丹沢山塊:塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳 1/2

  
ルート1日目 ヤビツ峠(9:03)−二ノ塔三ノ塔(10:50)−烏尾山(11:25-40)−行者ヶ岳新大日塔ノ岳(13:38-55)−丹沢山(15:22)、泊
2日目 丹沢山(5:50)−不動ノ峰蛭ヶ岳(7:34)−姫次(9:28)−黍殻山−平丸分岐(10:48)−平丸(12:03)−道志ダム−天神隧道−やまなみ温泉(14:25-15:55)−(バス)−藤野駅
日付2010年(平成22年)6月12〜13日
同行者なし
感想 当初は朝1番の湘南新宿ラインで行こうと思っていたが、秦野駅から朝の最終便のバスに乗るには新宿での小田急線の乗り換えに時間が5分程しかないため、高崎4時50分発の急行能登に乗った。正解だった。すべての乗り物に余裕を持って坐ることができ、バスも待たずに臨時便に乗ることができた。
 ヤビツ峠についた時には、バス3〜4台分の乗客でごった返していた。自分のザックはテント、寝袋も詰め込んだ大きなものだったが、他の登山者は日帰り用の小さなものでハンデは大きかった。すぐに追いつかれ、どこで追い越させるかを考え考えの登りだった。
 ヤビツ峠から塔ノ岳までの標高差は730mということだが、結構登り下りが多く消耗した。
 塔ノ岳から丹沢山に向かうと様子は一変した。登山者はまれに会う程度となり、景色も短かな緑の下草に蔽われた疎林で、所々にはつつじも咲いていて、楽園の雰囲気があった。
 丹沢山頂上のみやま山荘に泊まったが、泊り客は8名程で落ち着いた雰囲気で良かった。あれだけいた登山者はどこに行ったのかと不思議な気がした。
 2日目もガスはかかったが、心配していた雨は降らずほっとした。蛭ヶ岳の頂上も塔ノ岳、丹沢山と同じく広場になっていて小屋が建っていた。
 平丸に下山したのは昼頃だった。バス停で時刻表を見ると、案の定三ヶ木行きのバスは4時過ぎに1〜2本あるだけだった。このためにこそ重い思いをしてテントを担いできたのだが、まだこの時刻なら藤野駅までの11Kmを歩けるとキャンプをよして歩き出した。
 大久和の集落でやまなみ温泉入口というバス停をみた。バス待ちの人に聞くと温泉はすぐそこだという。1時間後の位のタイミングで藤野行きのバスもあるという。それで温泉につかり、汗にまみれた衣類を着替える事ができ、さっぱりした気分で帰途についた。



三ノ塔頂上三ノ塔から烏尾山
塔ヶ岳頂上塔ヶ岳を少し下ったところから丹沢山と不動ノ峰
丹沢山への稜線から大山丹沢山頂上とみやま山荘

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