みなさまのご意見


私は、なんだかアンケート好き(笑)。
私の安易な呼びかけに、呼応して、貴重な意見を聞かせてくだった皆様、ありがとうございます。

まだまだ、ご意見を募集しております。メールもしくは掲示板にて教えてください。

尚、既に意見を述べた方も、追加訂正及び、複数投稿可能です。

上から読んで下さい。下へいくほど、新しい記述になります。
以前は、逆でしたが、呼応している記述もありますので、読みやすいように、上から話がつながるようにしました。

 

キャンディードの観劇記へ戻る


★今回の意見収集は、

『キャンディードの感想』

世間様では、「賛否両論」と言われているこの作品。
賛と否どちらかだけでなく、幅広く、意見を募集してまーす♪


Landさんのご意見

「キャンディード」観てきた〜〜〜オーケストラの凄さに圧倒。
オペラの方々の声も〜〜石井さんまけてませんでした。
素晴らしい!!自分探しの旅で難しいテーマなのに楽しく。
見せてくれるので飽きません。楽しい!!!岡さんも楽しそうです。
いや〜ステキです〜〜〜ふふ。
セットもかわってるんだ〜〜〜レポアップしましたが。
観に行く予定のある方は観たあとがいいかも・・・だって
あらすじになってますから。みてから観てもいいかもしれない。
どちらでも〜〜〜
http://www.happy-2.com/index.html


カズマさんのご意見

21日の大阪で見る予定ですが、一度では解り難そうなので、
6日夜に見ました。ご意見通りに予習なしで。

うーーん・・やっぱりかなり大変。
中身を気にしないで、ショウとして楽しめばいいのかもしれないけど、
気になってしまうタチなのです。「人生は・・」とかテーマを出されると。
で、そのテーマを追おうとすると、オペラな方々の歌詞が聞き取れない。
2回目は少しゆとりが持てるから、じっくり再挑戦してみようと思います。

あ、石井さんは最高!!この役はまさに彼のものですね。
出ずっぱりの大奮闘で、さぞや大変でしょうのに、一瞬も途切れない明るいテンション。
彼を見ているだけで十分しあわせになれる舞台だなぁ、とは思いました・

それと、佐渡さんがよく見える席だったのですが、
「指揮ってこんなにスゴイことだったのか!!」と驚嘆。
彼の手の中の棒の先から、すべての音が湧き出している、としか思えない。
「僕いか」に書いてあったことが、なるほど、と実感できました。


す〜さんのご意見

キャンディード見ました。
たしかに分かりにくい話ですね。
何度か見ないとわからないかな。

オペラ歌手は言葉がみんな聞き取れませんね。
ミュージカルはオペラではないのだから・・・と思いました。
特にあのグネゴンデのアリアは楽しみにしていたのに・・・・。
演技は良いのですが、日本語なんですから・・とは言ってはいけないのでしょうか?難しいのはわかります。

千秋楽の1回しか見ていないので、トリプルキャストの他の人はどうだったのでしょうか?
もう1回見たら良くわかるのかな?


ととさんのご意見

初めて投稿します。
私はオペラ・ファンで、あまりミュージカルは見たことがないのですが、今回「キャンディード」を見て、
オペラとは正直言って鑑賞のポイントが全く違っていることがわかりました。
残念だったことは、あのバーンスタインの「音楽」が軽くみられていたことです。
楽譜にはもっと様々な情報があるはずです。無視されていた気がして・・・・。芝居としてはみなさん上手ですが、
音楽という観点からみると2流以下です。かなり厳しいですね。お許し下さい。
 
 今回オペラ歌手も何人かのっていました。ミュージカルの方面からは、それぞれすごく有名な方々が
演じられているそうですが、オペラ界からの出演は若手でした。
クネゴンデは鵜木絵里さんの回で聞きましたが、よく頑張っていましたとは思いますが、あの有名な
アリアに関しては、高音は出ていたが叫んでいただけにしか聞こえませんでした。余裕が無いというのかな。
もちろん芝居は上手でしたよ。あのアリアが難しいと言うことは知っていますが、普通日本でスターと言われる
オペラ歌手だったらもっと上手に歌えると思います。なぜこれだけの大きな企画で、オペラ界からはスターを
呼べなかったのでしょうか?(彼女が良くないと言う意味ではなくて、ミュージカルからはスター歌手をそろえて
いるのに、オペラからの出演は新人を起用したのでしょうかという意味です)
 私の見解としては、普段ミュージカルの分野では「音楽」というより「芝居」の要素が強いのだと思います。
でも、もっと素晴らしい物を目指していくのであれば、その「音楽」という要素をもっときちんと取り入れて欲しいです。
せっかくその両世界の人々の共演だったのですから、お互いが刺激し合って欲しかった。
私はオペラ・ファンですから、「音楽」という要素が重要視されていないことが何より寂しかった。
あれだけの大作だし、これだけの企画なんですから妥協しないで欲しかった。

ちなみに、オペラ界の掲示板でもこの「キャンディード」は賛否両論書かれています。
それだけ話題のある作品と言うことでしょうから、再演に期待しましょう。
今度違うミュージカルも見てみようと思っています。何か推薦作品がありましたらお願いします。


貧乏さんのご意見(ととさんへのレス)

初めまして。
こんなつたないHPに遊びにきてくれて、ありがとうございます。
私は、もともとが、ミュージカルというより、ストレート芝居好きなので、
「もっと、役作りとか、表情とかストーリーの中での心の動きを丁寧にして欲しい」と思って、
見てました。
と、同時に、オペラファンは、どう思うんだろう?と思っていたので本当に、貴重なご意見、
どうもありがとうございました。
音的に2流以下。私は、芝居的に2流以下と思ってますのでその気持ち、わかる気がします。

なんかね、フォーラムで配られたアンケートにも記入したんですがこの作品、異種格闘技みたいな
感じですよね。
で、私個人で観客層を下記のように分類して考えてみたんですけど

--
オペラ、クラッシック等を主に見ている(聴いている)方たち
ミュージカルを主に見ている方たち(比較的音楽重視)
ストレート芝居を主に見ている方たち(比較的セリフ重視)
---ちょっと安直かもしれませんが・・・

どの分野の人が納得したんだろうって思うんですよね。
わたし的には、どの方々も、満足してないんじゃないかと思うんです。
それだけ、かみ合っていなかったように感じました。
別に、今のキャンディードを全面否定しているわけじゃないんです。
気に入ったところもありますから。
ただ、思うところがあるんで、私、今、感想マニアなんです(笑)

こんなこといって、反発する方もいると思います。
そういう方も(ていうかそういう方こそ)、どしどし、投稿してくださいね。
いろいろ、話し合いたくてウズウズしているのでぜひぜひ、みなさんの言葉で、
みなさんの感想を聞かせてください。

ちなみに、わたし個人の意見としては、ミュージカル組も決してスターさん達ではないと思います。
そこそこ名前は浸透しつつありますが、やはり若手で発展途上の面々という位置付けです。>わたしの中では

だから、オペラの方々の位置付けを聞けたことはすごく興味深かったです。
また、感想や、意見を話したくなったら、ぜひぜひ、遊びに来てくださいね。
他の方もね♪


紫織さんのご意見

キャンディート、何の予備知識もなく、周りの反響にそんなに凄いんだぁ〜
と思いつつ、ただふらっとって言う感じで(^^ゞ観てきたのですが・・・。
感想は・・・別に何にも無かったですねぇ。って、これ、自分でも不思議
だったんですよ。何も感想無かったことが。
終演後、周りの客の「凄い!やっぱり凄い!」って興奮気味に言う感想に、
誉め言葉も文句も無く、ただ、「ふ〜ん・こういうのね」って言う感想しか
出てこなかった自分が、かえって珍しくて笑えました。
興味があって、ずっと観ないでいたオペラをかじれたことは、いい経験に
なりましたが・・・・。
面白かった?と聞かれれば、つまらなくはなかったとしか、答えられない
かな?

昨年の冬に見た「ハンターハンターミュージカル」の方が、よっぽど興奮
した記憶があります。・・・・私レベル低いかも?(笑)


カズマさんのご意見(ととさんへのレス)

はじめまして。投稿とても面白く読ませていただきました。

私はミュージカル系なのですが、3月にフィレンツェ歌劇場の「椿姫」を、
現在最高と言われるエディタ・グルコローヴァで観ました。
オペラ通の友人が一緒だったのですが、
私が「陳腐なストーリー、イメージにあわない配役(おばさん椿姫!)
声のアクロバットみたいなアリア」と悪口言ったら、「オペラはそういうものです」という返事。
つまり「ストーリーも、イメージもどうでもいいの!オペラは音楽を楽しむもの」だと。

そこが、ミュージカルとは違うのでしょうね。
ミュージカルは音楽とお芝居が、同じ位大事なのだと思います。
その意味で、今回のキャンディードが、当初の予定の「オペラ組」vs「ミュージカル組」という
2ヴァージョンで作れなくなって、
「異種格闘技」になってしまったところが、問題なのでしょう。

音楽第一のオペラ組に引きずられて「芝居二流以下」になってしまうし、
芝居をしたいミュージカル組に流されて「音楽二流以下」になってしまうし、
結果は、どちらも不完全燃焼。熱意はあれども空回り、になった感じ。

でも、私は石井さんはほんとうにいいキャンディードだと思います。
退屈なドタバタ劇になりかねなかった舞台を、
彼の明るいテンションが救っていると思う。
手直しを重ねて、なんとか彼のキャンディードが生きる舞台になってほしいなぁ、と思います。

あ、それから、ご推薦のミュージカルですが、
貧乏さんは「どうかなぁ・・」とおっしゃるけれど、
私は「エリザベート」オススメです。
少々、グランド・ロマン・ショウなところはあるけれど、
音楽がとっても魅力的だから、オペラ・ファンの方も入りやすいでしょうし、
一路さんの役作りは、「芝居一流」だと、私は思います。

あとは、私はまだ見ていないけれど、
開幕したばかりの、蜷川演出の「三文オペラ」が、いいらしいですよ。

ところで、オペラ関係の掲示板でも賛否両論だそうですが、
探したのですが、みつかりませんでした。
もし、面白いところがありましたら、教えていただけませんか?


貧乏さんのご意見

オペラ組とミュージカル組に分かれて演じるという企画すごい、良いアイディアですよね。
両者の交流には、混ぜるより、2パターン見せて違いを出したほうが断然、効果的であったでしょう。
かえすがえすも、残念ですね。
この企画、どうして、ボツになっちゃったんでしょうねぇ?
鈴木さんの降板の事もありますけど、それ以前に、最初っから、クネゴンデはミュージカル系から選出されて
なかったですよね?
ということは、なに?はじめっから実現するつもりのないボツ企画だったのでしょうか?
オペラ畑じゃなくても、一人くらいは、歌える人、いたでしょうに・・・。
ちょっとポップス的な歌い方をする石井さんが堂々と選出されているわけですから、
女石井がいてもおかしくないと私は思ったのですが。


ANDYさんのご意見

キャンディード終わってしまいましたね!!(--;;;)石井さん大変そうでなんだか可愛そうなぐらいでした。
いくらタフでも流石にあれは辛いでしょう?
私は初日に見ただけなのですが・・・・(--;;;)なにやら集中できるところがなくてあちこちキョロキョロしてました。
これってあまり良くないですよね?(^^?)
それと、あくまでも風の噂ですが?ミュージカル組もそうですが、オペラ組はとくになのかな??
たとえばオーディションに受かっても蹴った方がいらっしゃったとか??いらっしゃらなかったとか?
もし本当にそんな感じだったら?オペラのスター様に出演交渉しても出てはいただけないのでは??
なんて思ったら?結局新人さんばかりになってしまうのは仕方のない事のような気がする・・・・(--;;;)


この時点で、観劇記をアップしました☆彡


カズマさんのご意見2

「キャンディード」論、読みました。いつもそう思うんだけど、貧乏さんの感想って、すごーく創造的・喚起的ね。
なんとなく感じていたことが、「そう!それよ!」って掴めるし、それ以上に、「あ、なるほど、そういえばそうね!」と、
見えなかったことが、見えてくるの。

私は2回観ました。初回はよくわからなかった。
2回目はもっと解らなくなった。その上「次の展開」を知っているので、
ゆっくり退屈する暇があって、けっこう苦痛になったりしてしまった。
観劇に、私が求めることはひとつだけ。「こころが動く」こと。
音楽・演技・歌・ダンスetc、上手下手(じょうずへた、です。かみてしもてじゃなくて!)に関係なく、
私のどこかを揺り動かしてくれればそれでいい。
その意味で、「キャンディード」は、動かしてくれなかった。
ただ石井さんの必死の頑張りに感動しただけでした。
石井さんが、農夫の夫婦が出してくれた一杯のジュースを前に、
「ありがとうございます」と言う、あの言い方にだけ、2回とも、心が震えました。

貧乏さんの感想を読んで、わかりました。なぜ退屈だったのか。
「小さくなってしまった」のね。想像の翼を奪われて、壮大なはずの物語が、
ミニチュアのドタバタに見えてしまった・・・。
私は貧乏さんの「案その1」に大賛成。
バックの地球がゆっくりと動いて、それぞれの場所を感じさせて、
ちゃちな船なんかじゃなくて、光と音で海の嵐を感じさせて、
ウェストフェリアの広い野へと戻って行く・・・。
あぁ、それだったらきっと、音楽が想像を助けてくれることでしょう。
だって、お手軽ミニチュアを出してこられると、
音楽まで、テーマパークのアトラクションのBGMに聞こえてしまうもの。

勿論これは、あくまで「私にとって・・・」であって、
熱狂的に感動なさった方も多いと聞いています。
この公演が、意欲的な挑戦だったことは確かなので、
再挑戦の価値はある、と思いますけれど、
その時は、ぜひ貧乏さんのご意見を参考にしてね!>関係各位。


KIMさんのご意見

キャンディードは石井さんファンの私としては出番も多くって、目がくらんで正しい判断が
難しい作品です。
でも、やっぱり巷で「成功」と言っているのには、どうかな?と思っていたのです。
劇場アンケートにも再演希望とお願いしましたが、それは もっと良くなる可能性が
あると思ったからです。

一番の問題は、あのすばらしい音楽が印象に残らないと思ったことです。
初日に見たときは、バーンスタインも大した事ないと思ってしまいました。
1回のみ観劇した、妹や友人に聞いても同じ感想でした。

私も2回目の観劇時に聞いて「いい音楽じゃない。」と気がついたのです。
普通は1回のみの観劇じゃないですか、「成功」と言っているのは、出演者と
何回も観劇した人達なんだと思います。
演出というより、レミゼさんも言っていたように、出演者が多くって、バタバタ動きすぎが
原因じゃないかと思います。

歌はオペラ組みとのハーモニィが、やはり今いち。
1幕最後の 石井さんが「あ〜あ あ あ あ〜」と歌うところ、嫌いでした。

一番好きな場面は、王様の場面。
ロマンティック。神様さからの啓示を受ける場面。と考えています。

グネコンデは 増田さん1回、鵜木さん1回、日紫木さん4回 のうち、容姿は増田さんが
イメージどうり。鵜木さんは、ともすれば嫌われるグネコンドをかわいらしく、納得させる演技でした。
日紫木さんは、年齢もちと上ぽっかったし、初日は歌うとき口が曲がってしまっていて、とても気に
なりましたが、千秋楽に近づくにつれて凄く良くなっていました。だんだんかわいらしくなってきたし。
声量も上がって、楽の日は2回公演でしたが、どうどうの歌いっぷりでした。

※メールでいただいたので貧乏の一存で、多少カットした部分(私への呼びかけとか)があります。ご了承ください。