☆さんの ドラテク講座
  VOL.2



サーキット攻略法


 その前に、サーキット走行について

まず、サーキット走行するためには、サーキットライセンスが必要だよ。
これは、各サーキットごとにライセンスがあって、サーキットルールやマナーなどの講習を受けることで取得することができるんだ。講習会の日程などは各サーキットに問い合わせるか、インターネットなどで調べてみてほしい。普段そんなに走らないからサーキットライセンスは必要ないという人は、サーキット走行会に申し込もう。これならライセンス不要だし、参加費も20000円くらいでOKだよ。

 次に準備するものだけど

・ヘルメット(4輪用)
・グローブ(指先まで隠れるもの)

・レーシングスーツもしくはドライビングスーツ(長袖、長ズボンでもOKなサーキットもあります)

レーシングシューズ(履きなれた靴でもOKだけど、レーシングシューズの方が操作性は良いよ)

 いちばん心配なのがクルマの準備じゃないかな?

公道と違ってサーキットは想像以上にクルマに負担がかかるもの。だから、しっかり準備したいものだね。
それで、何をしたほうが良いかというと・・・

◎エンジンオイルの点検

 このとき汚れ具合も点検しておこう。汚れていたらこの際だから交換しちゃおう。エンジンオイルもいろいろな種類があって悩むところだけど。値段が高けりゃ良いってもんじゃないよ。悩んだら純正品を選択するのもありだと思う。
 それと、入れるオイルの量はやや多めにね。サーキットでかかる横Gは半端じゃないから、Gがかかったときにオイルの量が少ないとストレーナーからオイルが吸えなくて最悪エンジンブローなんてことに・・・。
 そうならないためにもエンジンオイルはやや多めに入れておくのがベストだよ。
 また、その対策としてバッフル加工したオイルパンに交換しておくのも良いよ。ラジアルタイヤならまだしもSタイヤを履いているのなら絶対だね。それと、補充用のオイルを持参することも忘れずに。

 あと、オイルフィラーキャップをきちんと閉めることと、オイルゲージはきちんと差し込んでおくことも忘れずに!忘れると、ここからオイルを噴出すぞぉ〜。

◎ブレーキパッドの交換

 現在のスポーツカーはブレーキの性能も向上しているけど、サーキットを気持ちよく走るのならブレーキパッドは耐フェード性の高いものに交換しておこう。ブレーキが効かないほど怖いものはないからね。
 それと、フルードも点検しておこう。劣化してウーロン茶様になっているものは要交換。ベーパーロックの原因になるよ。

◎タイヤの点検

 タイヤの溝はあるかどうか、空気圧も点検。サーキットはタイヤにかかる負担も大きいため内圧もかなり上昇するよ。そこまでを見越した調整が必要だね。また、今流行(でもない?)の窒素ガスなんかも内圧変動が少なくて良いかもしれないね。
 それと、パンク修理したタイヤでは絶対に走行しないでほしい。先程も書いたけどタイヤの内圧がかなり上昇するため、タイヤの補修で使ったゴム剤が抜けてしまうことがあるんだ。走行中にそんなことになったら大変なことだよ。気をつけてほしい。

◎ホイールナットの増し締め

 ホイールを装着したらナットはきっちり締めてほしい。当たり前のようだけど意外に走行中にタイヤが外れたという話を聞くことがあるんだ。走行する前にきちんと確認しよう。トルクレンチで確認できればいちばんベストかな。

◎ボンネットを開けてみて

 オイルとフルードの点検以外にラジエター液の液量の確認、バッテリー+端子のテーピングおよびバッテリーの固定状態の確認。異音はないかなど確認しよう。

◎クルマの外観をみて

外れそうな部品はないか。あったらきちんと固定しておこう。

サーキットに持参するものは

 必要な工具(メガネレンチやソケット、空気圧計、トルクレンチ、ビニールテープなど)。これは走行前後にメンテナンスするためだね。それと、補充用の油脂類(オイルやフルードなど)
 あとできれば同じ趣味を持った仲間を連れて行ってほしい。何かあったとき仲間が居るといろいろと助かるよ。でも、仲間を連れて行ったからといって良いところを見せようとがんばりすぎちゃ駄目だよ。学校の遠足と同じで家を出てから無事に家に着くまでがサーキット走行だからね。自分のクルマで帰ってこようね!

  とまあ、いろいろと書いたけど、サーキットってそんなに敷居の高いところではないし、準備といっても基本的なところをしっかり やっておけばOKだよ。特別なチューニングも必要ないし、とにかくいま自分が乗っている自信のあるクルマで走ってみてほしい。

  走ってみて自分のクルマの特性を確認しながら少しずつチューニングしていくのが良いと思うんだ。
  ただし、チューニングは一気に しないことだよ。一気にしちゃうとパーツの効果が見えなくなってしまう可能性があるからね。ひ とつやっては走り、その効果を確認してから、また次のチューニングをしていく。
  
  チューニングといってもいろいろあるけど、サーキットに行くと大抵自分と同じクルマがあって、どうしてもそのクルマのチューニ ングに目を惹かれがちだけど、決して真似をしないこと。目的やドライバーの技量が違ければチューニングの方法が違って当たり前だ よ。同じチューニングしたからって決して速くなるわけではないからね。だったらそのぶんの費用をガソリン代やタイヤ代にまわして 走りこんだ方が絶対に上手くなるよ。自分のクルマなんだから自分の技量に合わせて少しずつチューニングしていくことが重要だよ。

  クルマの性能とドライバーの技量が釣り合うくらいか、やや技量が上のほうがクルマの特性が引き出せて面白いから。

 公道では感じることができないクルマの特性を安心して楽しめるのがサーキットの魅力!。より多くの人に走ってもらいたいですね。