名称:ケネス・エリ(クリスマス)
説明:神々を称える日。
日時:12月24〜25日。
ケネス・エリは神がまだ直接に人々を導いていた時代のこと、イーブノレル神から赤い実を渡されたアルカーナ神が、一人の女性にそれを与え、ヴァルンツェ神とした日といわれています。
新たなる神の誕生を祝うため、神々は神殿から離れてしまい、人々は不安に感じていました。そこで人々はその日におのおのの神を象徴するものを飾り、神の帰りを待ったのがはじまりとされています。
やがて、各々の神殿でやっていたものがあわさり、ケネスエリツリーというものが作られました。木は大地に根をはり、風に吹かれ、水を吸い、太陽や月の光をあび、腐敗していくなど神々を象徴するものを多く含み、神を祭るには最適なものだったのです。
現在ではケネス・エリは、時の流れによる言葉の変化で“クリスマス”とも呼ばれています。
この日にプレゼントを贈る習慣ができたのは、アルカーナ神が赤い実を贈った事、そして、神々が帰還したあと、イーヴノレルが待ってくれていた人々のためにとプレゼントをしたのがはじまりといわれています。
人々はこれに対して、イーヴノレルに贈り物を持ってきましたが、イーヴノレルは『全てを愛し、全てを慈しめ。私への贈り物は全てのものへとわけあたえるべきである』といい、それから大事な人たちへの贈り物の習慣ができたといわれています。
これゆえに、ケネス・エリ(クリスマス)は、イーヴノレルとヴァルンツェ神が主催する祝日として広まっていきましたが、十二神すべてを祝う思いは今もその中に根付いています。
その象徴とも言えるのは「サンタ」で、これは、ト・テルタ神が生まれた後、毎年恒例となったイーブノレル神の贈り物と自分からの幸せを人々に配るために働いている姿、または、ト・テルタ神の使いと言われています。