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  2000年3月*日(*) 晴れ/曇り 13〜14℃・やや寒い・風少々  
 
 今季、第2回目のヤマメ釣行である。先日のポイントが、まずまず良かった
 ので、今回も同じ場所を釣る事とする。やはり、午前中はアトリエでの仕事
 をし、午後例「釜の淵公園」駐車場へ。釣り人はポツリポツリといった感じで
 少ない。こんな時静かに釣りが出来る自分に妙に満足しながら、公園前の
 瀬で、エサの川虫を採取する。早速この瀬の少し上手の深瀬で、第1投目、
 竿を振ってみる。この一投目ですぐに当たりがあった。仕掛けを流し終わる
 直前の送り込みでの針掛かりである。しかし、掛かったのは、20cm少々の
 の虹マスであった。その後、数投目で同じ流れの少し上で、明確な当たりが
 出たが、針掛かりしなかった。水面に魚影まで、見えたが…、残念!
 この辺りの流れは、昨年の夏の長雨・増水で水路が大きく変わってしまい、
 今は左岸と右岸に2つの流れ(川筋)が出来ている。この2つの瀬は悪くは
 なく、感じとして鮎釣り向きの瀬になったと言えるだろう。水量が大きく変化
 なければ、今季の鮎は楽しみである。
 その後、鮎美橋まで、瀬の落ち込み、大岩回り、深瀬、トロ場…等、例年の
 今ごろ必ず釣るポイントを探るが、結局ウグイが1匹掛かっただけであった。
 鮎美橋下で再びエサの採取。前回釣果のあった下流の「ぶつかり淵」の落
 ち込みから、かけ上がりにかけてのポイントでヤマメを2尾ゲットする。やは
 り送り込んでからの「遅合わせ」が良く「速合わせ」では1尾バラシてしまった。
 ここは、一時間で見切り、前回まとめて釣果が良かった調布橋下のポイント
 へ・・・。ここでは、フライフィッシングの釣り人が、一人既にラインを振っていた
 が、そのポイントよりも少し上流の瀬落ちに入る。第一投で、鋭い当たりが来
 たが、これは完全にしてやられた感じで、…針掛りすらしなかった。悔しい!
 日没まで、このポイントで釣り、結局ヤマメ4尾をタモに納める事が出来た。
 最後に来たヤマメが、本日最大の27.5cmであった。仕掛けの目印が、
 何とか見える暗らさの中での「当たり」であった。やはり「夕まずめ」なのである。
 しかし、本日は「ばらし」や「針がかりの悪さ」等がいくつかあり、これは大いな
 る反省材料であった。気持ちが、何処かであせっていた証しである。兎に角、
 もっと丁寧に釣らなければいけない!

 本日の釣果、ヤマメ6尾に、虹マス1尾の計7尾であった。

 ※鮎美橋下で、川虫を採取している時、野鳥観察の婦人2人が、声をかけて
   きたので、「川鵜」の事を尋ねてみたところ、やはり一度目撃したとの事。
   2〜3羽の群れで、川面を狙う如くに見ていたらしく、その黒い鳥姿は間違
   いなく「川鵜」であったとの事…やはり、本当に奥多摩まで飛来しているの
   である。いやはや、又…今年の、「鮎」が心配である。

 (全釣果:7尾)

釣果7尾
左端が、27.5cmのヤマメ(放流もの)
 

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