広島ハイキングクラブ  山行記録
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45周年記念エッセイ


山への想い

広島ハイキングクラブ創立45周年、おめでとうございます。
益々の発展と皆様のご健勝をお祈りします。
クラブに入会して近郊の山々や日本アルプスなどの山行を楽しんでいます。
その時々の自然の移り変わりが好きです。
春、一斉に木々達が芽吹き新緑が輝き出す。夏、ブナ林の中に入ると汗が引く涼しさ。
秋、紅葉したもみじ、かえでなどが赤、黄、緑と織りなす美しさ。
冬、ワカンを付けて新雪を歩く心地良さ。
季節ごとに違う表情を繰り返してくれています。
クラブの山小屋が合ったころの冬でした、かまくらを作って灯りをともした中で味わうウイスキーや、雪を溶かして飲むコーヒーの美味しかった事。
また一泊した朝、水越峠から、十方山を目指していたら、動物の足跡が新雪にトレースしていました。
『あれは何の足跡かね?』『うさぎでしょう。どちらが前足だろうか。あっちの方向へ行ったみたいだけど。何匹もいるね』などと想像していく面白さ。
そして恐羅漢山で、わらびやたらの芽、などの山菜を収穫した喜び。
そして、大雪山を登った時、火山灰の乾き切った地に強風にも耐えて、しっかりとピンクの花を咲かせていたコマクサが忘られません。
これからも、いろんな感動を重ねていきたいと思います。 森本