広島ハイキングクラブ  山行記録
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2016年10月29日  大台ケ原例会記録


大 台 ヶ 原 例 会 記 録
2016年10月29~30日
[1日目]   新幹線口(7:55) ――広島東IC――葛城IC――大台ヶ原ビジターセンター(15:30)
  高速道路をひた走り、葛城インターで降り、今夜の宿に向かう。
  大台ヶ原への道幅は狭く、離合に少し時間がかかる。
  山々の紅葉は、少し遅めなり。
  だけど、赤く色づいた葉が綺麗でした。
  大台ヶ原ビジターセンターに着く前からガスがかかり、バスを降りると、肌寒かったです。
    宿の玄関前のドウダンツツジの紅葉は、鮮やかでした。
  ストーブが焚いてあり、おいしい夕食をとり、入浴して就寝。
[2日目]   大台ヶ原ビジターセンター(6:30)―日出ヶ岳(7:50~8:20)―正木ヶ原(9:20)―
  尾鷲辻(9:30)―牛石ヶ原―大蛇嵓分岐(10:00)―大蛇嵓―大蛇嵓分岐(11:00)―
  大台ヶ原ビジターセンター(12:15~13:00)―広島駅(20:35)
                      ☆
宿を出発し、トウヒ、トドマツ、ブナ林の中の、緩やかな道を歩く。
立ち枯れの木、鹿の食害を防ぐ鉄網が、元気な木には巻いてある。
ご来光を見て下山する人、後から登られる人、多数とすれ違う。
日出ヶ岳山頂からは360度の展望。
富士山を遥か遠くに見た方もあり、大峰の山々、志鷹半島、 熊野灘、これから行く正木ヶ原が近くに見える。
雄大な景色を見ながら朝食をとり、正木ヶ原へ・・。
イトザサの絨毯が美しい。
ずっと大峰の山々が遠望できる。
尾鷲辻を過ぎ、牛石ヶ原を通過し、大蛇嵓へ向かう。
大蛇嵓は狭いので交替で登るため、途中から大渋滞。
分岐から大蛇嵓へは300mなので、約30分?待って、大蛇嵓に到着。
絶壁を堪能する。
分岐まで戻り、プレミアコースの人たちと別れ、シャクナゲの茂る坂道を下り、シオカラ谷へ。
吊橋を渡り、登り返して、大台ヶ原ビジターセンターへ。
昼食を各自とり、13時出発。
往きと同じ行程で帰広。
天候に恵まれ、紅葉の綺麗で、素晴らしい山行でした。
担当の方、同行の皆様、お世話になり、ありがとうございました。    (梶山 恵子)

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大 台 ヶ 原 (1964.9m)
10/29
7:55 広島駅を出発。
参加者16名(男・女共8名)。
最初の休憩は小谷SA。
小谷を出て少しすると、虹よの声に左側の車窓の外を見ると、虹が出ている。
低い位置に、よく見ると、もう一本出ている。
ラッキー、何が?
次は吉備SA。
そして三木SAで昼食。
大阪に入ると通天閣は? アベノハルカスは?と、賑やかな事。
空は、何だかどんよりしている。
高速を降りて国道169号を走り、大淀道の駅、吉野家で最後のトイレ休憩。
野菜が安い。
でも、今日帰るのではないので、買わない。
大台ケ原への道は、ぐっと狭くなる。
離合に手間取る事も。
そこは巧みなハンドルさばきで乗り切る。
山は紅葉真っ盛りでなく、少し過ぎた感じで茶色くなったものもある。
 時々、美しいカエデの紅葉もある。
ついでに、鹿も一頭、バスを見送っている。
 15:30 大台ケ原駐車場着。
ちょっと肌寒い。
バスでずいぶん登ってきて、ほぼ山の上だもんね。
 心・湯治館へは、荷物を全部持って行く。
 部屋は、男・女とも2部屋ずつ。
風呂は20:00まで。
夕食は18:00、消灯を21;00。
 食後に、お風呂に入る。
家庭用より少し大きく深く、4人ぐらいは入れるかな。
 トランプなどして部屋に帰ると、2人はもうフトンの中で横になっていた。
 私も、さあ寝よう。
隣は気持ちよさそうに寝ている。
いつの間にか2時間ぐらい寝ていた。
 4:30になるのを待って、そっと起きて支度をする。
 5:30頃、皆起きてきたのか?ザワザワする。
私たちの部屋も、その頃から準備する。
 朝食用は夕べの内にもらっているので、準備は早い。
今朝は思ったより寒くない。
要らない物は、バスの中に。
10/30
ストレッチ後、6:55出発。
なだらかな少しずつの登り。
背丈の揃った笹原、常緑樹は青々と、 広葉樹はもう葉を落としたものもあるけど、黄葉はきれい。
山行日和、空は晴れ渡り、白いウロコ雲。
分岐(日出ヶ岳・正木峠)を左へ。
ここからは、今まで楽だった分を取り戻すかのような階段の登り。
ほんの10分ぐらいだけど。
7:47 日出ヶ岳着。
展望台があり、山々を印したパネルもある。
富士山の印もあるけど、見えない。
日溜まりで朝食を、のはずが、風が強く寒いので、太陽に背を向けて弁当を広げる。
大きなおむすびにノリは小さめ、におかず。
むすびは一つ残す。
集合写真を撮り、さっきの分岐まで降りる。
展望台で富士山を探す。
見える。
見える。
あそこ。
あそこ?……私は人の影で見えない。
でも、熊野灘(尾鷲湾?)が黄金色に光って、美しい。
8:55 広~いミヤコ笹の草原の正木峠着。
トウヒの枯木立も多い。
少し急に、あとはゆるやかな下り。
平坦地になり、正木が原に。
ここには笹の中の木道の展望台所があり、少し休む。
そしてまた、ゆるやかに下る。
広大な笹原の中に白く立ち枯れたトウヒ、まるで白骨樹林。
昔は森で多くの植物もあったのに、台風や鹿の食害で、こんなになったらしい。
9:32 樹林の中の三叉路。
尾鷲辻で5分休む。
登山道の半分は、人が一人歩けるぐらいの木道が途切れ途切れに続く。
9:52 神武天皇の大きな像のある牛石ヶ原。
牛が寝ているような岩を左に見て、大蛇嵓の分岐へ。
大蛇嵓少し手前の岩場あたりから渋滞に……。
一度岩場に登ってから、岩の周りにはクサリの柵はあるにはあるけど、他の人達が待ってそろそろ進ん   でいるので、私達は岩の真ん中を歩く。
クサリで囲ったその先は何もない谷。
でも、周りの山々の紅葉はきれい。
久しぶりに楽しいスリルを味わった。
 分岐に帰る途中の岩場で、もう一度、集合写真を撮り、分岐で本隊と別れる。
 本隊は滝見尾根を下り、つり橋を渡って帰る。

  私達は女3人でプレミアムコースをのんびりと思っていたら、担当さんもこちらの道をと言われ、急に心強くなる。
尾鷲辻まで引き返し、中道コースへ。
常緑樹の中にある所々ある紅葉は美しい。
 アップダウンはあまりないけど、石畳のような道。
そのせいか、時々出会う女性は山へ来たという感じではなく、その辺の町を散策しておるような、靴もヒールではないけど、カジュアルなパンプスにハンドバッグ、ちょっと驚き。
少し上の方を大勢の人が歩いていると思ったら、朝の合流点に出  12:00 すぐバスに荷物を置き、靴をはきかえ食堂へ。
食事をしていると、本隊も戻って来た。
 13:00出発。
すぐ両脇に停車している車の列、どこまでも並んでいる。
 警備員さんもいるにいるけど、登って来る車もあり、これぞプロという業でかわして行く。
 その度に、バスの中は拍手、拍手。
1時間近くかかって、やっと魔の道から解放(ちょっと大げさ)  道の駅では、昨日のような野菜は、もう無くなっている。
と言うより野菜がほとんど無い。
 三木SAで夕食を済ます。
途中、空の雲に虹の様な綺麗な光が……(環天頂アークだと大騒ぎしたけど、 家に帰ってもう一度調べたら、幻日(げんじつ)というものだった。
現実を見よ?  20:32広島駅着。
担当さん、お疲れ様でした。
そして皆さん、有難うございました。(N・S記)