轍の会

平成28年5月8日(日)

開演: 午後2時

会場: 国立能楽堂



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 番 組

芭蕉
ばしょう

シテ(芭蕉の精) 本田 光洋
ワキ(山住ノ僧) 野口 能弘
アイ(里の男) 山本 則重
一噌 隆之
小鼓 成田 達志
大鼓 國川 純

狂言 寝音曲
ねおんぎょく
シテ (太郎冠者) 山本則俊
アド(主) 山本則孝

国栖

くず

シテ(老翁・蔵王権現) 櫻間 金記
ツレ(姥) 金春 康之
子方(大海人皇子) 大野 秀一
ツレ(天女) 柴山 暁
ワキ(供奉官人) 森 常好
アイ(追手の者) 山本 則孝
アイ(追手の者) 山本 則重
小野寺 竜一
小鼓 鳥山 直也
大鼓 佃 良勝
太鼓 観世 元伯
附祝言  


 解 説
 

芭蕉(ばしょう)

 山居の僧を夜な夜な訪れる不思議な中年の女は、実は芭蕉葉の精だった。
非情の草木も成仏するという佛教の哲理が、幻想的に展開する夢幻能。はかなく閑寂な色調の中に艶やかさを秘めた、金春禅竹による極め付きの名作である。

 

寝音曲(ねおんぎょく)

 太郎冠者は主人に謡をリクエストされるが、気軽に応じて今後いつでも謡わせられてはかなわないと思い、酒を飲まねば謡えない、膝枕でなければ声が出ないなどと、もったいをつける。・・・
「放下僧」の小歌も聴きもの。

 

国栖(くず)

 大海人皇子は大友皇子の兵に襲われ、吉野山に逃れ、吉野川流域の先住民、国栖の大酋長に助けられる。そして天女が舞い、蔵王権現が奇蹟を示す。リアルな劇的緊迫感と、超現実的なスペクタクルと。―― 古来、金春の能と定評の高い異色の曲である。



入場券(消費税込)
A席(正面・指定席)
B席(中脇正面・自由席)
学生席(中脇正面・自由席)
8,000円
6,000円
3,000円
会場のご案内

国立能楽堂

国立能楽堂案内図

 JR中央・総武線 千駄ヶ谷駅下車 徒歩5分
 都営地下鉄大江戸線 国立競技場駅下車 徒歩5分
 東京メトロ副都心線 北参道駅下車 徒歩7分

 駐車場がございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
 東京都渋谷区千駄ヶ谷4−18−1
 TEL 03-3423-1331


入場券取扱所・問合せ先
本田光洋後援会
〒164-0002 中野区上高田2−25−2
TEL:080−3020−5700
FAX
: 03−5942−9450
honda.syurei@gmail.com

※ご注文の際は・ご希望のチケット・名前・住所・電話番号をお願いします。
チケッ トは振込用紙を同封のうえ郵送いたします。



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