サナザナダルマ 17号
42Ldarma17

目次

Atma Calling Paramatma たましいは神を呼ぶ P390
Grief and God 嘆きと神  P396
God’s Love Is Like in-shine  神の愛は太陽の輝き 

 P399

 悩みは至高の神を熱烈に求めることによってのみ克服することができます。貧乏という鉄の鎖であれ富という黄金の鎖であれ、いま束縛されている鎖から自由になることを熱心に求めなさい。母親を求めて泣く赤児のようによるべない者として至高の神を求めなさい。母牛を呼んでなく仔牛のように必死に至高の神を求めなさい。一椀の食べ物を乞う飢えたこじきのように、悲しげに至高の神を求めなさい。叫びはハートの底からの響きでなくてはなりません。至高の神は騒々しい音や空虚なみせかけによっては、けっして引き寄せられません。至高の神は親族からの頼み、すなわち人がたましいから神を求める祈願によってのみ降臨します。

 P390

 Sanathana Sarathi Oct.1990