東京美術学校に入学した頃の作品で、半三の事を若い 頃から最も理解してくれた長兄、戸川精一(裁判官にな ったが、惜しくも30歳代で亡くなった)に進呈した作品。 この美校入学も兄、精一の取り成しで実現した。半三の 両親は、「高等工業なら入学を許すが、美校は反対」と の事であった。半三は、年齢制限(数えで25歳)で、1 回で合格した。
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