7月16日(日)〜23日(日)
   
「ニュージーランド視察研修-見る・聴く・知る 8日間の旅-」
                  2006年夏
7月22日(金)晴れ

 今日は、視察研修も昨日で終了したので、夕方まで自由行動。クイーンズタウンは、周囲
 を山に囲まれ、ワカティプ湖に隣接した小さな街で、アウトドアスポーツのメッカである。近
 くにスキー場もあるが、危ないことが避けて、ショッピングやロープウェイで楽しむことにし
 た。しかし、山有り、湖有りで住むにはいいところだ。今回お世話になった通訳兼コーディ
 ネーターは、ここで生活している。なんともはや羨ましい限りである。
 
 そんな楽しい時間は、あっという間に終わり、ホテルロビーに集合後、バスで空港に向か
 った。昨日は空港が閉鎖されていたので、人が全くいなくてとっても広く感じていたが、小
 さな空港のロビーは、大きな荷物も持つ人たちで混んでいた。

 ここで通訳兼コーディネーターご一家とは、お別れである。自由行動の時に、彼女がボラン
 ティアで、クイーンズタウンに住む日本の子どもたちのために、日本語や文化を教える会を
 開いているので、見学させてもらった参加者もいて、なんとも辛い別れとなった。

 実は、この視察研修には、スペシャルゲストが全行程同行していた。そのゲストとは、この
 一家の男のお子さんで、単調に成りがちな旅行にひと味添えてくれた功労者だった。彼女
 の夫もカメラマンとして参加してくれていた。彼は現役のプロ・カメラマンである。
 
 そんな一家との別れなので、余計に胸に迫るものがあった。
 
 いよいよオークランドに向けて、ニュージーランド航空648便の搭乗が始まった。ちょっと
 遅れたがほぼ定刻通り、クイーンズタウン国際空港を飛び立った。

 オークランド国際空港には、夜の7時近くについて、ガイドと合流しバスで、空港近くのホテ
 ルに向かうと、もう真っ暗だった。市街にでていくのもあまり時間もないし、このホテルのま
 わりには、ほんとに何もないので、ホテルのレストランで最後の晩餐にした。

 それぞれに今回の視察研修への思いを語り、成田では時間もないので、主催者側としての
 挨拶も済ませた。

7月23日(土)晴れ


 今日は、飛行機が8時30分の出発なので、ホテルの朝食を摂る時間もないので、チェッ
 クアウトして、すぐにバスで空港に向かった。

 チェックインを済ませ、すぐに出国手続きを済ませ、出発ロビーで、最後の買い物や、朝食
 で搭乗までの時間を過ごした。

 ニュージーランド航空99便に乗り込み、成田に向かった。成田には、ほぼ定刻に着いた。
 入国手続きを済ませ、屋内から屋外にでたら、ジトジトした空気に取り囲まれた。

 8日間の行程は、あっという間に過ぎてしまって、出発するまでの数ヶ月の苦労が、夢だ
 ったかのように思える。

 さぁ、次の視察研修に向けて、また新たな挑戦が始まる。北欧に行きたいとの希望も聴
 いた・・・G.Planning にしかできない企画にしたいと胸が高鳴ってきたぞぉ〜。
 

                                        The end.