2001.6.25〜7.3
    サンフランシスコ◆癒され編 

ピジョン灯台とやらの前

なぜに「アメリカ」?

前々から言っていたことがある。「アメリカ」と「インド」と「中国」は そそられるものがないので、一生いかないんじゃなかろうか。ということだ。 しかし前回インドに行ってなかなか面白かった。悔しいほどに。だからたぶん 「いつかアメリカや中国にいくかも」なんてボンヤリ思っていたあたし。 さて、そんなとき。この春旅はどこにもいかないと思っていたのに、春が終わり 夏がくるときに、突然またもや毎年おなじみの「躁鬱症」があたしを襲った。 突然シクシク泣いたり、かとおもうと5分後にゲラゲラわらったり、いきなり なにかをしでかしたり、ぼんやりしたまま何かをするのでその記憶がなかったり、 眠れなかったり攻撃的になったりと、なかなか今年のヤツはしぶとかった。 そんな中、アメリカはサンフランシスコで新婚生活をいとなむお友達「キャップ」から 本当になにげない励ましのメールがとどいた。その瞬間、あたしの躁の波はピークに 達した。 アメリカに行こう。
すぐさま旅行代理店に電話をして、1時間後には金を振り込んで予約を入れた。 なにかに逃げるようにあたしはいそいそとアメリカへの脱出をもくろんだのだ。 何かをしたいとか、何かを見たいという、ワクワク感いっぱいのいつもの旅じゃない。 現実逃避。それだけのためだ。 たぶん、その時にフランスからメールがきたらアタシは迷わずフランスに行っただろうし、 エジプトからメールがくれば、喜んでエジプトに行っただろう。 そんな、「どこでもいいからあたしを連れ出して!」状態での旅先決定だ。 一人旅の気分ではなかった。一日中楽しくしゃべってくれる相手が欲しかったのだ。 キャップもさぞ迷惑だろうと思いつつ、そんな錯乱状態で一日に何通もメールを おくるなど意味不明な行動をとるアタシを、キャップは優しく導いてくれるのであった。


「アメリカ」ってどんな国よ?

◆いわずもがな、合衆国。
歩き方さえチラリともみず、ただ「キャップにあいたいあいたい」だけで決めた 国だし、地球のボス国?なので、あえて説明不要でしょう。(どちらかというと 好きな国ではありませんでした)しかしサンフランシスコについての 知識が皆無だったアタシ。緯度は仙台とほぼ同じ。夏でも夜はかなりさむいし、住宅に クーラーのついている家はあまりないとか。ちなみにビキニで ローラブレードという西海岸のイメージ都市はロサンゼルスだそうで、 サンフランシスコからは車で8時間かけて南下しなければいけないそうです。シエーしらなんだ。

主な費用
●往復航空券(全日空) 85,640円
(アメリカの出入国税と成田の空港使用税込)
●国外免許申請手数料 2650円
※今回は急なこともあり、いつもの代理店ではなく「有限会社LTKライゼビューロー福岡」 とやらにお願いした。HPはないらしいが、キャップがISIZEで検索してくれた。 すごく面倒なことをお願いするために何回もデンワしたけど、イヤな声ひとつ出さずに とても丁寧で好感がもてました。 日系キャリアの国際便、初体験の旅でした。


滞在費用
1週間の総費用 約700$(2001年6月レート 1$=126円)






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