こしがや紅葉能


平成20年10月4日(土)  午後 3 時 開演  於: こしがや能楽堂

こしがや紅葉能

今回は第4回目の公演となります。
素晴らしい庭園に囲まれた舞台も、一年置きに訪れる越谷の秋の風物詩になりつつあります。
どうぞ心ゆくまで御堪能ください。
また御協力御後援を賜りました皆様には、衷心より御礼申し上げます。


第T部 同門会発表会
(入場無料)
午前9時30分〜午後2時30分

 

第U部  午後3時開演  

舞囃子 半 蔀
 〔 解説 本田光洋 〕
本田 布由樹



敦 盛
シテ 本田 芳樹
ワキ 村瀬 提
アイ 山本 泰太郎
八反田 智子
小鼓 鳥山 直也
大鼓 高野 彰

解  説 (パンフレットより)


舞囃子


「半蔀」
はしとみ
すでにこの世の者でない”夕顔”は、今も光の君との忘れがたい恋を偲ぶ。
夜の闇に白く浮かび上がる夕顔の花の精もまた、その恋心に惹かれる。弔う僧の前に詠じられる歌一首、

折りてこそ それかとも見め たそかれに ほのぼの見えし花の夕顔





「敦盛」
あつもり

源氏方の武将・熊谷次郎直実は、法然上人の許で出家して、名を連生(れんしょう)法師といった。
かつて源平の戦のさなかとは言え、数え十六歳という余りに歳若い平家の公達・敦盛を討ってしまったが故の出家であった。
そして諸国行脚の旅の中、敦盛終焉の地である一の谷へ向うのだった。
その一の谷では、卓抜した笛の音に合せて歌いながら草を刈る男たちに出会う。
その中の笛の主が、自分は敦盛ゆかりの者だと言って姿を消す。(中入)

その夜。念仏を続ける法師の前に敦盛の亡霊が現れ「以前は敵同士だった者も、今や成仏を願う仏法の友となった」と言うではないか。
やがて平家の負け戦の中でついに直実が敦盛を討つ有様を語るに及んで、「かような現世での禍根が成仏の妨げとならぬよう、なお弔って欲しい」と言いつつ再び消え去る。


日時 平成18年10月4日(土)午後3時00分開演
入場料 3,000円(全自由席) 
お申し込み
・問合せ
こしがや紅葉能実行委員会
・電話 03−3386−2641(本田方)
・郵送 〒350-1114 川越市東田町24−15(岩堀方)
kakemakumo-2459@pop.kcv-net.ne.jp(吉田方)
こしがや能楽堂
・〒343-1115 埼玉県越谷市花田6−6−1
・電話 048−964−8700
会場のご案内

越谷市日本文化伝承の館
こしがや能楽堂
 バ ス/ 東武伊勢崎線 越谷駅東口
 総合公園行または吉川団地行バス
 市立病院前下車徒歩10分
東武伊勢崎線 新越谷駅もしくは
 JR武蔵野線 南越谷駅 北口ロータリーより
 花田行または市立図書館行バス
 花田苑入口下車徒歩3分

 タクシー/ ・東武伊勢崎線 越谷駅・北越谷駅より10分
・JR武蔵野線 南越谷駅より15分

なお、荒天により舞台が使用不可の際は、
屋内大広間舞台に変更させていただきます。
共催 (財)越谷市施設管理公社
主催 こしがや紅葉能実行委員会
後援 埼玉県
越谷市教育委員会
(社)さいたま観光コンベンションビューロー
(社)金春円満井会
東武よみうり新聞社
東武朝日新聞社
秀麗会同門会・本田光洋社中



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