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2016年09月22~25日  北アルプス・奥穂高~吊尾根縦走


北アルプス・奥穂高~吊尾根縦走          2016年9月22~25日

奥穂高遠征1日目
9/22・23:00 京都駅前に集合、00:10上高地直行便の夜行バスに乗車。
9/23 6時過ぎ上高地に到着。
ここで朝定食を食べ、いざ出発という時に雨が降り始め、急遽 カッパを着て、あらためて7:06出発。
河童橋、明神を通過。
徳澤で至福のコーヒーを飲んで、晴れ間の横尾に10:43到着。
休憩後、11:03 横尾大橋を渡り、屏風岩を左にみながら本谷橋に12.17到着 。
本谷橋でランチ、出発準備中にまた雨が降り始め、急いでカッパを着て12:40、涸沢へガレ場 の登り道、土石流の整備跡(数日前の修理跡らしき場所)を通過。
整備していただいた皆様には感謝、その後は石段の登り道が・・・雨は止んでいます やがて涸沢ヒュッテが見えてきましたが、中々着かない 一歩一歩足を前に・・・・やがて宿泊地の涸沢ヒュッテに14:42到着、バンザ~イ。
早速、デッキに出て小宴会。
途中雨が降り始め、部屋に戻り続きを・・・。
部屋は8人で布団が4枚の予定・・・が、前の部屋が空いている(^^)/ 翌日は涸沢から岳沢までの難コース、睡眠十分とりましょう。
お休みなさい。
奥穂高遠征2日目 9/24 本日が今回の奥穂高縦走のメイン、気持ちはワクワク 。
朝3:30、携帯から流れる音楽で目が覚め、4:13出発、外はまだ暗い。
まずは奥穂高に向けて急登のガレ場を歩き、途中で来光の時間を待ちます。
そこへ現れたモルゲンロート、写真で見たことがある姿が目の前に・・・。
「最高で~す」の言葉を皆さん連呼(カープファンならわかります、このフレーズ) そして御来光、最高のスタートです。
やがて、第一関門のザイテングラード。
こんな場所を上るのかと驚きの声が頭の中に細心の 注意をしながら慎重に、7:50、穂高岳山荘に到着。
朝食、至福のコーヒー。
次に向かうのが奥穂高3190m、穂高岳山荘から見上げると、これも凄い。
9;00に出発、まず2つの梯子が、そして岩をよじ登る、三点支持で確実に一歩一歩。
9:55、奥穂高に到着、眼前の風景に満足感が漂います。
ここで、眼前に広がる山と地図と睨めっこ。
コンパスの使い方講習(私にはよく分からん)。
奥穂高からの眺望を楽しんだ後は、10:45、紀美子平へ向けて出発し、吊尾根を歩きます。
吊尾根という名から湧くイメージ通り、岩場が紀美子平まで連なっています。
勿論、足を踏み外して落下すると、即、死亡。
慎重にならざるを得ません。
ここも慎重に三点支持を守りながら、眺望を楽しむときは足場の安全を確保してから・・。
前から歩いてくる人とすれ違う場合、こちらが待つ時には岩場側、これは鉄則。
12:47 紀美子平に到着、遅めのランチ後、13:17前穂高へむけて出発。
この道も、険しい岩場をよじ登ります。
徐々に慣れを感じてしまう自分が恐ろしい。
13:52 前穂高に到着。
ガスがかかっており、眺望は楽しめなかったのが残念。
14:00 前穂高を出発 。
下りは勿論、危険な岩場。
慎重に、14:37 紀美子平に戻ります。
14:47 重太郎新道で、岳沢小屋へ。
この道も危険地帯ばかり、疲労度もあり、要注意。
思っている以上に、足に負担がかかっているので、慎重にですね どこまでも続くのかと思われる岩場、鎖場、梯子。
岳沢小屋が見えるも、中々着かない。
ようやく岳沢小屋に到着したのは17:50 紀美子平からは3時間かかりました。
ふ~、さすがに疲れましたね。
本日の山行13時間30分(食事・休憩を含む) でも、それだけビールが美味い 奥穂高遠征3日目 9/25 本日が奥穂高遠征の最終日 。
思い出を脳裏(カメラにも)に抱いて6:23上高地へ。
当初の調査段階では、下山後の時間に開いている風呂がない状況で、諦めていました。
ところが、岳沢小屋で風呂に入れるホテルがあるのが分かり、予約。
良かった~ ガレ場の下りですが、風呂に入れるという気持ちが強く、苦にならず8:47ホテルに到着。
ホテルの風呂で、3日間の山行の疲れを癒します。
気持ちいい~ 上高地のバスセンターから10:40松本行のバス、電車に乗り込み、12:36到着。
松本駅前で大盛そばのランチ、山小屋とは違う久しぶりの食べ物に満足。
私達は、京都へ向かうバスの時刻まで時間があるので、タクシーで松本城へ。
そのタクシーの運ちゃんが、松本城へ行く道沿いの名所を教えてくれます。
ラッキー 松本城の天守閣へ行くつもりが、話を聞いて変更、松本城の周りをブラブラ。
その後、聞いた名所を訪れながらバスセンターに歩いて戻ります 15:00バスで京都へ。
渋滞に遭遇し、遅れて20:28深草のバス停に到着。
京都駅まで予約のタクシーで移動して、20:41京都駅に無事到着。
今回の奥穂高遠征、ここで終了、解散です。
皆さま、お疲れ様でした。
今回の遠征8人、個々の人間性がよく出て面白かったです。
そうですよねえ、「こっち向いておじさん」:遠征した人でないとわからない(笑)(中塩)

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奥穂高~前穂高山行記録

2,016年9月22日(木)から25日(日)の日程で、上高地発、横尾、涸沢ヒュッテ、奥穂高岳、前穂高岳、岳沢小屋、上高地着の反時計回りで山行した。
天気は1日目の時々小雨を除けば曇り晴、気温は11度から4度であった。
ご来光、山々の稜線、ナナカマド等の紅葉そして岩登りを堪能できました。
何より、前日まで台風の影響を受けた天候の下、危険個所を通過する2日目から雨が上がり、全行程(約32km)を安全に踏破できる運に恵まれた山行であった。
9月23日、朝方2時の小停車時に目を覚ました以外、夜行バスが朝5:30分に上高地のバスセンターに着くまで寝入っていた。
バスセンターでは、カラフルな服を着た登山者のグループが雨具の装備をしているのが、あちらこちらに見られ、私も雨具の準備をした。
あらためて、登山者の多さに、昨年の槍ケ岳の山行の記憶がよみがえってくる。
朝食を済ませ、7:03に出発。
梓川の沿道を進むにつれ、徳沢でのコーヒー休憩などが思いだされる。
今年、横尾大橋を渡るようになるとは昨年、想像だにしていなかった。
屏風岩を左手に見ながら本谷橋(12:13着、12:12発)に着く。
小休止で軽食しているとき雨がぱらつき急いで雨具を取り出すなど、雨具着用に迷う天気であった。
橋を過ぎてから、登山道らしくなる。
進むと、小さく山小屋が見える。
大きなカーブを曲がると、やっと涸沢ヒュッテが目の前に見え、脚の疲れにもかかわらず、安心感が湧き上がる。
涸沢ヒュッテ(14:14着)では、夕食までに時間があるので、外で軽くアルコールやコーヒーで懇談中、雨がぱらつく。
夕食は食欲があり、味噌汁とご飯のお代わりをした。
我々の後から、登山者が到着してくる。
女子が目立つ。
明日は4:00に出発予定なので、準備を済ませて早々に床に就く。
1畳の大きさの布団に、2人で寝る。
4:09出発、電灯の明りを頼りに、テント場を過ぎ、涸沢小屋の横の登山口から登っていく 薄暗く明けてくると、カメラには紅葉の映えた沢が美しいと、盛んにカメラ担当者の声が聞こえる。
人間の目とカメラの目は、違うようだ。
夜が明けて来てしばし休み、ご来光に1日の無事を祈る(5:23)。
ザイテングラードに取り付く(6:14)と、気を引き締めて登るよう掛け声がかかる。
今季、連続3人の滑落事故が発生している。
我々を追い越すパーティを気にせず、ゆっくりと登る。
山の端に、小さく横一線に山小屋がみえる。
穂高岳山荘だ。
長い長い登りの後、山小屋が目の前に見えてくるとホッとする。
脚の腿に少し痛みを感じる。
穂高岳山荘(7:48着)では周囲の山々を大展望しながら、小屋の横に屹立する崖で交差する登り降りの登山者を観察しながら、涸沢ヒュッテが用意した弁当を朝食する。
これからの奥穂高岳への登りは大丈夫だろうかと自問する。
寒くなったので食後、小屋の中で全員、リラックスしてコーヒーを味わう。
奥穂高岳に向けて出発(9:04)。
奥穂高岳は小屋から見えず、登り切るとずっと先の離れた位置であった(9:58着)。
祠を背景に写真撮影をし、風の来ないところで休憩する。
渡辺さんの先導と小早川さん後詰めで進む(10:42発)。
十分注意をしてとの声を心に留め、吊り尾根を通って前穂高岳を目指す。
遠くに紀美子平も見える。
しかし、紀美子平は意外と遠かった(13:07着)。
休憩後、ザックを置き、前穂高岳の登頂を目指す。
渡辺さんが「30分で登頂可能」との事であったが、手と足を使いスパイダーマンのように岩を登っていくが、頂上は遠くに感じる。
所用時間は35分であった。
ザックを置いて登れてよかった(上下合計所用時間65分)。
重太郎新道(14:52発)を進む前に、重ねて「気を引き締めて、安全が第一」と渡辺さんの先導で進む。
鎖場や急峻な坂は、後ろ向きでしっかり確保しながら降りる。
頻繁に、急峻な坂が在る。
雨による浸食を岩肌が抗い、土の堆積がなく急峻となっているのではと想像する。
下りても下りても、下り山道が続く。
脚の疲れも増しているが、足の確保、手の確保に、神経を集中させる。
赤い屋根の見える岳沢小屋に着く。
休憩を取りながらゆっくりとした山行で17:17(予定15:00)の到着となった。
岳沢小屋では布団1枚に1人の宿泊。
ゆとりがうれしい。
食堂の広告情報から、上高地で風呂に入って帰ることとなり、5時起きの6時30分出発、30分ほど早める変更となった。
翌朝、山小屋の暖かい朝食(5:30)に気持ちも和らぐ。
全員で写真撮影し、上高地に向けて出発(6:22)。
上高地のバスセンター等も見下ろせる、広々とした展望だ。
ごつごつした岩の下山道が、長く続く。
最後まで安全にと、声を掛け合う。
風呂が待ち遠しい。
匂いと汗を洗い落し、さっぱりしたい。
木道に着く(河童橋8:41着)と、昨年の槍ケ岳山行が思い出される。
清き水、青い空、くっきり見える山々の稜線。
今回も無事に下山出来て、良かった。
よくあそこまで登って、降りたものだと感心する。
再び穂高に登る気力がわくだろうか。
ホテルで風呂に入り、ラウンジでゆっくりとコーヒーを味わう。
すっきりと達成感を感じる、ひと時であった。
バスセンターに10時20分に集合するまで、自由行動である。
0時40分のバスで上高地を去り、京都駅で解散となった。
帰途、小出さんと新幹線が同じとなり、次の結論となった。
「今回、渡辺さんが居なければできない山行経験だった。
計画・ガイド担当の渡辺さんに感謝。」  (文責/藤 井)