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 とある日の夜。メッセンジャーで話していたとある二人の会話の一部……。

人形:むむむ!
がってん:どうした?
人形:今、君と将来への日本経済の話をしていたら、急にセッションをやりたくなってきた。
がってん:どーゆーシナプスしてんだよ?
人形:ってなわけでやろう。
がってん:今(夜の)十一時半だぞ? メンバーいないだろ。
人形
:大丈夫(ぴっぽっぱっ♪) あー、おれおれ。うん? そうそう。できる? 出来ない? あっはっはっ♪ そんなこと言ったら小指の爪を一分一ミリのスピードでじわりと抉るぞぅ♪
がってん:めちゃめちゃ物騒な会話するんじゃねーよ……。
人形:(ぴっ)おっけーだそうだ。
がってん:まじかよ!?
人形
:ほんじゃセッションルームで待っててくれ。
がってん:ホントかよ……



がってん/ヴォルト:ってわけで来てみたが……ほんとにやるのか?
人形/GM:らっしゃい。
なはる/ノエル:突然すぎですよぅ……じゅんびしないとぉ(そう言ってミルクティー製作 )
GM:ま、シナリオ次第っつーことで(笑)
ヴォルト:やれやれ。ま、来週の仕事の準備運動がてらやらせてもらうさ。
GM:あとはみんとさん辺りが来るはずなんだけど……。
みんと/ジョイ:ちっす! 何…突然やるんだって?(笑)
GM:やるよー。時間無いからさっそく始めるなー(笑)
ヴォルト:しっかし俺にノエルにジョイか……色気のない所帯だな。もっとこう……いやいや。



GM:さて、いつもの昼下がり。君達はいつものように銀の月灯り亭でのんびりくだ巻いてると、この宿のおかみさんであるトリニータさんが君達にお茶を運びつつ話しかけてくるね。

GM/トリニータ:「悪いんだけどさ、宿賃の集金を頼めないかね?」
ヴォルト:集金? おいおい、俺たちの職業知ってるだろ?
GM/トリニータ:「そりゃーこの宿の女将をやってるんだ。それくらいおバカなあたしでも知ってるよ」
ノエル:ふえ……えっと、しゅうきんですかぁ?
GM/トリニータ:「そーそ。悪いけど頼めないかねぇ?」

GM:この宿は一泊するごとに支払う方法もあれば、中には月極めで長期契約してる人もいるわけね。んで、そういった人たちは毎月月末に宿賃を支払うんだけど……そこはそれ、冒険者の宿屋だから一朝一夕にはいかないと。



ノエル:え……っと、その……ボクはいいですけど〜……(と言って二人の方を見る)
GM/トリニータ:「たぶん、あんた(ヴォルト)くらいのガタイがないと無理だからさ。今日は亭主もいないし」
ヴォルト:そりゃそうだけどさ。俺のガタイを見て、取立屋かなんかと勘違いしてるのかと思ったんだ(笑)
GM/トリニータ:「思ってないわよ(笑)」
ジョイ:はっは☆ ありえる話だな、そりゃ(笑)
ヴォルト:ほっとけよ。どうせ俺は魔法士らしくないガタイしてるさ。
GM/トリニータ:「まーまー。どーお? 引き受けてくれるなら、今夜の晩御飯は豪勢にしちゃうけど?」
ノエル:……はぁ……(サイフの中身を眺めつつ)……ボク、小食だからなぁ……いっぱい食べられたらなぁ(おちこみ)
GM/トリニータ
:「まーまー。今度主人に言って、ワリの良い仕事が入ったら紹介してあげるさね」
ノエル:あ、あの……ありがとうございます(子供の笑顔)

ヴォルト:ついでに、キャシーちゃんとのデート券でもつけてくれたらはりきっちまうんだけどな(笑) それでいいよ。
GM/トリニータ:「あの子にアプローチしたいんだったら、自力でがんばんなっ! あっはっはっ!」
ジョイ:カーリーじゃなくてキャシー狙いか……こいつ、できるな……。
ヴォルト:(ぼそっと)俺の年だと、カーリーはぼちぼち犯罪なんだよ。

 カーリー(18歳)にキャシー(23歳)は、この『銀の月灯り亭』のウェイトレス&メイドサーバントをする看板娘の二人です。ちなみにヴォルトは28歳。なるほど……。

GM/トリニータ:「毎月集金時に渋るお客さんはね……203号室キャラレインさん。301号室ゲイ・ルズーさん。んで4階の特別室のクレリオンさんかね。頼んだよー」
ジョイ:へぇ〜4階に特別室なんてあんのね、見た事もねーわ。そん中……。
GM:ま、今で言えばスイートルームってなところかな。
ノエル:はぁ……大変そうだなぁ……。
ヴォルト:んで、その3人はどんなやつらなんだ? 職業とか、だいたいのレベルとか……。

GM/トリニータ:「キャラレインさんはフォーチュン・テラーらしいね。いっつもカルティルト通り辺りで路上占いをやってるよ。精霊使いとしての能力も高いって噂だね。ゲイ・スルーさんは夜働いてらっしゃるけど……ま、お仕事は秘密にしとこうかね。
いっつも夜明けくらいに帰ってきてるよ。クレリオンさんは良く分からないねー。いっつもなにをしているのやら」

ヴォルト
:特別室に泊まるくらいの上客なんだろ? ……ああ、だから余計に詮索できないのか。
GM/トリニータ:「ほんじゃ、頼んだよー」
GM:そう言って、トリニータさんは厨房に戻っていきました。
ノエル:あ……頼まれちゃった……(汗
ジョイ:ま、いつもお世話になってます……ってとこだからな☆ 借りがあるしよ。
ヴォルト:(ぽりぽり)しゃあない、豪勢な晩メシにつられてやるか。
ジョイ:そんじゃ、ちゃっちゃと済ますか。2階のヤツんとこからいこーぜ……(のろのろ)


NPCデータセクション
■トリニータ・シャザリオン(人間,54歳,女)
 器用度16(+2),12敏捷度(+2),12知力(+2),14筋力(+2)
 生命力13(+2),16精神力(+2)
 冒険者技能 コック4、マーチャント3
 冒険者レベル0
 生命力抵抗0,精神力抵抗0
 武器:なし
 盾:なし
 防具:なし
 魔法:なし
 言語:
 (会話)共通語
 (読解)共通語
 銀の月灯り亭の女将さん。明るく朗らかで豪快。冒険者達からは「おっかさん」という愛称で慕われている。



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