ルート | 振内−(チャーター車)−額平川沿い林道標高500m付近−幌尻山荘泊−幌尻岳−七ッ沼カール泊−戸蔦別岳−北戸蔦別岳−1958m峰−往路を戻り七ッ沼カール泊−幌尻岳−新冠川側登山口−(林道、途中泊)−北電岩清水事業所−(車便乗、バス)−静内 |
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日付 | 1967年(昭和42年)10月3〜7日 |
同行者 | L.Su、SL.Ts、Ic、Na、Ha |
感想 | 詳細記録を、写真の下方に記載 |
「道標」記録から 10月3日 曇 07:05 札幌発 10:54 振内着 11:25 営林署発 チャーター車 12:30 下車 13:05 出発 14:55 ダム地点 17:30 幌尻山荘着 10月4日 快晴 08:00 出発 12:10 ポロシリ山頂 14:05 下山 15:20 七ッ沼着 「試練の坂」でシゴかれたが天気よく幌尻の頂上であまりの展望に皆興奮する。こんな時20万分の1地勢図でもあればと思う。ここで新冠側への道を偵察する予定だったが静内営林署の人に会い、新しくできた道のことを聞く。 10月5日 快晴 07:10 出発 07:50 トッタベツ 08:45 北トッタベツ 10:50 1958m 15:20 七ッ沼 またも快晴! 皆ポリタンをもって行くとのことだったので・・・ 行くときに飲みすぎたおかげで1958についた時には2L少ししか水がなく、ポリタンのフタでまわし飲み。ピパイロへの道が見えたが時間的に無理だったので引返す。 10月6日 晴のち雨 08:00 出発 09:40 ポロシリ山頂 12:10 二股 14:00 登山口 17:00 ダムより約6K地点にてテント設営 またまた快晴。こうも天気が続くとはね。2日続けてエサオマンを見ながらキジをうつ。幌尻から新冠への下りは目印になる岩を通って少し下ると(勿論ここには踏み跡がある)道標のついた立派な山道ができていた。 新冠ダムの大きいのに驚く。ところがダムのあたりから天候急変し雨が降り出す。テン場を探しながら、時間を気にしながらただ黙々と歩く。運良く沢の上の方に台地上のテン場発見。 10月7日 06:45 出発 09:00 発電所事務所 13:15 トラック便乗(途中からバス 泉第二〜静内駅) 15:35 静内駅着 発電所につくと定期便の1便はすでに出たとのこと。I さんに荷物を頼み荷物だけは運んでもらい他の5人は歩き出す。ようやくトラックに便乗させてもらうまで、昨日から約30K近く歩いたことになる。 反省 = リーダー会を計画が通ってからの日数が浅かったせいもあるが、総じて計画のたて方が甘かった。 北電等の力を借りてルートを調べるにはいいが、過信すると危険である。北日高はバッチリした道がついているからさほどの心配はなかったが、何分にもアプローチが長いので、無事山を降りたといったところで人里まで幾日もそうな所だから、そういった点まで配慮することが必要とされよう。 予備山行に行って登山靴で沢に入る練習をしたが、結果的には正解だった。が、地下足袋ぐらいは用意してゆくのが本当であったと思う。 |