秀麗会能

平成16年3月28日(日) 

 午後2時開演
於:国立能楽堂



秀麗会能・チラシ


仕舞  八島 本田 布由樹
 六浦キリ 鬼頭 尚久


 大原御幸
シテ 建礼門院 本田 光洋
ツレ 後白河法皇 金春 安明
ツレ 阿波の内侍 辻井 八郎
ツレ 大納言の局 山井 綱雄
ワキ 万里小路中納言 森 常好
ワキツレ 大臣 井藤 鉄男
アイ 山下 浩一郎
槻宅 聡
小鼓 亀井 俊一
大鼓 安福 建雄


狂言  鐘の音 シテ 太郎冠者 野村 萬
アド 主 野村 与十郎


 邯鄲
シテ 廬生 本田 芳樹
子方 舞人 林 澪
ワキ 勅使 鏑木 岑男
ワキツレ 大臣 安田 登
アイ 野村 与十郎
藤田 朝太郎
小鼓 観世 新九郎
大鼓 大倉 正之助
太鼓 小寺 佐七
       
附祝言      



解  説 (パンフレットより)

大原御幸
おおはらごこう

世は春うららかに「青葉がくれの遅櫻 初花よりもめずらかに」
と謡われるなかに、法皇はまさに見たという地獄のありさまを語るよう女院に求める。
身は及びない天上の位にありながら移りゆく世の苦しみを僧衣に包む法皇は六十歳、建礼門院は三十のうら若い身であったと言う。
登場の人物それぞれの出会い別れ、深い思いを秘めて舞台は淡々とすすみます。


邯鄲
かんたん

夢のうちに帝王の位と歓楽の限りを見た青年廬生(ろせい)は、目覚めとともに深い覚醒を得たのであった。
「憂き世の旅に迷いきて 夢路をいつと定めん」という青年の呟きは古今変わらぬ人生のテーマでしょう。
畳一枚ほどの一畳台を、粗末な旅宿の寝台にもまた広壮な宮殿にも見立て、歓楽の絶頂から目覚めへと一気に転換する手法、技巧は見事なものです。金春流の得意曲とされています。



入場券  A 指定席(正面)          8,000円
 B 自由席(正面・脇・中正面)  5,000円
 C 学生               3,000円
会場のご案内

国立能楽堂

国立能楽堂案内図
 東京都渋谷区千駄ヶ谷4−18−1
 TEL 03-3423-1331


入場券取扱所・問合せ先
本田光洋後援会
〒164-0002 中野区上高田2−25−2
電話:03−3386−2641



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