからは、赤岳に登るより地蔵の頭から横岳の間の方がきつかったと言う声も、言われてみると 自分もそう思う。
16時20分、こま草の群生地前を通り、16時45分、ロッジを出て11時間35分、硫黄岳山荘に到着。
「山と高原地図」ではコースタイムが7時間25分。
クラブの当初予定では10時間を想定していたので、それよりも1時間35分のオーバー。
硫黄岳山荘のシャワーはとてもよかったです。
最近の山荘はトイレも洗浄機付き便座、贅沢になりました。

山行2日目(7月25日)、体操を済ませ、7時00分、硫黄岳山荘を出発。
7時40分、プレミアムコースのメンバーとはここでしばし分かれ硫黄岳を出発。
プレミアムコースのメンバーはここから赤岳鉱泉に降り、美濃戸からタクシーで麦草峠に向かい、白駒池の青苔荘に入る。
9時27分、夏沢峠着。
9時35分、箕冠山着。
9時57分、根石岳着。
10時30分、東天狗岳着。
アルプスという名でイメージする稜線はここまでで、中山峠から以降は大きな岩が積み重なった岩の上を歩くコースで、 歩くごとに北八ケ岳の雰囲気が大きくなります。
11時40分、中山の展望地着。
ここで昼食。
12時00分、中山の展望地発。
中山の展望地から高見石小屋までは先程の大きな岩で無く、大きめの石が敷き詰められた下りのみ石道で 靴が石の間に挟まり歩きづらく、石の上を歩くと滑りそうで歩きにくい。
14時16分、高見石小屋着。
15時18分、白駒池の青苔荘着。
青苔荘まえでは、クラブOBの方が、ホームページを見られて挨拶のため我々を待っておられまた。
残念ながら、プレミアムコースのメンバーとは合わずじまいで非常に残念でした。
夜になると雨が降りだしました。
ここまで雨らしい雨は降らなかったので運のいい山行だったのでは。
最終日(7月26日)、6時に朝食を済ませると、出発までの間、白駒池の周遊散策をして、ボートに乗り、 雑談し、9時に青苔荘を出発。
19時34分、広島駅に帰りました。
苦しかったけど、楽しい思い出が又一つ。
頑張った成果は重いで~。
落ちが出て、お後がよろしいようで (石崎康二)