妄想展示室:「矛と盾」
このページでは私が所有している人形のうち、60体目からの10体について仕様を示します。
This page shows specifications about the dolls from 60th to 69th among the dolls which I own. If you have question to those dolls, please mail to me,
機名の色が赤の機体は譲渡済/緑のものは生産中
機体番号後ろの英字(B、C・・)はヘッド、数字(-02、03・・)はボディの世代更新数
Content of this list:
追加工:胴体部関節強化+えせ巨乳加工
Adjustment of neck joint strength + Adjustment of torso frame strength + fake glamour
0060と0061は手芸総合展示会「日本ホビーショー」会場にて先行販売されていたボディを試験導入。胴体部の関節強度が低いという問題はあるが、EBボディを外観面で上回る特徴がある。ちなみに、オビツ女性体とEBボディを比較すると前者はやや小さく微妙に丸みのある体格である。
関節強化処置として体幹部にはEBボディで採用したゴムシート埋めを行なったが、内部フレームそのものが強度負けして広がってしまうことが判明、外から針金で縛って補強した。ちなみに首関節はスプリングで強度を出すようにしている。
実験改造機の使命完了につき、2003年秋オークションサイト経由で譲渡退役。
0061は0060と同時導入。ちなみに、他社の同クラス製品(12インチフィギュア/27cm男性体)と比較すると女性体同様やや小さいが筋肉感を残しつつも締まった体格である。
追加工:首短縮
Shortened neck
ネットワークオークションにて、衣装目的で導入。
2005年春、0077のボディ変更に伴い同機の旧ボディを換装。
2005年初夏、ネットワークオークション経由にて譲渡退役。
追加工:首短縮2mm+胴体部関節強化+えせ巨乳加工+ドールアイマウント<バ●プレストのあれ>
Shortened neck + Adjustment of neck joint strength + Adjustment of torso frame strength + Remodeling to fake glamour + Add dolleye mount frame to head
量産開始後アゾンの販売ルートに乗ったボディを導入。先行型の0060と比較すると問題点も含め大きく変更された箇所はない。
頭部ジョイントを後ハメ出来るボディの特徴を生かし、通常はパテ固定となる初代ドルプラヘッドを搭載。また、0060のゴムシートに代えて滑り止めウレタン脚を関節強化材にして体幹部の強化を狙った。更に胴体部可動域の拡大方法としてえせ巨乳加工を初めて採用、同時製作中のボディにもフィードバックする。
ドールアイ搭載方法として3mmゴムシートを使用したゴーグル状のマウントフレームを製作、これにグラスチックアイの尻尾をはめ込んで頭部に固定することで、初代ドルプラ標準のパテによる固定より簡便かつアイを汚すことなく固定交換可能とする。ほかにヘッドの「蓋」を金属線利用の線ばねによる固定に変更するなど細かい改造を付加した。
2010年春、頭部黄変著しいため全塗装、ついでに表情のあいまいな口許をオープンマウスに改造。
追加工:首短縮3mm+胴体部関節強化+えせ巨乳加工+手首ブロックVS化
Shortened neck + Adjustment of torso frame strength + Remodeling to fake glamour + Replace wrist joint to Volks's part
当初マルチヘッド機として生産したが、最初に搭載する予定のヘッドの状態が交換向きでないため専用化。
また、ポーズ表現に幅を持たせるためEB-NEO用のオプション手首を使用できるよう関節部を流用。関節モジュール自体はオビツ系機体で共用できるため専用とは考えていない。
追加工:マルチヘッド化+股関節軸固定+足首強化Lv2.5
Neck joint for multifarious head + Remodeling coxa joint + ankle joint level 2.5
マルチヘッド機能の活用により新規導入用としては最後となるはずだったボークス系ボディ。なお、ドルフィープラスという同一名で人形素体と非可動フィギュアが存在する(当時)のは混乱の元ではないだろうか。
2005年春、ボディ評価機の使命終了につきオークションサイト経由で譲渡退役。
追加工:首ジョイント切削(マルチヘッド化)+手首関節ボールジョイント化+手首回転軸追加+自立化処置
Neck joint carving + Add roll joint to a wrist joint + Remodeling to stand up by itself
0063/0064のボディ導入におまけで導入。0050に続く褐色系マルチヘッド機だが、いまのところAGISバレリーヘッドの専用機と化している。
2003年夏、0084〜0087のついでに手首に回転軸を追加、可動域向上を行なう。
追加工:手首関節ボールジョイント化+2重膝関節+自立化処置
Replace wrist joint to ball-joint + Remodeling to a double knee joint + Remodeling to stand up by itself
衣装のみ入り用なためこれまで見送って来たが、他の入手経路がないためネットワークオークションにてまるごと導入。中味の処遇については未定だったが、折角なので幾つかの改装の実験台に。
至近のイベントI-Doll9にて安売りされていたので導入。パーフェクトを謡うだけあって外見と可動域、自立性などのバランスは非常に良い。
追加工:首短縮
Shortened neck
オビツボディノーマル体との比較の為導入。内部フレーム構造の違いから特に改造の必要はないと判断、表面研磨のみのお手軽カスタムに留める。
普通にヘッドを差すとソフビの外装が下がって錨肩になってしまうため、首先端部分を1mmほど切り落としてみた。関節強度そのものは首フレームとジョイントのすき間を縮めることで維持。
記述中に表れる人形関連メーカーおよび人形サークル(共に敬称略)と私との関係は「メーカーとユーザー」の範疇にとどまる物であり、特に追加工に関して先方に問い合わせることはご遠慮下さい。