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貴族:  2006/04/02/14:16:51
貴族:近衛兵  2006/04/02/12:50:12
三大商人:『海の』グランカルヴァー  2006/05/31/00:48:05
三大商人:『陸の』サラディン  2006/05/31/00:51:54
宗教:ダークプリースト  2006/04/04/18:57:04
宗教:ドラゴン教団  2006/04/02/12:49:40
冒険者の宿  2007/02/08/22:36:40
組織:ミルトロイテ  2006/06/14/10:29:07
その他:仮設弁護団  2006/04/02/12:53:15
その他:タタラ師  2006/04/02/13:04:07


貴族:
設定内容
 一般的に、封建制での最高位の為政者――トロウ国王など――を頂点とした爵位を授けられた人々を指します。基本的な爵位はどこの国でも『公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵』に別れています。アームズ共和国や完全能力主義のジェクトではこのような爵位は存在しません。

 トロウ王国は、領土拡大に伴って各地の豪族や領主たちに爵位を与え、統治機構に組み込んできました。
 そのため、――グランゼリカやガーウィ、ノーザランなどの例外はあるものの――基本的に各州の最高領主には公爵位が、そしてその州の下位領主たちにはそれぞれふさわしい爵位が与えられています。
 また、トロウ本国(首都トロウが位置する州)には「旧華」と呼ばれる歴史深き貴族たちがおり、その中でも最も有力な公爵であるディートリッヒ・フォルク・ア−ベンドは「大公」と呼ばれています。
 これに対し、事業などで力を付けて爵位を手に入れた人々もいます。彼らは「新華」と呼ばれ、サラディンの側近であるラングフォルド伯爵家や、グランカルヴァーの側近であるベイリン子爵家などが有名です。

 なお、国内外に多くの領地を持ち、世界最大の経済力を持つ三大商人ですが、穏健派で商人としての歴史も長いグランカルヴァーでも男爵位に留まっています。一匹狼で社交界に興味のないサラディンは受勲を拒否し続けており、歴史が最も浅いカルティルトはとある義理で男爵位を得てるに過ぎません。

 受勲については、トロウ国王が推薦した場合、その推薦者は一人で構いません。公爵クラスなら2人以上。伯爵クラスなら5人以上の推薦者があれば、『審査』を行えます。
 これは法ではなく慣習ですので、いくらでも例外が存在します。とくに正式の法制化されてるわけではなく「王が言われるなら――」「公爵様が二人も推薦されるんだったら――」という程度です。
 貴族称号自体の発布は国王1人の権限ではなく、爵位を持っている貴族はそれを『継承』させる権利がありますし、高い爵位を持っている者は、それ以下の『爵位』を発行する権利を持ちます。もっとも、それにともなう権利、財産等は発行した貴族が責任を負わねばなりませんが。だから素晴らしい功績を残した者に、貴族が爵位とそれにともなう財産をあげることもあります。


 貴族が収入を得る方法として『領地から税収を得る』『自分で事業を起こす』などの方法があります。 『領地から税収を得る』という貴族はごく一部で、たいていは自分で仕事を持っています。
 国王が居るトロウ本国以外の州では、領主貴族の下に『領地から税収を得る』貴族もいます。州を管理している貴族も全部を一人では管理できないため、更に下の貴族がそれを管理して――そして町長や村長にそれを管理させ――と、ピラミッド状になってます。与えられた領地内の政治はその貴族がして、収入のいくらかを上に回す形です。

記入日時 2006/04/02/14:16:51  No.217
記入者 TEK(WM設定転載)

貴族:近衛兵
設定内容
 トロウ国王に近衛兵がいるのと同じく、各貴族にもそれぞれ「私兵」――つまり近衛兵的な者――は存在します。もちろんその人数は各貴族ともバラバラです。
 近衛兵になる条件も様々で、代々その貴族に使える騎士がいたり、中には冒険者を貴族が『近衛兵』として迎え入れたりします。
 女性でも役職についている人はいます。『近衛兵』と言うと屈強な兵士。最後の砦という印象が強いですが、身辺に長くいることが多いので、どちらかと言えば貴族のサポート役になることが多く、武力よりも事務処理能力を評価されて近衛兵の位置にいる者もいます。
 また、女性の場合は寝室警護――つまり愛人として囲われる『近衛兵』もいますし、もちろん女性でも名称通りの『近衛兵』としての実力を兼ね備えている人もいます。

 有名どころではやはり三大商人が保有する近衛兵です。
 元海賊であった集団を近衛兵に仕立て上げたグランカルヴァー。護衛力とその圧倒的な開拓能力が評価されたサラディンのイーヴノレル僧兵。魔法士協会に資金協力し、その圧倒的な魔導能力を駆使した集団を保有するカルティルト。これら三大商人の『近衛兵』は、“お飾り”としての印象が強い他の貴族が保有する親衛隊に比べて、ずっと実戦的です。

記入日時 2006/04/02/12:50:12  No.190
記入者 TEK(WM設定転載)

三大商人:『海の』グランカルヴァー
設定内容
 トロウ三大商人の一つ、グランカルヴァー家。
 サラディン家、カルティルト家と共に『三大』と呼ばれる商家ですが、実際その規模は他の二家を大きく上回ります。そもそも三大という言葉はサラディン家、及びカルティルト家が持ち出した「デマ」との噂もあるほどです。規模的に言えばサラディンを3、カルティルトを2とすればグランカルヴァーは8ほどもの規模を誇ります。
 
 その歴史も長く、トロウが『国』としての歴史を開始したのが400年前。グランカルヴァー家はおよそ300年前から『商家』としての歴史を開始しています。そして、その筆頭手段は海路。大量輸送の筆頭ともいえる海路を抑える事によって、グランカルヴァー家は莫大な資産を築き上げました。

 グランカルヴァー家は現在、政略結婚等により『男爵』の爵位を持っています。現在の頭首はメイリユート・グランカルヴァー。特別な才は持たないという評価を受けていますが、祖先が残した財産をきっちりと管理、運営できるだけの手腕を持っています。そもそも特別な事をせずともすでに財を築くシステムを構築し終えたグランカルヴァーにおいて、必要なのは『維持・管理』であり、『冒険』ではないのです。その点において、メイリユートは非常に優れた頭首と言えるでしょう。

 グランカルヴァー家の主な輸送手段は海路です。その輸送手段において、現在最高、そして最強と評されるのが全長300メートルの巨大貨物船『パティ』を筆頭にした輸送艦隊『ワールド』が有名です。その輸送量は小国程度ならば一年以上を賄える量を一度の航海で運びきってしまうほどの規模です。

 グランカルヴァー家頭首、メイリユートには現在四人の子がおり、その全員が女性です。そのいずれもが非常に稀に見る美女であり、『四姉妹』と噂されています。もっともメイリユートはその四人を溺愛しており、長女はすでに23になるというのにまだ結婚していません。 上からフィテメント(23)、アウティキラ(19)、ユーノンノ(15)、フィティッキ(13)です。

記入日時 2006/05/31/00:48:05  No.232
記入者 TEK(WM設定転載)

三大商人:『陸の』サラディン
設定内容
 水蒸気を動力とする蒸気機関の技術は、今から500年以上も前に現在と同水準の基礎が確立していました。
 この蒸気機関の原理を発見したのはドワーフ種です。彼らは、鉱石の採掘中に地下に閉じ込められていた温泉をしばしば掘り当て、それがたびたび爆発的な衝撃をもたらすことから、蒸気の力に気づいたのです。蒸気の力を発見した後、ドワーフ種は豊富な燃料(温泉はいたるところに存在していた)を使用して、エレベーターやゴンドラなど、様々な道具を作りました。
 しかし、彼らは非常に頑固で、どちらかというとラーバード種みたいに閉鎖的な国を作る種族であったため、長らく技術の独占状態が続いていました。

 この技術に目をつけたのが、当時大陸横断鉄道を計画していたサラディン家です。その頃の世界の主力輸送路は海でしたが、『海』のグランカルヴァー家がほぼ独占していたため、サラディンはそれとはまったく別の通商路を作る野望をいたいていました。
 しかし、当初に設計していた機関車では、非常にコストがかかり、儲けが出ないと判明したため、大陸横断鉄道計画そのものが企画段階で頓挫しかかっていたのです。そこで、サラディンはドワーフの技師を高い給料で雇い、蒸気機関を大陸鉄道の主機関車両の動力として利用する研究――というより、応用開発を始めました。
 元々の基本的なシステムは完全に構築されていたので、応用は案外容易いと見たサラディン家は、国から物凄い借金をして、鉄道予定路線の買収に乗り出しました。裏ではかなり危ないこともしたといわれています。

 しかし、ドワーフの職人たちが作り出す蒸気エネルギー機関は、物凄い効率で蒸気をエネルギーに変えられたため、人間側の技術が追いつかず、鉄道機関車両の開発は難航しました。
 そこで利用されたのが魔導力学法です。この新しい技術を使用してミスリルなど強固な金属を歯車や螺子などに自在に加工し、また、魔導力学で空気の流れなどを調整、接合部の補強などをして、大陸鉄道車両をついに創りあげました。

 こうして、構想からわずか50年、グラード大陸の歴史では、本当に爆発のようにあっという間に、大陸鉄道は完成しました。大陸鉄道第一号『ゴードルSSM003』車の名前には、ドワーフの蒸気職人の名前が使われています。
 大陸鉄道の構想を打ち立てた初代サラディンから今の三代目サラディンまで、鉄道車両は絶え間なく改良を続けており、現在では平均時速20テーセル(40キロ)で大陸中に人と物資を運んでいます。

 そして、サラディン鉄道によって、ドワーフ種の独占技術であった蒸気機関も一般に普及し、今では様々な分野で動力源として利用され始めています。

記入日時 2006/05/31/00:51:54  No.135
記入者 TEK(WM設定転載)

宗教:ダークプリースト
設定内容
 光の七群神の神官でも『ダークプリースト』は存在します。

 教義の受け取り方の違いで、必要と感じた場合ダークプリースト技能を行使する神官がいます。
 この世界の『闇の五群神』は一信仰であり、邪教でもなんでもありません。信仰している者達も破壊神カニクヴァを信仰しているからと言って、「我々も破壊するんじゃー!」などと言っているのではなく、「悪いことをするとカニクヴァ様が怒るんだよ」と、諌めるような立場にいます。戒めとして信仰をしているのです。
 普通のプリーストでも考え方を変えればダークプリースト技能は使えます。天使が規制をしているのではなく、その人物の深層心理が規制をしているのです。
 ですからアルカーナを信仰しているダークプリーストも存在します。

 光の七群神を信仰しているダークプリーストを『異端者』。
 闇の五群神を信仰しているダークプリーストを『極端者』と呼びます。

記入日時 2006/04/04/18:57:04  No.30
記入者 WM  E-Mail

宗教:ドラゴン教団
設定内容
 一種の終末思想でもある。ある日世界中のあちこちで、「ドラゴンからお告げがあった」という証言が続発。表向きは納まったものの、「一度世界から去ったドラゴン達が再び世界を取り返しに来る」という『夢』に一部の人間が感化され、そこから「ドラゴンが来た時生き残れるのはドラゴンを崇める者達だけ」という発想が生まれた結果、ドラゴン教が成立しました。
 内容は要するに「ドラゴンが来る前に迎え入れる準備をしよう。そうすればドラゴンの仲間として終末の後にも生き残れる」というもの。一部のウェンターナやカニクヴァ信者、さらにそれ以外の無政府主義者の過激派と結びついて地下で蓄えていると噂されています。

記入日時 2006/04/02/12:49:40  No.209
記入者 禍印

冒険者の宿
設定内容
【冒険者の宿】

 冒険者の宿とは通常の宿の機能に付随し、様々な仕事の依頼を斡旋する場です。ここに運ばれる依頼には簡単な雑用から時に国家の存亡に関わる重大な事件が運ばれることもあります。

 そのため、冒険者の店主はそれぞれの難易度を見極め、適切な冒険者を派遣する能力が問われます。実力不足の冒険者を危険な仕事に派遣すれば依頼は失敗し、自腹で新たな冒険者を派遣するか、違約金を払って依頼解除をすることになります。また適切ではない依頼にまわしたと冒険者の間での信頼も失うでしょう。
 かといって簡単な依頼に熟練の冒険者を派遣すれば、その依頼料、仲介料が高くなり依頼人からの信頼を失ってしまいます。適切な冒険者をちょうどいい依頼に派遣することは冒険者の宿として最も重要なことです。

 多くの場合、冒険者の宿は独自のネットワークを持っており、専属のバードやシーフ、セージなどに簡単な下調べを依頼し、どの程度の困難かを予測します。ツキアカではその下調べでSABCと4段階評価を行い、同じ熟練度の冒険者を派遣します。

【犯罪防止への寄与】
 依頼の最中に冒険者が逃亡したり、犯罪を犯し依頼主に不利益をもたらした場合、冒険者の宿は補償金を支払い、シーフギルドや衛視などに報告しその冒険者に賞金をかけることもあります。また他の冒険者の宿にも手配書などを渡し、その冒険者に仕事をまわさないよう要請を行います。
 また、逆に依頼事態が犯罪に関与する場合もあり、この場合は冒険者がそれに巻き込まれないよう依頼を断り、場合によってはシーフギルドや衛視に報告することもあります。

【蘇生・治癒システム】
 冒険者の宿の中でも、銀の月明かり亭はトロウ最大規模と長い歴史を誇り、現在では社会の指導的立場にある人材を多数輩出してきました。その独自のコネクションにより、本来面会すら難しい最高司祭と面識を持っています。(特に、トロウ・アルカーナ神殿の神殿長クラウディア最高司祭は、銀の月灯り亭の出身です)

 アックスは登録されている冒険者の中から、特に見所のある冒険者についてはそのことを事前に話し、希望があれば蘇生依頼を神殿にすることがあります。

 アックスの蘇生依頼も最高司祭の多忙、不在により断られることもありますが、最高司祭に時間があった場合、その蘇生依頼を受けてもらえることがあります。(PCが死亡した際、そうした幸運な冒険者として、GM判断のもとリザレクションをかけてもらうことができます。ただし、費用は通常のルールに従ってかかります)

記入日時 2007/02/08/22:36:40  No.262
記入者 TEK

組織:ミルトロイテ
設定内容
 存在法改正を機会に出来た、公式的には動物愛護団体です。
 が、実質的には人権を認められていない種族や、共存可能と思われるモンスターを保護する事を目的とした団体で、来るものは拒まず、去るものは追わずという形で活動をしています。
 パイフールゥ種族を中心とした、確固とした拠点を置かず、連絡役が間を取り持つ事で成り立っている組織です。
 トロウ市にメンバーが多く、トロウ王国の全域に広がって活動を行っています。

記入日時 2006/06/14/10:29:07  No.234
記入者 リール

その他:仮設弁護団
設定内容
 ライグル種がこのトロウとの文化交流を進め、街へと進出してきてはや20年が経ちますが、その朴訥さを利用される事件は後を絶ちません。例えば、工事現場等の日雇い労働などで、ライグル種の給料をピンハネしている管理者なども結構いると言われています。

 そのため、人間種と文化的な交流を始めた頃、同じような『被害』を受けたことがあるエルフ種が中心となって、そういう報酬の不当削減を阻止するために『仮設弁護団』が最近活躍しています。相談は無料で、しかもイーヴノレル神殿が協力体制にあります。
 また、ライグル種側には騙されたという自覚がないことが多い(そのため、相談に来ない)ので、『仮説弁護団』やそれに協力するボランティアたちも、自分からライグル種に積極的に声をかけています。

記入日時 2006/04/02/12:53:15  No.130
記入者 TEK(WM設定転載)

その他:タタラ師
設定内容
 フソウ特産の刀剣『ソウルブランド』を打つために必要な金属『魂鋼(たまはがね)』を作り出す錬金術士の一種。その前提として精霊使いの資質が必要であると言われているが、彼らがフソウから出てくることはほぼ皆無であり、その技術体系などはトロウでは全く知られていない。その存在を知っている人間自体少数です。

 実際には彼らが行うのは大雑把に言えば様々な鉱物の合金化です。『魂鋼』を例にとってみるなら、砂鉄を基に十数種類の鉱物を温度、湿度、季節などの微妙な条件でタイミングを変えて合成し、一月の間炉の中で混ぜ合わした上で冷やした鉱油に浸して固めることで非常に粘度と靭度の高く、さらに魔術とも親和性の高い鋼が出来上がる、というような具合になります。
 また、タタラ師は鉱物と精霊の親和性についても研究しており、ある種の金属や宝石の中に精霊そのものだけでなく精霊の力を封じ込める技術も密かに会得しています。

記入日時 2006/04/02/13:04:07  No.210
記入者 禍印

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