サナザナサラチ 36号
21Lsara36


左手に立つバガヴァン ババにたいし、右手には三人の『ヴェーダ』学者()が立っています。手前の二人の僧は、手に長い竹を持っています。もう一人は、鍋からギー(ミルクからつくられる)を竹に流しています。竹の下端は蓮華の御足のまえにある火のなかにギーが注がれる位置に持たれます。これは火の神にギーを捧げ、全世界の安寧を祈る神聖な儀式です。毎年、ダセラ/ナヴァラトリの祝日に、この儀式は行われ、『ヴェーダ』学者がマントラを唱えるあいだ、神聖な火にギーが注がれます。

  ババの蓮華の御足の正面にオームのシンボルがあります。これは黄色い菊の花を敷き詰めたところに真紅のバラのはなびらで書かれたものです。
バルヴァテイ スワミ氏の説明による
P812

Sanathana Sarathi Dec.1988