プロローグ ■4度目のバリ、4度目のシンガ いったい誰が同じ場所に4度行くと想像しただろう。いや、するか、普通に。 トルコでであったゆみさんにバリのよさを吹き込まれなければ、いまだに行ってなかったとおもうバリ。 2年前の正月にヒゲをつれて行ったあと、半年くらいしてぼそっと「バリ、また行きたいかも」と言わしめたバリ。遺跡しか興味のないヤツさえ魅せられたバリ。 ほんの1週間のたびですが、2年に一度のめおと旅なのであります。 で、ほんの1週間なのだからずっとバリか、といえばそうではなく。もちろん昨年からシンガ赴任中のE夫婦宅に遊びにいかないわけはない。幸いにして、愛犬あなごを囲んだたこやきパーティも夫婦そろってやったこともあり、Eだんなとヒゲの面識もある。なにより私はシンガで鬼買いしたいものが山ほどある!食べたいものがある!!フンガー!!!というわけで、帰りにシンガ1泊なのであります。 ※1月1日まで航空券バカ高で、一人12万円とかなんですけど、1月2日発だと半額の6万なので、貧乏夫婦は日程をずらして出発となりました。なので年越しは日本でのんびりしました。 ヴィラは天国。南国の花がいっぱい咲き乱れてました ■手配終了後のテロ お盆過ぎに航空券を手配し、9月末にはバリでのすべてのホテルを予約。今回のテーマは本をごっそり持っていってのんびりする。なので居心地のよさそうなヴィラばかりを選びに選び、うきうきして手配を終えたその翌日に二度目のテロ。 な、なにしとんじゃインドネシア政府〜〜〜!!! 二度目許してどうすんじゃ〜〜〜!!!!!! それなりにショックだったけど、旅行をやめるつもりはさらさらなく、むしろテロ後のほうがチェックも厳しいだろうしなんたって今回はヴィラにおこもりの予定。欧米人の集まる場所には(あんまり)行く予定もないしそのまま決行。 ただ、両方の親には「シンガポールにいく」とだけ伝えることにした。余計な心配かけてもなんだしな。 だいたいこれはちっともウソではない。SQ(シンガポール航空)をつかう旅路、今回は帰りにシンガで1泊のストップオーバーがあるんだもん。 ■バリ語ネタ 今回は新しく覚えたバリ語はただひとつ。 オーシャンティシャンティシャンティ (ありがとう) 私が前前回から使いまくっている「マァトルスクスムン」はよりリスペクトな、とても丁寧な「ありがとう」だそうで、気軽なありがとうはこの「オ〜シャンティ×3」だそうです。しかし長いよ… ちょいコネタ。街スパにいくとき、そのドライバーに車内で質問したのだけど、「日本人はRとLの発音がとても難しくてヘタなのだけど、日本語を勉強しているバリニーズは、日本語のどの言葉の発音が苦手なのか」。ね。これちょっと興味あるでしょ。 そしたら彼らは声をそろえて「一番難しいのはすいかね。すいかのす、とってもムズカシネー」とのこと。なので、実は「鈴木さん」なんて最高にがんばって発音してるみたいです。苗字や名前にスのつくあなた、バリ人を褒めてあげてください。 あと、バリ語(イネ語ではない)で「めしあがれ」とか「どうぞ」というのをシラガミノル〜と教えてもらったんですけどこれ本当??私の頭の中では白髪実さんとくっきり刻み込まれましたが。誰か真相を確かめてきてください、お願いします。 ■予備知識(06年1月現在) ●インドネシアビザ(到着ビザ) 7日以内は10ドル ●空港使用税(出国時) 10万ルピア ●バリでは1996年発行のUSドル紙幣は使えない ●インドネシアルピア 100円=8200ルピア ●シンガポールドル 100円=1.4シンガドル ※毎度の但し書きで申し訳ありませんが、旅の質問メールなどにはもうここ数年ほど一切お応えしていないです。 さて本編につづく |