北アルプス:笠ヶ岳 1/2

  
ルート1日目 新穂高温泉(8:05)−笠新道分岐(9:05)−杓子平入口・2472m(11:13)−抜戸岳(15:09)−抜戸岩(15:55)−笠ヶ岳山荘(16:35)泊
2日目 山荘(−笠ヶ岳(4:45)往復)(5:52)−抜戸岳(7:08)−秩父平(8:08)−大ノマ岳(8:57)−弓折岳(10:05)−鏡平(11:00)−シシウドヶ原(12:00)−左俣林道(13:40)−笠新道分岐(14:09)−新穂高温泉(15:00)着
日付2007年(平成19年)8月1日〜2日
同行者なし
感想 起床3時で、自宅を3時半に車で出発し、途中の碓氷峠、三才山トンネル、安房トンネルなどの峠道を越えて、新穂高温泉には7時半に到着した。が、駐車場はすでに満杯だった。
 そこから標高差約1,800mの笠ヶ岳を目指し、バテバテにバテながら、やっとの思いで頂上の北の肩の小屋にたどり着いた。
 初日は快晴の天気で、西穂、奥穂、北穂、大キレット、槍と続く3000m級の岩の大障壁を目の前に見、北には薬師から剣、立山、南には焼岳、乗鞍という大展望だった。
 笠ヶ岳から弓折岳への稜線付近は、コバイケイ草、白山イチゲ、深山キンバイなどの大群落がそこかしこにあり、見事だった。
 弓折岳から鏡平を通って新穂高温泉に下る道は、41年前、長い縦走の後、槍を目前にしながら、雨の中を駆け下った因縁の道だったが、記憶に残っていた印象とは違って、いやになるほどの長い長い下りだった。
 予定では、2日目にワサビ平小屋に泊まり翌日西穂に行くつもりでいたが、そこまで降りてくると、下界の暑いこと暑いこといやになり、また、山行の連続性が途切れた感じになり、下山してしまった。帰途、平湯温泉で湯に浸かりながら笠ヶ岳を眺め、満足だった。



新穂高温泉からの笠ヶ岳(左奥)と緑ノ笠(その右手前)笠新道の登りから
槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、大切戸、北穂高岳
笠新道の登りから
北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、天狗ノ頭、間ノ岳、西穂高岳
ヒメサユリ
コバイケイソウ
後ろは槍、大喰、中岳、手前は奥丸山
杓子平入口からの笠ヶ岳
杓子平入口からの杓子平と抜戸岳(右)抜戸岳付近から 手前 双六岳、双六小屋、樅沢岳
奥 水晶岳、鷲羽岳、野口五郎岳、唐沢岳
抜戸岳付近の稜線からの笠ヶ岳2日目早朝、笠ヶ岳頂上から
黒部五郎、薬師、剣、立山、赤牛、水晶、鷲羽、野口五郎
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