◎日程 22/07/2005〜25/07/2005              

 1日目 パリ到着とルーヴル
 2日目その1 サヴォワ邸とオルセー こちら
 2日目その2 オルセーと運河沿い こちら
 3日目その1 ツール・ド・フランス観戦 こちら
 3日目その2 12区散策 こちら
 4日目 帰るだけ こちら
 2003年の旅行記(6ヶ国7都市)はこちら

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22/07/05 パリ到着とルーヴル

上野から1000円の京成で成田へ。コレが一番です。
18時にパリCDG空港到着。7度目のパリです。

数分でRER駅へ移動。自販機での切符の買い方を何組かに聞かれ、どこの国の人かわからないまま、目的地を訊きトントンとボタンを押し進めて教えるが、カードやお札にかなり制限があり、最後の動きも変。なかなかうまくいかず。「ホントだ、買えねーな...」自分のも含め、もたもたしてしまう。窓口も長い列。時間のロス。
RERを使い25分程度で北駅到着。8ユーロ。バスだなんだより速くて安い。いつもこれです。

ん?北駅が微妙に綺麗になっているぞ。ピンク色に無理に塗ってあるって感じの壁。マイナーチェンジです。その券のままメトロに乗り継げて、カデ(cadet)駅へ。10枚綴りのメトロ・バスの切符カルネ(carnet)を購入。
◆北駅到着。微妙にリニューアル。
ネットで一泊分(明日以降は別の宿)だけ取った宿(通りの名前だけ覚えておいた)を探す。
奥行きはあるようだが、間口は狭くこのページの写真ほど綺麗ではない。
フロントで「部屋にシャワー・トイレは無い」と言われる。あれ?チェック漏れか...?46ユーロなのもそのためか。しゃーない。
ロンドンのテロ以前、元々初日は夜通し街をうろつく予定だったのです。急遽、取っておこうと追加した宿。でも結局のところは、多分夜遅くなれば疲れそう。宿取ったのは正解っぽい。
長旅で身体を綺麗にはしたいな...と、共同のシャワーをうかがうとこれまた古くて汚い造りだ。シャワーも真上に完全固定で全身洗えるのか不安。諦めるか。
◆一泊目の宿。風呂・トイレは廊下。
荷物(リュック一個)を置いて、一昨年ここで買ったミシュランの地図とカメラだけ持って外出。
とりあえず、徒歩で南下。モンマルトル大通りで、客がなぜかいないけど、結構好きな店ポム・ドゥ・パン(pomme de pain)で、カフェとフォンダンショコラで一服。
さらに南下し、パレ・ロワイヤルの脇を通り、ルーヴル美術館へ。既に20時半を過ぎているが、真っ昼間と区別が付かない明るさ。
◆好きなチェーン店のカフェで最初の一服。 ◆21時前にルーヴル着。空は明るい。
夏の金曜日は21時45分(まだまだ明るい時間)まで開いているのです。この時間なので堂々とガラスのピラミッドから並ばずに入館。昼間はアホのようにここに行列が出来るのですが、地下から入ればラクです。さらに多くの人が知らない、セーヌ川沿いにあるリオン口(porte des lions)などは、非常に空いています。すんなりと入れます。
◆並ばず入れる裏技のリオン入口。 ◆ニケ(Nike)。サモトラケの。
「あと1時間で閉まるけど」と言われるが、「わかってます」と告げ、夜の料金6ユーロで入館。モナリザがどの翼だったかを覚えてないので、その姉ちゃんに訊く。部屋が変わったというドノン翼のモナリザから観ることに。ちなみに、フランスでは「もなりざ」でなく「ら・じょこんど」と言います。
◆モナリザ(La Joconde)。混雑もなく。 ◆ラ・トゥール作「いかさま師」。ダイヤのAの方。
昼間と違って館内はとても空いている!
著名な絵画が並ぶホールにひとり貸切っぽい状態になることも


トコトコと早足であちこち歩きつつ、一昨年閉まっていたフランス絵画のゾーンに向かい、ラ・トゥールを中心にじっくり観る。いつ見ても、この蝋燭の灯りは素晴らしいです。
◆ラ・トゥール作「大工聖ヨセフ」。 ◆ラ・トゥール作「悔悛するマグダラのマリア」
ルーヴル地下の各国の店が詰まった食堂へ。さすがにここも21時半だとガラガラだ。鮭とマカロニをたらふく食う。「閉まるよ」と言われ、気付いたら22時。

外はまだほんのり明るい。シャンプーを買って宿に戻る。
スポーツニュース見て、ペリエを飲み、すぐにぐっすり眠る。やはり、宿取って正解。
また明日...。
◆山盛りキャベツは酸っぱい...。鮭は旨い。 リヴォリ通りより。まだほんのり明るい22時。

1日目おわり。      メインへ。   2日目その1へ