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「椿の花」油彩画4号
 

「椿の花」 1910年(明治43)頃
油彩画・板  仏寸 4号

東京美術学校に入学した頃の作品で、半三の事を若い
頃から最も理解してくれた長兄、戸川精一(裁判官にな
ったが、惜しくも30歳代で亡くなった)に進呈した作品。
この美校入学も兄、精一の取り成しで実現した。半三の
両親は、「高等工業なら入学を許すが、美校は反対」と
の事であった。半三は、年齢制限(数えで25歳)で、1
回で合格した。                        

 

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