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発動体について

■発動体について


 発動体とは、『詠唱』を行うための端末が格納されている媒体――要は魔法の杖のことです。
 詠唱端末(光のコンソール)を投影できる機能を持っていれば良いので、グラードの魔法士たちが持つ『魔法の杖』は、必ずしも杖の形状をしていません。杖の他に一般的な物としては『キューブ』と呼ばれる四角い塊がありますが、術者が所持できる形態であれば、なんでも構いません。

 また、発動体からコンソールを呼び出すにはキーワードが必要です。
 基本的には『デ・プレイ』(“展開”という意味。軍事用語)が最初のキーワードになっており、変更する事も可能です。大抵は「接続(アクセス)」「開始(スタート)」など、始まりにちなんだ言葉を使用します。

 なお、発動体には使用した公式についての“ログ(記録)”が残ります。トロウの魔法監督官などは、公式使用が適切になされているかどうかをチェックするために利用しています。

■市販発動体の形状とルール


 グラードでの『発動体』という物は、『プログラミング・キー』を投射する『映写機』の役割を担っています。その為、その発動体(映写機)からプログラミング・キーが投影された後、発動体自体はフリーな状態になります。
 ただし、詠唱中…つまり結合詠唱時には両手を使用して自分の周りに投影したプログラミング・キーに触れなければなりません。

 形状に関してですが、グラードでは通常のSWよりも、ソーサラースキル『魔導力学法』が社会に浸透しています。その為初期装備として購入可能な発動体に様々な形状が存在し、メイジスタッフに限りません。
 そのため、PCはメイジスタッフのデータを元に、それよりも有利にならない形状ならば、発動体として所持することができます。

メイジスタッフのデータ
 必要筋力:1〜10 攻撃力:+1 打撃力:+5 クリティカル値:12
 価格:必要筋力×10+100rk
 ◆2H装備
 ◆鈍器として、手加減が可能
 ◆隠し持つには不向き
 ◆一目で魔法の発動体であることが看破される


★キューブ


 キューブは、魔法士が公式発動するために使う発動体として一般的な、人気のある形状のアイテムです。大きさは普通のものは小ぶりのメロンくらいで、ふわふわと術者の周りの空中を漂います。
 公式を使用する場合、術者はそのキューブに触れて、コマンドワードを唱えることで、ほかの発動体と同じく周囲の空間に光のコンソールパネルが展開されます。

○キューブデータ
 キューブの値段は100rk〜で、戦闘の際の武器としては使用できません。
 また、キューブには魔法士協会ファクトリー製だけではなく様々な製造元があり、ブランド品などもあります。このような品は、100rkより高値で取引されるものもあります。

 基本的なキューブのデータ
 ◆2H装備扱い
 ◆武器としての使用は不可
 ◆隠し持つには不向き
 ◆一目で魔法の発動体であることが看破される


■クリエイトデバイス


 『クリエイト・デバイス』によって発動体に為しうる品物は、携帯できる範囲の物であれば制限はありません。盾だろうと銃だろうと可能です。
(※ソードワールド本来のルールでは、所持者の動きを妨げない程度に小さなものか、重心に大きな偏りのない棒状のものに限られています)

○クリエイトデバイス発動体の制限
 戦闘Rにおいてソーサラー魔法を使用する場合、そのターンは両手をキーボード操作に使用する為(または発動体の先でキーボードをタッチするイメージ)、手に持った武器や盾に付随する、あらゆるプラスボーナスが消失します。(武器、盾本来の使用ができない、と解釈してください)
 その為、盾や武器の回避ボーナス等を使用して回避行動を行った場合、魔法使用の為の動作を放棄した、として、そのRはソーサラー魔法を使用することができないとします。
名前:TEK 10月31日00時36分(水) 話題:3 親番:4 番号:5

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