==グラード辞典==

　－その他

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▼ 文明：暦 2005/04/22/04:59:08
▼ 文明：住所表記 2005/04/25/19:53:37
▼ 文明：テーセル（距離単位） 2005/04/22/04:54:21
▼ 文明：テグル（重さの単位） 2005/06/18/02:57:24
▼ 文明：ルクス（貨幣単位） 2005/04/22/04:52:05
▼ 文明：印刷技術 2005/04/22/22:48:10
▼ 法律：存在法 2005/04/22/04:56:30
▼ 法律：大陸法 2005/05/17/07:02:20
▼ 名称：害神 2005/04/22/04:59:21
▼ 名称：系祖十九 2005/04/22/21:08:46

文明：暦

設定内容

　グラードの一年は現在の我々の暦と同じく３６５日から成っており、１２の月があります。それぞれの月には１２の神々の名がつけられています。

　一月：アルカーナ
　二月：レーティ・パル
　三月：ト・テルタ
　四月：ヴァルンツェ
　五月：ガラ・デ・パスツェル
　六月：イーヴノレル
　七月：アグラム
　八月：テウ
　九月：ソルト
　十月：クオン
　十一月：カニクバ
　十二月：ウェンターナ

記入日時 2005/04/22/04:59:08 No.31
記入者ＷＭ

文明：住所表記

設定内容

　グラードにおける住所表記は基本的に現代と変わりません。以下の分類で指定されます。

　・国
　・領（州）
　・街、村、集落、都市
　・場所

記入日時 2005/04/25/19:53:37 No.107
記入者小銀

文明：テーセル（距離単位）

設定内容

　距離の単位です。その単位は以下のようになっています。

　１テセル　：約２センチ
　１テーセル：約２メートル
　１テル　　：約２キロメートル

記入日時 2005/04/22/04:54:21 No.33
記入者ＷＭ

文明：テグル（重さの単位）

設定内容

　１ミリグラム＝該当なし
　１グラム＝１リラテグル
　１キログラム＝１テグル
　１トン＝該当なし
　と、なっています。しかし、ミリグラム等はその単位が必要な作業を行う工房、魔法士協会等ならばあるかもしれませんが、その地域ごとに呼び方は違い、トロウ国内ですら共通する呼び方はありません。

記入日時 2005/06/18/02:57:24 No.155
記入者はるんど

文明：ルクス（貨幣単位）

設定内容

　グラード大陸の東西の中心に位置し、広大な港を要した商業輸送国家トロウ。そのトロウから発行され、現在ほぼグラード大陸全土で使用できる貨幣が「ルクス」です。
　このルクスは紙幣制度が設けられており、１０，５０，１００、２００ルクス紙幣があります。
　ですがこの紙幣はトロウから離れるにつれ信用度と浸透度が下がりますので、依然貨幣が取引での主流です。

　貨幣は丸い円形をしており、その価値は１，１０，５０，１００ルクスがあります。こちらは信用度と浸透度が高く、ほぼ全世界で使用できます。
　その１０分の１に『トレス』という貨幣もあり、こちらは小さな楕円形の粒のような形状をしています。

　また、大型取引では金塊のプレート板が使用されることがあり、こちらは１０００，５０００，１００００とあります。最大の１００００ルクスプレートのことを「インゴット」と呼び、大きさは小ぶりのレンガほどです。

　ルクスの価値は『１ルクス＝約１００円』と目安として考えると良いでしょう。

記入日時 2005/04/22/04:52:05 No.48
記入者ＷＭ

文明：印刷技術

設定内容

　グラードの印刷技術は、印刷媒体が手書きの羊皮紙から活版印刷のパルプ紙へとゆっくり移行している最中です。
　トロウなど大都市部では新聞などのメディア媒体がある程度浸透していて、これはパルプ紙に活版印刷機で印刷した物です。
　本屋なども大都市にはいくつか見られ、本は中流～上流階級の娯楽として成り立ちつつあり、需用は増加の一途を辿っているため、製紙・印刷はこれからの産業、としてますますの発展をしていく物と思われます。
　紙の生産は、主に水が豊富で林業が盛んな地方の特産品として成り立っており、紙の価格はまだまだ安い、とは言えない部類ですが、割合に大量生産が可能なので徐々にコストは下がってきています。

　一方、昔ながらの羊皮紙もまだまだ廃れてはおらず、旅慣れた冒険者などには強度や耐水性の都合から根強く好まれており、連絡用の重要書簡なども羊皮紙が使用される事が多いようです。

　余談にはなりますが、ホーミュスーの一族で形成されるコミュニティ内には、魔法技術を応用していると見られる遥かに質の高い紙を作り出す技術や、多色印刷などの技術も存在しているようで、滅多に外部に流出しないそれらの生産品は目にするだけでも珍しい貴重な物になっています。

記入日時 2005/04/22/22:48:10 No.55
記入者レン

法律：存在法

設定内容

　一：この法が施行された地域が定めた特定の種族は、その存在が危険かつ悪質なものとし、『闇種族』と呼称する。
　一：『闇種族』はこの法が施行された土地では一切の人権は認められず、施行後一時間以内に立ち退く義務が生じる。
　一：この法が施行された後もその土地に滞在を続ける『闇種族』には、たとえいかなる理由があろうと処刑される。刑の執行が妨げられる場合は武力の行使も許可される。

「存在法」の内容は大体こんな感じです。

　法が公布された時や施行されてから一時間以内にその地域から出てしまえば法に問われることは無くなりますが、実際のところ『闇種族』と決められた種族にこの法が公布されたことが知らされる事は少なく、教えられたのは処刑台に上る瞬間、という事もあったようです。
　施行後、一時間以内に立ち退くことも難しいものです。移動手段に馬車などを借りようとしても大抵断られますし、「人権のないオマエに乗る権利は無い！」とか言われて乗っていた自分の馬から引きずり下ろされる、という事もありました。
　それでも世の中悪い人ばかりじゃありません。逃亡を助けたり、身を隠す場所を提供する人間も数多く存在したのも事実です。

　トロウ王国やアーネス共和国など、現在「存在法」が改正された地域では、『闇種族』の大半にも人権が認められています。
　基本的に、トロウとその東側にある国々ではこの法律は改正され、西側諸国ではいまだ改正されていません（完全実力主義社会のジェクトは例外）。
　ですが、いわゆる人として「新参者」の彼らに対する対応は地域によってバラバラで、全体としては、いまだに差別を行う人間の方が多いのが現状です。

記入日時 2005/04/22/04:56:30 No.47
記入者ＷＭ

法律：大陸法

設定内容

　グラードの国際法は『大陸法』と呼ばれており、トロウを含めて現在１０あまりの国家が加盟、そして３０種の種族が登録しています。元々は種族の基本的権利を守るために生まれましたが、近年では、加盟国の増加と、「少しでも対話を」というアームズ共和国の働きかけにより、加盟国（『大陸法国家』）間の国交正常を目指した一つの手段としても利用されています。そのため『大陸連盟』とも呼ばれます。

◆登録種族の基本的人権の保障

　『大陸法』に登録された種族はモンスターではなく『人』としての基本的人権が保障され、法の加護が得られます。元々の『大陸法』はこの目的で成立しました。
　人間・エルフ・ドワーフ・ハーフエルフ・パイフールゥ・ホーミュスー・グリィラル・ラーバード・ボーンレット・フェンランの１０種族は、まがりなりにも独自の国政を持っている（もっていた）ため“常任登録”されています。
　そして、クラケット・フェアリー・ライグル・パクタック・ダークエルフ・ゴブリン・オークやケンタウロス・ホゥテール・ネルサンフスなど２０種族が“非常任登録”されています。非常任登録種族の扱いはそれぞれの国によって異なり、闇種族に対する『存在法』が残っている国々や人間至上主義のトヴァシュトラ帝国などでは迫害を受けることもあります。

◆加盟国間の外交交渉ルートの確立

　「少しでも対話を」というアームズ共和国の働きかけにより生まれた役割です。以前はそういう場を設ける手段が無かっため、互いに疑心暗鬼を膨らませ、そのまま小競り合いという名の“戦争”に発展することが多くありました。
　この面での『大陸法』の役割は大きく、例えば、ドレスもアームズ共和国外交特使が出席するならば、トロウとの外交会談に応じても良い。という、条件付ながらも話し合いの席を設ける事に成功しています。
　また、年間１０回近くの小戦争が繰り返されていたドレス帝国とファーレン公国の間でも、『大陸法』に加盟し、第三国の仲裁による事件の詳しい調査の結果、年１０回の小競り合いの理由のうち、二回が自分の国の交戦派による自国テロだったと判明したという実績もあります。

　２０年前のトロウでの『存在法改正』においても、トロウ王国が大陸法加盟国家であったため、同じく加盟国であるアームズ、エトラムル、ルアーブルの三国が中心となって、当時のトロウ法に“口出し”出来たといわれています。

◆加盟国間の相互防衛協定

　近年、この『大陸法』に加盟国間の相互防衛に関する協定が含まれ、“加盟国＝同盟国”としてのニュアンスも強めています。
　この協定を加えたのは、ドレス・トヴァシュトラ両帝国の侵略を警戒するトロウ王国です。そのため、建前はともかく、本音は、単国で最強戦力を保有する中央最大国家ドレス帝国と強烈な人間種中心政治を敷いているトヴァシュトラ帝国に対抗するための同盟関係となっています。
　しかし、他国との友好関係に問題はあるものの、どちらも強い影響力、発言力を有する国であることには違いないため、ドレスもトヴァシュトラもれっきとした大陸連合加盟国家です。

◆その他の条項

・系祖十九のなどの『現象』や『災害』認定
・輸出入の制限および通貨価値のコントロール：
　経済上の紛争を避けるために、交易品目やその数量などを必要に応じて交渉する場の設置。この条項では具体的な品目は決まっておらず、“まずは両国間で話し合う”ためのものです。
・魔法士の移動規制：
　レベル３以上の魔法士は他国に出かける場合は出国手続きをする必要があり、これに違反すると『武器密輸』レベルの犯罪と認定され、処罰されます。これはジェクトの法律でしたが、魔導力学法と魔法士協会の普及とともに事実上の国際法として認定されたものです。

　『大陸法』は、種族の基本的権利の保障と加盟国間の国交正常手段、その二つを主眼においており、また、まだまだ未熟なシステムであるため、現在の国際法のような法体系や組織は持っていません。各ＧＭが必要に応じて詳しい条項を追加してもよいでしょう。

記入日時 2005/05/17/07:02:20 No.132
記入者 TEK

名称：害神

設定内容

　神々の考えは人に理解することは不可能です。それは人の思想を昆虫に説くようなもので、それほどの隔たりがあります。
　よってこの『害』という表現は『危害』よりも『被害』という意味合いが強く、『結果的に』危害を与える神々を総称してそう呼びます。
　基本的に害神は台風や津波と同じく『災害』として扱われます。被害者は泣き寝入りし、通りすぎるのを待ち忍ぶぶしかありません。
　強力な妖魔、精霊をこう称する事がありますが、まったくの別ものです。害神は文字通り『神』であり、その存在は圧倒的なものなのです。

記入日時 2005/04/22/04:59:21 No.17
記入者ＷＭ

名称：系祖十九

設定内容

　『系祖十九』と呼ばれる十九人の強力な『魔法使い』が存在する。現在存在が確認されているのは八人。全員が国際法で『現象』と定義付けられている。
　魔導力学が『コップの水』ならば彼等の実力は『大海』。比べる規準自体がそもそも違い、なおかつ彼等の力は『技術』ではない。

■系祖０３
　アルカイド＝エル・コフラー（男性）
　砂漠のど真ん中に住んでいる…オアシスそのものであり、きまぐれで砂塵を導いたり、山を砕き砂に変え、砂を集め山に変える。

■系祖０５
　ローランド・サイクロン
　精霊使いに近い魔法使い。ここ数百年程は各精霊界を回っているという。あまりに精霊を理解したが故に、既に肉体的にも精霊に近い存在となっている。半径数百キロに吹雪を巻き起こしたり、火山を噴火させる事も出来たという。

■系祖０８
　ザウエル・オーギュストス・ギュスターヴ・ファウストⅠ世（人間、男性）
　蘇生術やら延命術を研究してた魔法使い。いわゆるネクロマンサー。

■系祖９
　ケッターラ・ナグール・ハリト・バース（人間、男性、外見年齢三十代前後）
　人体改造とか魔法生物の研究者で究極の器を求める魔法使い。

■系祖１１
　セレヴ・マトゥーメレ（ラーバード、女性、外見年齢二十代前後（実年齢五百歳以上））
　『防壁』に多大な感心を示す魔法使い。最強の防御壁を完成させたが、そこから出られなくなったオチャ目さん。

■系祖１３
　アナハイム・グラスウェル（男性、八百歳以上（外見年齢三十代））
　人食を司るカニクヴァの第三天使『ヴォルーチェ』との契約を結んでる人物。得意魔法は召還魔法。
　人を食べる『業』を持つ魔法使いで、その悪癖から『現象』指定された魔法使い。

■系祖１４
　グレイス・ロージュ（エルフ、女性）
　紅茶好きが祟って、自分の存在維持の手段を『睡眠・食事』から『紅茶摂取』に変えた紅茶狂。高級茶葉数種の品種改良に関与してるとかなんとか。扱いが荒かったり「ど下手糞」な煮出し方だとどこからともなく現れて「説教」するらしい。

■系祖１６
　ヴィヴァーチェ・フェルミニーナ（女性）
　自分の不幸特性体質を改善させるため、研究を重ねる内に魔法を極めた女性。だが、現在でも彼女は不幸らしい。現在は自力で生成した『異世界』にその身を現世と行ったり着たりさせて、被害を最小限に抑えてる。

■系祖１８
　ミサ=ミサ（人間、１２０歳前後・女性）
　永遠の若さを追求するファウストの妻。存在停止の概念と転生の概念、どっちを利用しようか迷っている外見年齢十六歳。

記入日時 2005/04/22/21:08:46 No.26
記入者ＷＭ

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