終わっている産地


27日(8:48)大泉学園→(9:55)西吾野駅→(11:10-13:05)岩井沢鉱山→(14:20)西 吾野駅→(16:00)大泉学園

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しっかり雪が残っている岩井沢鉱山

3日前にまたまた雪が降った。今年は本当によく降る。胸が本調子じゃないので、 あまり長く行動したくない。とはいっても山は雪で鉱物採集は難しい。それで、 岩井沢鉱山の坑道を探索してみることにした。

山には雪がいっぱいありそうだが、中高年ハイカーの数は少なくない。ロングス パッツなんか付けちゃってやる気満々の姿をみると、なんだか気後れしてしまう。 途中までは雪も少なかったが、岩井沢の集落を過ぎるとかなり積もっている。沢 は雪に覆われズリ石を探すのは難しい状態だった。

しかし、今回は坑道内部で探すから積雪は関係ないもんね。ヘッ電を付けて内部 に入る。坑道は意外に広く、しっかりしている。ズリ石はいっぱい落ちているが、 ほとんどはチャートだ。重さや色を確かめながら奥に進みながら採集する。しか し、20メートルも進むと坑道は突き当たりになってしまう。こんな短いのか。そ れでも鉱山なのか。あまりにもあっけない結末だった。

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直ぐ行き止まりになる坑道

手当たり次第にズリ石を坑口に運んでは割ってみるがチャートしか残っていない。 ブラウン鉱らしき石があったが目新しいものではない。こんなに小規模な鉱山だ とは知らなかった。すでにめぼしい鉱物は絶産になって久しい産地なのだろう。 今ごろ日本産新鉱物「種山石」を見つけようとしても、カスだって残っていない ような状態だ。未練がましく周辺も観察したが、他に坑口はなく、沢の中のズリ 石も雪が積もってはお手上げだった。白旗を揚げて山を降りるしかなかった。

採集した石をよく観察したら、四角で黒光りする結晶が見つかった。ひょっとし たらブラウン鉱かも。小さすぎて磁性が確認できないので同定が難しい。一部に はバラ輝石や菱マンガン鉱もあるけれど、標本としては苦しい。