7月16日(日)〜23日(日)
   
「ニュージーランド視察研修-見る・聴く・知る 8日間の旅-」
                  2006年夏
7月16日(日)曇りのち小雨

 午後4時15分成田国際航空第2ターミナルDカウンター前に13人のメンバーが集合した。
 チェックインを済ませ、身軽になった私たちは同じターミナルの2階にあるB5VIP室に移動。
 この部屋は今回の旅行をお願いしたブルーパシフィックツアーズ東日本支店長が用意して
 くれたもの、その心づかいに感謝。

 出国手続きまで、自己紹介等で時間を過ごす。

 出国手続きを済ませ、搭乗ゲートまで移動、約30分前に搭乗した。ニュージーランド航空
 90便は777−200ERという最新鋭の機種、席の配置が横に3席−3席−3席だった。
 真ん中が3席なのは有り難い。各座席の背の裏には、オンデマンドシステムによるテレビ
 画面がはめ込んであり、映画・ゲーム・旅行情報などを楽しむことができる。 オークランド
 国際空港まで約11時間を過ごすためには便利なシステムだ。

 離陸後、暫くして飲物のサービスが始まった。ニュージーランド航空では、エコノミー症候群
 対策のため、飲物のサービスを頻繁に実施している。そのせいか座席数の割にはトイレの
 数が多い。

 飲物のサービスが一段落して、今度は夕食のサービス、食べ物の量は控えめであったが、
 これもニュージーランド航空の考えによるものだ。しかし大食漢は辛いかもしれない。

 夕食後は、映画を観たり、ゲームをしたりして眠りについた。

7月17日(月)晴れ


 飲物と朝食サービスが終わり、しばらくして機長のアナウンスでオークランド国際航空には
 ほぼ予定時刻に到着すること、オークランドの気温が摂氏15度程であることがわかった。
 それぞれに身支度をしているとオークランドが見えてきた。

 ニュージーランドは自国の産物や自然を保護するため、入国時の検疫のチェックが厳しく、
 ほとんどの食べ物の持ち込みができない。13人中11名はすんなりと入国できたが、
 2名はバゲージを開けられた。

 到着ロビーでガイドとコーディネーター一家と合流、コーディネーターとは何度も電話で打ち
 合わせしたので初めて会うような気がしなかったが、参加者は始めてのご対面!にこやか
 に挨拶を交わしていた。

 オークランド市内観光のためバスに乗り込んだ。13名とコーディネーター一家の3名で16
 名なのに大型バスが用意されていた。しかし大型は楽で嬉しい。

 オークランド交際空港から市街までは約40分ほど、日本車が多いせいか、外国にいる感じ
 はあまりしなかった。

 まずマウントイーデンの展望台から、オークランド市街を見回した。ニュージーランドは南半
 球のため、日本とは季節が反対、7月は真冬にあたる。初めて冬なんだと実感した。

 マウントイーデンからオークランドドメイン内にあるウィンターガーデンに向かう途中にオーク
 ランド博物館が見えた。 ウィンターガーデンを見学した後、パーネル・タマキドライブを廻る
 予定だったが、皆さんの希望で急遽オークランド博物館を見学することにした。

 オークランド博物館を全館見るには一日かかるような大きな所だったので企画の段階では
 あえて省いていた。皆さんの希望で急に訪れることになったため、45分ほどしか時間が取
 れず、ほんの一部の見学となったが、参加者は建国当初の歴史が解り満足したようだ。

 オークランド博物館見学後、パーネルを車窓から見て、昼食を摂るため海の側のレストラン
 に向かった。ニュージーランドにおける初めての食事である。ニュージーランドは、マオリの
 あと、イギリスを中心したヨーロッパ人が入植した関係で、マオリの伝統的な料理と西洋料
 理が融合した「パシフィック・リム料理」が生まれた。まさにパシフィック・リム料理との出会
 いであった。クラムチャウダー、手長エビのボイルと白身魚のグリルがメインだった。

 昼食後ホテルにチェックイン、ホテルはオークランドのシンボル、スカイタワーの近くのヘリ
 テージホテル、インテリアは木目を基調にした落ち着いた雰囲気があり、部屋によっては、
 簡単なキッチンがついていた。

 午後は、オークランドのグレイリンというところにあるオークランド女性センターに向かった。
 活動内容等の説明や質疑応答で約一時間の訪問だった。訪問内容の詳細は報告集に
 掲載するため、ここでは省略する。

 視察研修後、ホテルへ戻り、あとは自由行動。

                                   (8/9UP)3日目に続く