2001.9.25〜10.6
    バリ島◆まったり編 

ヴィラのプライベートプール前にて。アハン

なぜに「バリ島」?

砂漠ダイスキ、乾燥したとこダイスキ。そんなわたしにとって南の島のイメージは 「ベタついて蒸し暑い」「虫が多くてきもちわるい」そんな感じで特に興味のある 旅先ではなかった。しかし前々から唯一惹きつけられていた場所、それが インドネシア・バリ島だったのだ。あまりにも有名、あまりにもメジャー、 であるにも関わらず、行くひといくひと、すべて「いやーバリよかったよ〜」と口を揃えて言う楽園。 本当?そんなにいいの?何がいいの?と好奇心はつのるばかり。
ある日「バリに行ってみたいな」とつぶやくと、これまたインドに一緒にいったかおちゃんも 「バリはいいよ!バリならぜひ行きたい」と、すでに2000年の暮れから意気投合。 二人で作戦を練っていると、そこにかおちゃんと一緒に「麿」と いうTシャツサイトを運営しているのっちもバリにいきたーいということで 3人娘での旅路となる。さらに、トルコで出会った(トルコ日記のボドルム参照)ゆみさんの 渡航もちょうど私たちのバリ行きに重なる。しかもゆみさんは、バリに別荘を建築中。 ぜひオジャマになろうということで、みんなのワクワク気分を乗せて、バリへ向かうのでした。

「バリ島」ってどんなとこよ?

bari地図&きあの軌跡
黒いラインがこの旅の移動軌跡ざんす。

◆インドネシア共和国なのだ
東西約5000kmに約2万の島を持つインドネシア。3000以上の民族があつまり、 時差も3地域にわけられる。つまり、島がいっぱいのでっかい国だ。
しかし、バリ島旅行において「インドネシアの常識」で頭をコチコチにしては いけないかも。だって宗教が全く違う、つまり生活がまったく違うから。バリとその隣、 ロンボク島の間にはなんとかというライン(←調べろよ自分)が通っていて、 そのラインからバリ側は、アジア特有の地質や動植物が。ロンボク側はオーストラリア特有の 地質や動植物にくっきり別れているんだそう。地球ってすごいなと思った豆知識。

※なんとかというラインは「ウォーレス線」だそーです

◆独自のバリヒンドゥー教
2億人というムスリム・ムスリマが暮らす巨大イスラム国家、それがインドネシア。 私たちの旅だちの前には、今世紀初の大きな動きがあった。それはイスラム過激派による と思われる(犯行声明はだしていない)、ニューヨークWTCビル旅客機テロだ。 おかげで私のまわりもにわかに殺気だつ。「インドネシアはイスラム教でしょう?」 「ダイジョウブなの?」と(主に両親から)いわれたが、バリは、インドネシアを 占めるイスラム教ではなく、独自に進化したバリヒンドゥなのだ。 ヒンドゥ教とはいえども、牛を食べるひとは食べるし、インドみたいにわんさか多くの 神様で溢れているというわけでもない。とりあえずバリにはバリの世界観があり、 アグン山には神が、海には魔女(ランダ)が住むと信じられている。行ってみればわかるが 本当に、この島には「やべえ、なにかがいる」と思える神秘性がムンムンオーラを放っている。

◆インドネシア語おぼえよう!
バリには島独自のバリ語があり、これがまた発音もむずかしい。 ロコのみなさんはバリ語で会話しているけど、同時に小学校で インドネシア語も習っているそうなので、彼らのほとんどはバイリンガル。 さらに英語や日本語も喋れたりする、さすがインドネシア髄一の観光地。 もちろん、おじいちゃんたちや観光業に従事してないひとは簡単な英語も わからないので、インドネシア語は必須ですね。同じ言葉を二度つなげる (例:ジャランジャラン)など、可愛い感じがするので覚えやすい、かな?

●大活躍したインドネシア語
ヤ (はい)
ティダ (いいえ)
サトゥ・ドゥア (1・2)
アパカバル? (元気ですか?)
バイクバイク (アパカバルに対する返事。ゲンキだよ〜)
ハティハティ (気をつけて)
ジャランジャラン (散歩)
トゥリマカシ (ありがとう)
サマサマ (どういたしまして)
スラマッパギ (おはよう ※午前中のあいさつ)
スラマッシアン (こんにちわ ※12時〜14時のあいさつ)
スラマッソレ (こんにちわ ※14時〜16時のあいさつ)
スラマッマラム (こんばんわ ※夕方以降のあいさつ)
スラマッティンガル (行くほうのさようなら)
スラマッジャラン (送るほうのさようなら)
ハリラヤ ガルンガン!(ガルンガンおめでとう)
ガンタン (かっこいい ※男性向け)
チャンティック (かわいい ※女性向け)
スダ (おわり)
マウ (ほしい)
アダ (ある)
ティダアダ (ない)
ティダビサ (できない)
クサナ (あっち)
アクア (水)
パナス (暑い、熱い)
ディンギン (寒い、冷たい)
スカリ (とても)
エナ (おいしい)
エナスカリ (とてもおいしい)


●突然バリ語講座
コピ シキ ブ (コーヒーをひとつください)
ジグドァニキ (いくらですか?)


インドネシア語ではなく、バリ語で話すと現地の人は喜ぶかな〜と思って教えてもらったんですけど、 通じやしません・・・。つまりそんだけ発音が複雑かつ、覚えにくいみたいです。 覚えるのはステキだけどこれで モタモタあたふたするよりインドネシア語を覚えたほうが早い気もします。ちなみに コピシキ「ブ」は女性に対して、コピシキ「パ」は男性に対するという使い分けが必要です。 さらにわけがわかりません。



主な費用
●往復航空券(ガルーダインドネシア航空) 63,945円
(福岡空港の空港使用税込)
●旅行保険  4,660円
テロの心配がやはりあったので、今回は多めに保険を掛けていきました既婚者として切実に。 毎度毎度の旅の道具屋「夢紀行」でチケット手配。
福岡発着予定の方は、一度この会社のO田さんにチケットをお願いしてはいかがでしょう。 いやほんとに、今時こんな親身な人いないですよ。大手にはできない対応ですな。

滞在費用
12日間の総費用 3,883,713RP+308$
100RP=約1.25円
(2001年9月末現在レート)。

$払いの分は空港で免税品を買った分と、貴婦人ホテル支払い分。 食事は結構高いカフェでとったのでこんなかんじですが、一本ウブドの大通りから はずれた店(結構小奇麗)にいけば、0ひとつ違う金額で食べれます。 今回はかなり何事にも贅沢しくさってこの金額という感じ。
インフレのせいで、すごいゼロの多い紙幣で最初は戸惑います。

★赤ペン先生・ゆみさんからのレートお直し講座★
多分きあちゃんがバリに行った時、両替所の表示JP\83前後 とかだったと思うんだけど、ややこしいからと80仮定して その場合1円が80ルピアなのね 10000円両替して80万ルピア位もらったと思うんだけど つまりルピア→円に直す時は100ルピアが1.25円とかなのね 分かりやすく言えば10000RPが125円也。 日本で見る為替表示はルピアが0.0125ってなってて 大抵100円が1,25rpと表示されてると思う つまりrpから円に直す時はケツの0を2個とって1.25掛けるの。 (今ではもっと円安なので100rpで140円超えてると思うけど。)2002年2月





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