大日杉から飯豊山往復 1/2

  
ルート前日  自宅−(車、関越道、北陸道、日本海東北道)−、車中泊
1日目 −(車、一般道)ー大日杉登山口−だまし地蔵1409m(10:10)−地蔵岳(10:54)−目洗清水(12:13-46)−御坪(13:55)−大又沢源頭水場(14:58)−三国岳分岐(15:25)−切合小屋(15:45)、泊
2日目 {小屋(4:50|10:20-45)−草履塚−本山小屋(7:15|8:12)−飯豊山(7:45)}−御坪(11:49)−地蔵岳(13:35)−大日杉(16:00)−(車、迷走)−道の駅オオエ、車中泊
日付2013年(平成25年)8月16日〜17日
同行者
感想 前回は、悪天候のために主稜線には登ったが停滞を余儀なくされ、その挙句に撤退せざるを得なかったので、今回は頂上まで最短で行けるコースを選んだ。
 それでもやはり主稜線に出るには大変で、8時間かかった。目洗清水についたときは、睡眠不足と疲れでうとうとと少し眠ってしまった。
 大又沢の源頭近くの水場は、気持ちのよいところだった。二俣には冷たい水が流れ、斜面は半円形に拡がっていて、上部には雪渓があり、そのまわりはお花畑もありのんびりしたい場所だ。
 稜線に出るとそこはもう天国だった。いろいろな高山植物が咲き誇っていた。特にミヤママツムシソウの群落は素晴らしかった。
 翌早朝、切合小屋から飯豊山をめざしたが、本山から御西岳、大日岳に至るたおやかな稜線の南斜面は、いくつかの雪渓と緑の草原で覆われ、ゆったりとしていて素晴らしかった。これに対し頂上から見た大ぐら尾根の岩稜は、とても歩くことが出来なさそうに厳しくそそり立っていた。今回見かけた花は、カラマツソウコバイケイソウハクサンコザクラウサギギクシナノキンバイタカネマツムシソウミヤマコゴメグサヤマハハコミヤマアキノキリンソウイブキトラノオハクサンボウフウミヤマシャジンオヤマソバハクサンフウロオヤマノエンドウハクサンシャジンマルバコゴメグサタカネシオガマエゾシオガマホツツジミヤマママコナセンジュガンピ等だった。花の豊富な山だった。
 大日杉に到着した後、朝日連峰日暮沢小屋を目的地にカーナビを設定して、そこを目指して自動車を走らせた。朝日町から朝日川沿いの道を進んだが、この先通行止めとなり道路は封鎖されていた。先月の豪雨で道が壊れたようだ。それで、予定変更で翌朝寒河江川の方から大回りして入ろうとしたが、根子から先の林道もやはり通行止めとなっていた。ここに到ってやむなく大朝日岳はあきらめ、また大戻りして、白布峠から西吾妻山を目指すことにした。



登山口の大日杉小屋だまし地蔵からの飯豊山
御坪大又沢の源頭付近
ハクサンコザクラお花畑の道
ウサギギクタカネマツムシソウの群落
切合小屋と草履塚2日目朝 飯豊山の西側と大日岳(左)

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