谷川連峰馬蹄型縦走 1/3

  
ルート 1日目 天神平(9:00)−熊穴沢ノ頭(10:20)−肩の小屋(12:00)−谷川岳トマノ耳(12:30)−オキノ耳(13:00)−一ノ倉岳(14:15)−茂倉岳(14:40)−武能岳(16:30)−蓬ヒュッテ(17:15)泊
 2日目 蓬ヒュッテ(5:18)−七ッ小屋山(6:15)−冬路ノ頭−清水峠−JP(9:50)−朝日平(10:00-10:40)−朝日岳(10:50)−大烏帽子笠ヶ岳(12:00)−白毛門(13:10)−松ノ木沢ノ頭−東黒沢登山口(15:35)
日付2006年(平成18年)6月3日
同行者SH
感想 素晴らしい山行だった。これほどの山行は、自分の体力からいって、もう味あうことは無いかもしれない。
 残雪の山、そして雪の解けた尾根道では高山植物が咲き誇り、あたりの景観もアルペン的景色から、笹平などの草原上の地形、朝日平の高層湿原と変化に富んでいた。そして天候もよく、朝夕には見事な雲海を楽しむことが出来た。また、それぞれのピークからは豊かな残雪を抱えた山々を十分に眺め渡すことが出来た。泊った蓬ヒュッテは、なだらかな草原上の峠にあるこじんまりした小屋で、ゆったりとすごすことが出来た。
 高山植物は、ショウジョウバカマ、カタクリ、シラネアオイ、イワカガミ、シャクナゲ、シロバナヘビイチゴなどが見事に咲いていた。
 ピッケル、アイゼンを持っていったが、真に必要だったのは、天神平から天神尾根に出る巻き道の急傾斜の雪渓トラバースだったが、リフトで尾根まで登ってしまえば、不要のようであった。しかし、この時期は用意しておくことが必要であろう。
 朝日平で昼食をとったとき、雪渓とピッケルとシェラカップとコンデンスミルクがあつらえたように揃っていることに気がつき、数十年ぶりにシャーベットを食べて見た。
 このコースは、還暦迎える自分にとっては、ハードなコースだった。膝,腿、脛が右に左に次々と痙攣寸前の筋肉痛を起こし、だましだましの行動だった。東黒沢に辿り着いた時は、だましきったことに本当にほっとした。相棒には、行動の遅れで迷惑をかけてしまった。



天神平付近から白毛門、笠ヶ岳同左から谷川岳
天神尾根から俎嵒と小出俣山同左から俎嵒の岩壁
谷川トマの耳からオキの耳谷川岳オキの耳
一ノ倉岳 シラネアオイ一ノ倉岳から谷川岳オキの耳、トマの耳
同所からオジカ沢の頭、川棚の頭同所から万太郎山と仙ノ倉岳
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