第17回 秀麗会能


平成25年 3月24日(日)

開演: 午後1時

会場: 国立能楽堂





「景清」 本田光洋

「道成寺」 本田布由樹

<<クリックで拡大

  

仕舞   杜若キリ  かきつばた 安達 裕香
  放下僧コウタ   ほうかぞう 中村 一路
  熊坂   くまさか 本田 芳樹


景 清

かげきよ
  シテ 本田 光洋
  ツレ 鬼頭 尚久
  ワキ 殿田 謙吉
  小野寺 竜一
  小鼓 幸 正昭
  大鼓 國川 純


狂言 土筆
どひつ
  シテ 山本 東次郎
  アド 山本 則俊



仕舞   西行桜クセ さいぎょうざくら 金春 安明



道成寺

どうじょうじ
  シテ 本田 布由樹
  ワキ 室生 欣哉
  アイ

山本 則重

  アイ 山本 則秀
  藤田 貴寛
  小鼓 鵜沢 洋太郎
  大鼓 安福 光雄
  太鼓 金春 國直


 解 説 -パンフレットより-
 

景清

平家敗残の侍・景清は流人の身を日向国に盲目となり送る。 鎌倉から遥々娘が尋ね下り、栄光の過去と乞食の現実とを突き付けられるが、乞われて華々しい戦物語を語り、亡き跡の弔いを願い鎌倉へと帰すのであった。

平家主流ではない景清を取り上げ、悲哀と自尊心、父娘の愛別をしみじみと描き、能ならではの「名曲」の名に相応しい曲である。

 

道成寺

紀州道成寺にまつわる物語。乙女の純心な一途さから逃れた若い僧を、隠した釣鐘もろとも思いの炎に焼き滅ぼした女。
釣鐘再興の場に再び表れた女は次第に鐘に近づきついに鐘を引き落とし中に飛び込む。灼熱と化した鐘を引き上げたその中には蛇鬼と化した女が現れる。
蛇体の女は僧の懸命の祈念に抗うがついに日高川の深淵に飛び失せるのであった


小鼓との一騎打とも言う静の極致、無音の楽「乱拍子」は一転、「急ノ舞」「鐘入り」という動の極致になだれ込む。古来秘事口伝に体力、気力の限りを要求される金春流得意曲。


能を知るつどい

平成25年2月23日(土) 午後2時〜4時 場所:国立能楽堂 大講義室
テーマ:「金春流道成寺をめぐって」
講師:本田光洋・布由樹 ほか
入場料:500円 
お問合せ:本田光洋後援会 tel 080-3020-5700




入場券
正面(指定席)
中・脇正面(自由席)
学生(自由席)
10,000円
  8,000円
  4,000円

会場のご案内

国立能楽堂

東京都渋谷区千駄ヶ谷4−18−1

TEL 03-3423-1331  

国立能楽堂案内図 JR中央・総武線 千駄ヶ谷駅下車徒歩5分
地下鉄大江戸線 国立競技場駅下車A4出口 徒歩5分

都バス:早81(渋谷−早大正門)千駄ヶ谷駅前下車徒歩5分/黒77(目黒−千駄ヶ谷駅前)千駄ヶ谷駅前下車徒歩5分
 
 


入場券取扱所・問合せ先  本田光洋後援会
TEL080-3020-5700(チケット受付用)  FAX03-3386-2641
honda.syurei@gmail.com



トップ能を知るつどい演能予定・問合せ先