★★センスジ谷沢登り★★ 2010年9月4日 晴れ

最近の雨で先週の甘茶谷は水量が多く難儀したので今日は水量が少なくきれいなナメ滝で有名な祖母奥岳川支流のセンスジ谷です。

センスジ谷は数年前行きましたが、そのときは出発時間が遅くナメまでで引き返したので今回は祖母・傾縦走路まで抜けようと思います。

遡行者:行縢探検倶楽部のfukayasu2

マップの赤線は沢登りと尾根登り、点線方向はは下山ルートです。

所要時間は、入渓〜縦走路まで4時間、下り1.5時間でした。

 

 

尾平の祖母山登山口を出発して最初に出会う登山道つり橋付近の谷がセンスジ谷です。

入り口は暗い感じで水量もほとんどありません。ちょっと不安ですが大きな石をいくつも越えて行きます。

 

やがて20mの滝に出ますがこれは右を巻きました。

ここは2回目なので左も見てみましたが左の高巻きは簡単ではなさそうです。

右に戻り小さな谷状のところに取り付いて登り左へ出るのが一番早く安全です。

滝は2,3個飛ばして滝上へ出ました。

 

実はここでスジを間違い右俣に入ってしまったのですが・・・まさにスジが多くセンスジですね。

気を取り直し元に戻り、倒木群を乗り越えると大ナメが始まります、最初は滑りそうですがやがて傾斜も緩くなりナメに薄くカーテン状に流れる水で汗一杯の体を冷やして一休み。

このセンスジナメは幅は狭いですが長さは200mもあり水量が少ない分とても静かで心落ち着く場所です。

今年の残暑は厳しく気温はまだ夏ですが山では確実に秋が近づいています、野グリや落ち葉にほっとします。

静かなナメで休憩してさあ出発!
ナメはさらに続きます、途中滑りやすいところもあるので慎重に。

ナメが終わったかなというころ倒木もあり、それを乗り越えると更にその上にナメは続きます。
多分この倒木帯もナメで上下合わせて200mのナメではないでしょうか。

ナメの終わりはかなり立ってきますので十分気をつけて、滑ったら止まりません。

小さな釜を持ったナメ滝を越えてさらに数分進むと標高900mの分岐です。→

吉川さんの「九州の沢と源流」では本流の右俣を紹介していますが、沢に集まった倒木と落石からして縦走路に近い左俣を行く事にしました。

 

←左俣に入ってすぐの沢の状況、段状ナメが続きます。

さらに数分で再び二俣に出ますがここは谷の大きい方の右へ行く事にしました。この付近ではもう水は流れていません。

 

徐々に谷は立ってきます、しかも浮石も集まっており二人は接近して注意深く沢を詰めていきます。

手がかりは多くあり難しくはありませんが慎重に進みます。

この付近に30mセンスジ滝があると聞いていたのですがもしかしたら今登っているのがそうかもしれません、水は流れていません。

更に谷は狭まり左の樹林帯へ逃げましたが樹林帯も谷と同じくらいの傾斜でしかも浮石が沢山あり慎重に、慎重に登っていきます。

こんな所では技術や体力よりも慎重さが一番に優先されます。
私もこのとき誤って落石をさせてしまいました。
今日は二人だったのでよかったですが大勢ではここはお勧めできません。

一時間ほどで従走路へ出ました。→

センスジ谷上部はかなり傾斜もきつく荒れていますので行かれる方は十分注意してください。

センスジ谷(上部はかなりガレています中級程度) 

今回の沢は200mの大ナメが圧巻でした、静かなナメです。ザイルは一度も使うところはありませんでした。

 

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