お手軽デジカメレポート
マ ル タ プ チ 留 学
「旅の必需品」編



地中海のヨットハーバー。金持ち気分満喫


‖旅の必需品

旅の必需品、というかプチ留学に役立ったもの、持ってってよかったなあ、持って行くべきだった!と思うものをあげます。時期にもよるかな。


●「サビッハマルタ」
A5版 174ページ 折り込みマルタ全図付
定 価/2,600円(本体2,476円) 楽天舎書房

いきなりですけど、これガイドブックです。私は持っていきませんでしたが、滞在していた日本人は9割くらいこれもってました。そして、すっ・・・ごく役立ちました(泣)。よく「地球の歩き方」のことをバカにしたり、迷い方なんて言う人がいるけど、私は自分の職業柄そういうことは絶対いわないし、おもったこともないし、そういうことを言うヤツぁガイド本なんか持ち歩くなボケ!と(心の中だけで)思っていたのですが、今回このマルタに限っては、地球の歩き方がまったく役にたたないということを言っておきます。まずどういうスタイルの旅行者に向けているのかターゲットがはっきりしてない。マルタの都市について全然書いてない。スリーマやサンジュリアン以外のリゾート地ブジッパや、ヨーロッパで三番目に大きいドームをもつ聖堂があるモスタのことなど、歩き方には載ってない(なぜ!?旅人には重要なネタだと思うのに〜)。島全体の詳細な地域名が載った地図もない。だめだこりゃという感じです。
サビッハマルタは、情報が細かく、歴史もわかりやすくおすすめ。マルタに関しては、歩き方必要ありません。(ページの9割が南イタリアに割かれています)

●帽子
・・・暑い、熱い!!アフリカのすぐヨコという日差しをなめちゃいけません。風が気持ちよいから日陰は涼しいけど、 日なたにいると3分くらいで倒れそうな勢い。髪型が崩れる、と帽子を被らないルームメイトも 多かったんだけど、私はお出かけの際には、絶対帽子をもっていきました。 夕方5時くらいまでは、帽子必須。 つばの広いタイプね。野球帽じゃうなじ焼けちゃうよ。「日傘」もいいかもね。誰も差してないから目立つことうけあいですが。
本当は、麦わらタイプが風通しがいいとおもう。チュニジアにいったら、地元の人はほとんどが麦わら帽子でした。


●水着
泳がないから、とか水着になるのイヤだから、といって水着をもっていかないのはあまりにもナンセンス。 ちゅうか、イヤでも泳ぎたくなるって、暑いから。犬もザブサブ泳いでたもん。水浴び感覚で 泳ぎたくなります。
私が通っていた学校は海辺。教室から海が見えて、徒歩30秒で海。海っていっても、マルタの海岸はほとんどが岩場なのですが。その岩場というのがミソ。つまり「ビーチサンダル」「ビーチマット」は必須。ケツと足痛くなります。


●水筒
スリムタイプの魔法瓶、あれあるといいですね。持っていけばよかった、と後悔するグッズの3位くらいに入ります。ペットボトル500mlを買えばいいんだけど、すぐぬるくなる!そして私は滞在日数が3週間だったので小型ペットではなく、大型2Lの水を買ってたので、それを小さいペットにわざわざ入れ替えて水筒代わりにして学校にもってったり、ビーチに持ってったりしてたですよ。水は大切。ポカリの粉もあると、体が弱ったときなんか役にたつね。


●ノースリーブと長袖シャツ
あまりに暑いと、洋服が肌にひっついているだけで、不愉快になるものです。私はデブっちょなので、 ノースリーブなんか絶対外で着ないと思ってたけどジェシー並のおばちゃんがビキニを着てうろつくのが 日常なこの島で、何を恥ずかしがることがあろうか(ジェシーって高見山のことなんだけどわかるかなあ)、 そんな感じで、快適な日々のために買いましたよ現地で。自分を解き放った・・・って感じ?(←馬鹿)。
しかし、ノースリーブだけだと室内のクーラーガンガンのとこでは風邪をひきそう。そんなときに長袖コットンシャツの登場。カーデガンでもいいんだけど、かばんにいれるとかさばらない?あと、日焼けしたくない人も、長袖シャツはおればいいし。 夏のマルタでジーンズなんてもってのほか!!!ルームメイトの子は、長いジーンズをホットパンツ丈に切ってたほど。 スカートが涼しくていいですね。ミニスカ大正解(私は死んでもはかないけど)。


●布
デカ布、いわゆるパレオとか。パレオ便利ですよね、ほんとに。水着にパレオ巻いて、街中のふっつーの店に出入りしても違和感ありません。ちゅうか上下ビキニ姿で、島一番のおしゃれショップで買い物するギャル多し。ヨーロピアンはなめてますね、社会生活を。ま、いいんですけど、布くらいはおっとけ、とヤマトナデシコは言いたいわけですよ。それこそ日よけにも、ビーチマットにも、シーツにもタオルにも、巻き方によってはワンピースにもパジャマにもなるパレオ万歳ってことです。


◎他は、手足の角質とりとか、毛穴パックとか、暇つぶしマニキュアとか美容関係はいろいろありますね。なんせリゾート地だから、どんな格好しててもダイジョウブ。のんびりしたもんです、みんな。


首都バレッタ。あたしはのべ4時間くらいしかこの町をみてない。


以下は、留学を考える人向けのアイテムをとりあげてみます。

●電子辞書
え?なんですって?英語勉強してて電子辞書持ってないっておかしいですって?はい、おかしいですよおかしいですとも!あたしは普通に英和和英辞書しか持ってないですよ!しかし、そのかたくななアナログ魂がいかんかった。すまんかった、と誰に対してあやまるのか私。
ほんとにねえ、あんなもんペラッペラめくってたら授業にも会話にも追いつかないよ。ロシアとスイスから来たおばちゃんたちでさえ、電子辞書もってたよ。エレクトロニクス大国のジャパンガールのアタシが持ってないなんて・・・。ほんとーーに、宿題する時間も半分になるし、電子辞書は、留学に最も必要なものナンバーワンです。コミュニケーションも電子辞書がないとだめです。私は帰国してすぐにビックカメラへすっとんでいって電子辞書を見に行きましたわよ。


●のり、ホチキス、ファイル、ペン、クリップ
いわゆる子どものお道具箱に入ってるようなもの全般ですね。あいかわらずなめてた私は持ち込んだ文房具はボールペン二本のみ。おかげで、必要になった文房具は人から借りてたですよ。言い訳だけど、みんなは半年とか滞在するけどあたしはたった3週間だし、そんなにいらないかなあ〜と思ったんだよね・・・。あとノートなんかも日本のMUJIあたりのやつを買っていったほうがいいかも。もちろん現地でも売ってるけど、コストパフォーマンスでいうと日本のもののほうが断然いいと思う。
太めの油性ペンもあると便利。食材などに自分の名前をかいて冷蔵庫にいれたりすると一目瞭然。


●録音機器およびスピーカー
例えばMDとか。授業は貴重な時間です。授業をMDに録音して夜スピーカーで聞いて復習するってとても大切だと痛感。 「この発音なんだっけかーー!!」「アクセントがどこにくるかわからんちゅうねん!」と夜、宿題してるときに悶絶したことも多いです。あとイヤホンだけだと疲れるよ。 ルームメイトの子に小型スピーカー(電池式コンパクト型)貸してあげたら感動して音楽とかも聞いてた。音楽聴く人にとってスピーカー、必須です。私もマルタだけじゃなく、シチリアやチュニジアで音楽で癒されていました。
上記を持参するなら変圧器およびプラグも必要です


●アイマスクおよび耳栓
ルームシェアをする人むけ。これは慣れや性質によるとおもうんだけど、シエア部屋って結局赤の他人との 共同生活だから寝る時間も朝も、自分のペースではいかない。そういうときにアイマスクと耳栓は大活躍! 私は寝るときは誰がいようと結構平気なんだけど、朝がつらかった・・・「ああ。もう少し寝ていたいのに!」と 思うけど、他の子が起きるからしょうがなく目覚める。ま、みんな同じ時間に学校いくわけだから 起こされるほうが助かるんだけどね(笑)。でもこの二つはかさばらないし、もってって損はないかも。


◎あとは、長期の人はパソコンを持ち込んだり、携帯電話を契約したりというのもありますね。あと包丁なんかも 海外のは使いにくいから持ち込んだほうがいいかも。海外のは「ナイフ」だからね。千切りとかしにくい。


マルタ一周クルーズ。ほんっとに海が紺ちゅうか蒼ちゅうか




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