2001.12.29〜2002.1.5 |
![]() カンボジア◆悠々編 |
![]() なぜに「カンボジア」? きあ「おっ年末、連休続くじゃない!どっかいこうよ」 ヒゲ「いかない」 いつも、私たち夫婦の会話はこんな感じ。だんなさまであるヒゲは旅行には全然興味がない。 一つ興味があるとすればフシギ大好きというくらい。 新婚旅行も「ピラミッドにしか行かない」という頑なな やぎ座のO型≠ナあるヒゲの意向をくんでのエジプトだった。さて、次に連れ出すとすると??? そう、候補地はかぎられている。 万里の長城(中国)、マチュピチュ(ペルー)、ティオテワカン(メキシコ)、そして アンコールワット(カンボジア)しかないのである。遺跡のあるところにしか いかない男、ヒゲをテキトウに言いくるめて、さっさとチケットを取ったのが 01年お盆明けのこと。初めての年末年始海外旅行を体験することもあり あたしも結構ワキワキしていたのです。 「カンボジア」ってどんなとこよ? ![]() ↑あのね、いまMACをネットワークにつないでないんで、タブレットはもちろんフォトショもイラレ もつかえなくてですね、とりあえず10秒で手書きしてみました・・・。ここに後日カンボジアおよび アンコール遺跡群の地図が入りまする。たぶん!信じて! ◆カンボジア王国なのだ 「東南アジアのすべての道はアンコール王都に続いていた」と いわれるほどの栄華を誇った12世紀末のクメール王国。とにかく想像以上の歴史のすごさに 圧倒される。クメール様式とよばれる遺跡のすべてに様々な調和や保たれ、その時代ごと反映した意匠になっているのは もう、自分の目でみないとわかんない。数がありすぎなんだもん。 国王はおなじみシアヌーク殿下。そしてこの国を3年弱支配しただけで、大きく大きく変えてしまったポルポト政権時代についても 語らない訳には行かない。でも語らない。気になるひとは調べてみませう。 ◆仏教、ヒンドゥー、また仏教 タイ(シャム)の影響が大きいこの国は、宗教もまた仏教を国教としている。 そして、宗教がなければカンボジアの美しい遺跡はなかった、確実に。 あえて絶賛したい、アンコール遺跡群は宇宙である、と。 遺跡に興味ないといわれる方もいるだろうが、いやいやそういわず是非みてソンはない。 アンコールワットを目にすると、人間の想像力と 創造力の素晴らしさ、なんというか「遺跡から人間の素敵さを感じる」ことができると思う。 耳を澄ましたり、柴の上になにげなく転がる見事なレリーフを見つけたり、仏像に両手を あわせたり。そんな静かに向き合う旅もある(とはいえ、観光客がおしあいへしあい しているけれど・・・)。 仏教寺院がのちにヒンディ寺院に変えられた際に、アプサラ(女神像)の顔や仏像の顔を削った レリーフなども残り興味はつきない。 ◆クメール語おぼえよう! 純粋に観光してまわるだけなら、米ドルと英語だけでこの国は旅できると断言できる。 でも、やっぱりクメール語の挨拶とリエルの用意をしてマーケットを歩きたいものです。 フランス統治時代の名残で、フランス人ツアーのガイドはほとんどフランス語が流暢なお年寄り。 反対に若い世代はフランス語はあまりわからないようです。 ●大活躍したクメール語 チョムリアップスオ(こんにちわ) オークン(ありがとう) ソックサバーイ(元気です) クマエ(クメール人、もしくはカンボジアのこと) フランス語挨拶「メルシー」「マダム」「ムッシュ」「ボンジュール」「セボン」なども 問題なく通じました。 ![]() 主な費用 ●往復航空券(タイ航空&バンコク航空) (二人分)281,530円 (福岡空港の空港使用税込) ●旅行保険 4,660円×2 やっぱり今回もいつもの旅の道具屋「夢紀行」でチケット手配。 お盆あとには行動したとはいえ、それでも年末年始のBKK線は激混みで、3ヶ月ほどキャンセル待ちしました。 滞在費用 8日間の総費用/計算してないんでわかりません(おみやげ含め8〜10万くらいかなぁ) 1$=3500〜4000RE(1$=133円)(2002年1月現在レート)。 カンボジア、とにかくアバウトです。なんでもかんでも「1ドル〜」と いってきます。3000リエルのものを1$で支払っておつりを500リエルでもらったり1000リエルで もらったり、店によって違うんすよね。とりあえずみんな大まかすぎで、ドル払い大歓迎状態のようです。しかしリエルで買ったほうが なにかとオトクかもしれません。 |