ままに 山歩き

山行記録から始めたこのサイトですが、正統派山行記録は絶滅寸前になっていま す。同じように山に入っても登山者とはかなり目指すものが違うんだなあ。どち らかと言えば「山師」っぽいですね。でも、新しい発見があって結構にわか山師 も面白いです。多彩でディープな山の楽しみ方を求めて試行錯誤の日々です。

新着情報 広沢寺の清掃集会の報告を追加。日記と天覧山を更新

天覧山で遊ぶ
2008.3.17更新
ヒマネタ日記
2008.3.17更新
アバウトなキノコ図鑑
2007.10.15更新
石の展示室
2007.2.23更新
WebMaster
2007.7.31作成

清掃集会で示すクライマーの心意気

丹沢のふもと広沢寺では岩場を使わせてもらっているクライマーが地元の活動に 協力して、清掃や植林などを続けています。その清掃集会に参加してきました。 主催するのは「広沢寺の岩場を守る会」。ここんところ、ちょっとサボっていた ので3年ぶりかな。昨年、守る会の代表を務めてきた相川さんが病気で亡くなっ たこともあり、志を受け継ぐ気概を示すためにも、今年はぜひとも行かねばと駆 けつけました。自分も大変お世話になり、岩登りの基礎を学んだ思い出深い岩場 です。

(2008.3.2)

高難度なアプローチで敗退

地図読みトレで、タカハラさんと奥武蔵は権現堂周辺のヤブ尾根を下ろうと東吾 野へ行きました。ところが、地形図ではあるはずの道が、見つかりません。探し 当てた「道」は完全な廃道。ムリムリ突っ込みましたが、やはり途中で敗退。尾 根の取り付きまでも届きませんでした。でも、読図の勉強にはなったから、当初 の目的は果たせたということにしておきましょう。

(2008.1.14)

テントが飛んだ!?白毛門の雪訓

年末は昨年同様、上越の白毛門で雪訓をしました。年末年始は荒れるという天気 予報でしたが、何とか持ちこたえました。でも、ちょっと目を放したすきにテン トを風に持っていかれ、慌てました。話には聞いていましたが、まさか自分がや るとは思いませんでした。山では油断できないと思い知らされました。雪は少な めでラッセルの苦労がほとんどなかったのが残念でした。

(2007.12.30,31)

コンパス忘れてGPSに頼る

地図読みトレーニング第2弾のつもりがコンパスを忘れる大失態をしてしまいま した。おまけに肝心の尾根に踏み込む前に地形図を読み違えて現在地を捉えられ なくなり、携帯電話のGPS機能に頼ってしまいました。情けなくなって予定を 放棄。ただのハイキングにして登山道を下りました。

(2007.12.8)

下りで緊張 イモリ山

奥武蔵の小さな尾根で、地形を読みながら道のないラインを下るトレーニングを してみました。場所は西吾野駅西方のイモリ山、本陣山がある尾根です。短い距 離でしたが、意外と地形が複雑で、油断すると滑落...なんて個所もあり緊張し ました。でも、面白かった。

(2007.12.1)

秩父鉱山でゆるゆる鉱物採集

たまにはトレーニングじゃない山がいいなと思って、いつもの秩父鉱山に向かい ました。ところが、あまりにも気が緩んでいたため電車に乗り遅れまくり、採集 できる時間はわずかでした。それでも、台風9号で鉱物産地が受けた影響も分かっ たし、輝安鉱も採集できたのでラッキーでした。

(2007.11.26)

重りを背負って伊豆ケ岳へ

荷重をかけて速く登るトレーニングを、伊豆ケ岳でしてきました。花桐から沢沿 いのコースを登り、男坂を下って正丸に下りました。ザックに5キロの重りを入 れたけど、いつもより身が軽く感じて登りも下りもかなり飛ばせました。唯一ブ レーキになったのが水晶とマンガン。花桐コースは随所に水晶が落ちていたし、 下りに寄った大蔵鉱山では色鮮やかな菱マンガン鉱に、ついつい時間を取られて しまいました。トレーニングは雑念が入らないコースを選ばないと効果が上がら ないと痛感しました。

(2007.11.4)

小川山のスラブは甘くないよ

敗退した縦走で最後の幕営地予定地は小川山でした。当地で果たせなかったキノ コ狩りとボルダリングへの未練が断ち切れず、のこのこと出かけていきました。 不作とはいえキノコ鍋の夢は果たせました。しかし、ボルダーの方は実力のなさ を思い知らされて、打ちのめされました。

(2007.9.21,22)

さまよって命拾い 上武国境稜線縦走敗退

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しっかり準備して出かけたつもりの奥秩父・上武国境稜線縦走で道に迷って敗退 し、沢を下ってしまいました。運よく無事に下山できたものの、あまりにも初歩 的な過ちを犯したことが情けなく、ずいぶんと悩みました。ここに、あえて恥を さらします。自己分析が不十分かもしれませんが、事実は正確に記したつもりで す。自分だったらどうするか。考える材料になれば幸いです。長いので (1) (2)に分けました。

(2007.9.17-19)

手強かった小川山のスラブ

久しぶりに小川山に行ってきました。職場の仲間の「接待キャンプ」ですが、岩 登りもできたし水晶も採れました。何よりも、大勢でにぎやかに食事ができたの がとても新鮮でよかったです。「山はお友達と行くべし」(山の掟その1)を実 感しました。

(2007.8.19-21)

暑さを忘れる海沢の滝

街場は暑くてたまらないんで先週に続いて奥多摩もうでとなりました。Y氏にお 願いして、5年ぶりに山行を共にしました。コースは海沢探勝路から大岳。海沢 は三ツ釜の滝、ねじれの滝、大滝と、滝が連続する夏向きのルートです。涼しく 静かで、奥多摩らしい渓谷の美しさを堪能してきました。

(2007.8.11)

御岳はレンゲショウマと雷と

障害を持つ山のお友だちタカハラさんから御岳山に誘われました。「若い女の子 がいるよ」との言葉につられた部分があったかもしれないけど、誰かといっしょ に登りたいと思っていた矢先だったので喜んで付いて行きました。雷もありまし たが、久しぶりに楽しい登山ができて満足しました。

(2007.8.5)

痛い靴より楽な靴

雨宮さんと広沢寺に行ってまいりました。ルートを登るのは2年半ぶりだったん ですねえ。広沢寺は終了点が立派になっていたり、近くにハイカラなラーメン屋 ができたりと様相が変わっていましたが、自分の登攀力はそれほど変わっておら ず、ホッとしました。

(2007.6.7)

雨上がりは赤銅鉱のチャンス

お目当ての赤銅鉱はさほど苦労せずに採集できました。前回は外した硫カドミウ ム鉱も自力で確保できました。1週間前とはうって変わって静かな採集ができま した。

(2007.5.26)

楽じゃないよ露頭採集

京都の博物館・益富地学会館の採集会が滋賀県のスカルンと二次鉱物の産地・石 部鉱山でありました。50人ほどの参加者といっしょに採集をしました。あまり欲 をかかずにどんな鉱物が出るのかをじっくりと観察してきました。

(2007.5.20)

二兎を追うもの...山菜を得ず

秩父鉱山は1年ぶり。あわよくば山菜もと考えていましたが、そんな余裕も、能 力も、まったくありませんでした。特にこれといった標本も採れませんでした。 それでも、山桜と新緑の奥秩父は楽しい登山で、満足しました。

(2007.5.3,4)

「くりでん」でゆく細倉鉱山

「くりでん」ことくりはら田園鉄道に乗りたくて細倉鉱山までいってきました。 鉱山資料館でじっくりと鉱山の歴史を学び、鉱石を観察してきました。もちろん 少しは採集もしましたが、それよりも社会見学をしてきたという感じでした。く りでんはおなごり乗車でにぎわっていました。電車も駅も鉄道施設も小ぢんまり とした愛着の持てるものでした。今月いっぱいでなくなってしまうのは残念です。

(2007.3.8,9)

シールで失敗 登りが辛い

2年ぶりに根子岳へ行きました。登りに「真ん中だけシール」を使ったら、雪面 の凸凹で利きが悪く泣きました。雪が少なかった影響をもろに受けました。それ でも、雪質がよかったので下りは快適でした。いつもは登りより下りで苦労する のですが、今回は逆。でも、スキーは本来、下りの方が楽しいものなんですよね。

(2007.1.27,28)

新雪ラッセル三昧の白毛門

とにかく冬山にいきた〜い。ってことで年末年始は、上越の白毛門で過ごしまし た。実は、冬山は久しぶり。装備も技術も体力も山勘も、ボロボロにさび付いて んじゃあないかと不安もありましたが、良い天気に恵まれて楽しく登れました。 ラッセルも、寒さに震えるビバークも、きっちり体験できました。いやぁ〜、こ れですよ。冬山は。気合入りました。

(2006.12.31-07.1.1)
青山 俊明